「金の国 水の国」観てきました。

　予告を何度も劇場で見て気になっていたので、公開初週に早速鑑賞しました。大人の観客ばかり。中高生はいなかったような…？？

　過去何度も戦争で多くの血が流されたという歴史設定の割に、全体が殺伐としていないのはさすが少女マンガ原作というか。戦い争うのではなく、水路を開き国交を結ぶという平和的な解決に持っていこうとする流れは、自分が常日頃目にしているダークファンタジー系の作品とは正反対、少々違和感ありつつも、心の温まる思いがしましたね。

　ナヤンバヤルの知恵はなかなか大したものだし、サーラのいざという時の勇気にはヒロインらしい凛々しさが。どちらもイケメン、美女でないビジュアルなのも良かったです。

　作画含めた映像がとにかく美しく、背景は特に素晴らしいものでした。TVアニメだと時に雑だったり、写真をまるっとトレースした時短美術が気になったりするのですが、今作は丁寧な仕事を感じました。

　メインキャストのお二人は、ストーリー開始早々の違和感が時間と共に気にならなくなる作中での上達ぶり。周りを固めるキャストも抑え目(アニメ声でないという意味の)にして全体のバランスをとっていたように思います。良い感じ。

　ただ、全体にはとても地味(汗)。まぁバトルシーンほとんど無い(血が流れない)、ナヤンが武闘派でない(爆)から致し方無いんですけどね。アクション自体もおおっ！という見た目の派手さはあまり無かったし。例えば絶賛ヒット中のBIG2な作品達比べると人気的には…。それがまた良さではあります。

　自分的には、ひとつだけ、右大臣が罪に問われない裁かれないのはちょっと納得出来なく、モヤモヤが残りました。あ、赦されるんだ、と…(汗)。やっぱ、ダーク作品の観過ぎなのでしょうか(大汗)

「フラッグ・デイ 父を想う日」観てきました。

　1月18日、サービスデイだったせいか、10人くらいは席が埋まっておりました。自分はシニア割対象になったよ～記念のつもりでしたが(爆)。

　そもそもフラッグ・デイという記念日があることを知らないし、監督・主演の方が有名な俳優さんとは知らなくて(汗)。映画評論家？コメンテーター？のコトブキツカサさんがお勧めされている映画と言うだけで観た訳です(大汗)

　普段、セリフ＝ながーいモノローグ(もしくは説明解説)が跋扈するアニメや漫画を目にしていると、今作のように映像演出であったり俳優の表情であったり観る側が読み解いていく内容はとても新鮮で刺激的に映ります。16ミリフィルムの70年代映像とか生っぽくてリアリティがある。

　最終的に犯罪者へと堕ちていく父親への情に激しく揺れ動き、自分もまた自分の道を定められずに揺れる娘の変化の記録が丁寧で感情移入してしまいます。合わせて光に満ちたと見えるアメリカ巨大化の影がどれだけ色濃いかも伝わってきました。

　日本にも不器用にしか生きられない父親と子どもの関係を描いた映画は多くあると思います。それらと洋画で扱っている親子関係は、互いを想い合う「愛」というものの考え方が違うんですよね。国民性の差なのかな。ファミリーと家族の違い？うーん、難しい。

「四畳半タイムマシンブルース」観てきました。

　1月14日、高速道使い、少し離れたシネコンまでダンナと二人で出かけ観てきました。主要映画館では9月末の公開、わが県にはその時は無く、すっかり諦めていたのですが…他市ではあるものの行ける範囲内にて上映されると知り、いてもたってもいられず駆け付けた感じです(汗)。同志と思われる方もちらほらいて、待っていた人は自分だけじゃなかったんだと何だか嬉しくなりました。

　原作小説既読にてオチは知っていても、懐かしい面々のくだらないドタバタに笑ったりほっこりしたり、本当に楽しかった！！

　明石さんめっちゃ可愛い。城ケ崎氏の泥まみれには爆笑した！小津は相も変わらず気持ち悪い(誉め言葉)。「私」の超スピードモノローグいいね！！

　これは何度も観たい作品。もうワンチャンス(配信含め)あるといいなぁ。

「THE FIRST SLAM DUNK」観てきました。

　1月9日、あらかじめWeb予約して観に行きました。席少な目(130席くらい)とはいえ、家族連れを中心にほぼ満席、すごいですねぇ！

　自分はスラダンどストライク世代より上なせいか、単純に好みのせいか世間ほどこの新作についての熱量はそれほど高くなく(キャスト変更も時代に合わせてのことと理解)、当初は鑑賞予定もありませんでした。しかし、口コミ(SNSやラジオ)での評判を頻繁に見て、観てみるか！と。

　一応当時のTVアニメは子育てが忙しかった為流し見程度、原作は途中まで雑誌立ち読み(懐かしいワード)した程度の知識。今作の山王工業高校との試合は全然内容も知りませんでした(最後のシーンの名セリフだけは知ってる/汗)。

　まさかこんなに熱い試合内容、展開だったとは！アニメ映像も良く動いていて迫力満点。普通に試合を観戦しているような気持ちになりました。合間にリョータの家族にまつわるドラマあり、花道たち湘北メンバーのここに至る過程の回想あり、しかもうるさすぎない程度の尺が良かった。

　花道のブザービーターカッコよかったなぁ…。あんなに傷だらけになっても(選手生命が…というところが泣かせる)、リバウンドに食らいつく姿にしびれた！世の男子(そして女子)たちから世代を超え読み継がれる名作といわれる訳ですね。すっごく遅くなったけど理解出来ました(本当に遅い/大汗)




　

Stray (PS4、DL版)。ZUCKが群がってきてこわいです(汗)

　アクション謎解きADV？ネコを操作し、世界に起こったことを解き明かすゲームなのかな。リリース時の評判がとても高かったので始めてみました。

　アクション自体、ナイトメアなどに比べると全然難易度易し目(とか言ってダッシュ出来ることに気づかずエレベーターのとこで何度も死んでた/爆)。

　しかし、依頼されたアイテムを探すのに苦労(汗)。例えばロボットたちのスラムは入り組んでおり迷路のようで情報に頼らないと見つけられないものやギミックがあります。前半は自力で頑張っていたんですが、トロフィーの為のメモリーは調べないとなかなか(汗)

　ネコよりロボットのB-12のほうが可愛いぞ～と思いつつ、こつこつ進めています。

　わらわら襲ってくるZUCKでしたっけ…あいつらのぐにゅぐにゅ言ってる音とコントローラーから伝わってくる振動がえぐい…(冷汗)