レコーダー録画鑑賞「人造人間キカイダー THE ANIMATION」。

　毎週録画を切らずにいたらいつの間にか溜まっていたという簡単な理由で見始めました(おい)。元々実写版のキカイダーリアル世代ですし(歳が分かる/汗)。

　お話は実写版とおおまかには同じ流れでしたが、子ども向けだった実写版と違い、石ノ森作品らしく、人外の存在である事に悩み苦しむキカイダー＝ジローと、そんな彼を最初拒絶しやがて理解、愛情を抱いていくミツコの心の変化を丹念に追っていました。こういうテーマは自分の萌え属性なので、後半は特に熱心に見てました。

　ただちょっと気になったのは絵柄。この作品が作られたのが9年前っていう事に加え、原作に忠実なキャラクターデザインなので、今主流になっているものとかなり違います。どうしてもその点が気になって完全に萌え切れなかったです。でも逆に言うと石ノ森テイスト溢れる作品でした。コミックスそのままの絵というのも実際描くとなると難しいと思うので。

　キャストさんは放映当時旬の方を中心に、かなり豪華でした！特撮大好きな智一君が主人公ジロー役というのも感慨深かったり。あと、ゲストで意外な方が出ていたりと楽しかった！1話だけの名前ないキャラに鈴村君がいたのには驚きました。9年前といえばまだ若手だった頃ですよね…しみじみ。