辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

「機材費」をクライアントさんに求めるのは、悪なのだろうかと考える。

2016-11-11 06:15:06 | 撮影機材
まぁ、製作費によると思うし、作り手の考えで
十人十色であると思う。

あくまでも自分の場合だけど、
長期にわたってコンスタントに仕事をいただけるのであれば
1回の金額は小さいけれど、年間の合計金額を
踏まえて、きっちり機材費を計上しなくても大丈夫である。

逆に、単発だけど広告代理店さんなど
BtoBであれば機材費の理解もあり計上できる。

そんななか、発注が一般の人、つまり、お稽古事の先生とかであると
どうやって採算をとるかが課題で、
単純に50万円の製作費で、カメラの台数と配布するDVDの枚数、
DVDを収めるケースのデザインや仕様も変わってくる。

まぁ、一般の人は大抵、上限以上のことを求めてくることが常なので
私が手がける場合、全体の予算とは別に撮影や編集に於ける
機材費、編集費を負担していただくことが多い。

でも、年々、そんな計上も難しいのが現状であり
かつ、DVDやブルーレイの枚数を増やしたいのが
ひしひしと伝わる。

と、なると撮影や編集のクオリティーより
総合的な完成度は低くても、派手さのあるビデオ撮影と編集が好まれる。

機材も、民生機で台数を重視する感じ、
カメラアングルで変化をつける感じかなぁ。。。

まぁ、民生機も安くはなく
最低でも15万円から20万円程度のカメラを使って
撮影したいが、それもままならないのが現状で、
私の案件では、20万円の民生機を3台よりも、
2万円の普及期タイプを6台入れて
お遊戯会や吹奏楽を撮ったほうが喜ばれる。

そんな案件が多いなか、
方向性でもあるけど、ビデオ屋が手がけてこなかった
安価な仕事をさらに安価で対応すべく
考えていきたいと思う。

もちろん、それを専門にすることではなく、
仕事の幅として、実績を増やすという感じであります。

プリンターインク顔料と染料、モニターのカラーマネージメントとか、こだわって印刷する。

2016-11-11 05:40:40 | パソコン
キャノンのプロ向けプリンターの話

顔料と染料のインクはお互い相反しているが
特徴がそれぞれあり、自分の作風がどちらに向いているか
サンプルを見ながら考える

話題はこちらをクリック

まぁ、コンシューマー向けのMG6330を使用している。

5色タイプのプリンターで、
黒が顔料、それ以外が染料となつている。

自分としては、かっちりした輪郭が好みであるが、
人肌は適度にグラデーションが必要と感じる。

だから、キャノンのProシリーズで言うなら、
染料8色タイプの「100S」が、いいかなぁーなんて思う。

そして、プリンター以上に
写真の色味を見る環境も重要で、今はどちらかというと
ビデオ編集向けなモニターの調整をしている。

厳密に言うと、そんな環境で写真を見ると
写真がアンダーに感じることが多く、撮影時にオーバー気味にとることが
多かったが、ここ2年くらいは、その違いを頭の中で
感じつつ撮影しているので、編集 現像段階でも
支障が無いていでに撮影できるようになっている。

あわせて、色味もモニターと実際の色が違う
まぁ、この差をいかに小さくするかだが
何十万もするモニターを買うほどのレベルでは無いので
その辺りは調整でまかない、
好みの色はプリンターで何度か印刷してみて
好みに仕上げるようにする。

デジタルデータとしてスマホやパソコンで見ることも多いなか、
あえて、大きなサイズでプリントアウトしてみる写真も
需要があるので、プリンターにもこだわってみたいところだ。

顔料と染料 同じメーカーでもどちらかを選べる
便利な時代になったのと同時に、さらに両方のいいとこ取りを
できる技術に驚く。