検索から、監視が始まる。
漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品 最長1200枚
岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」
五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」
渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」
大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」
井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」
渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」
永嶋丈は語る。「本当の英雄になってみたかった」
図書館で返却ぎりぎりだったのですが・・・面白かったので・・・夢中で強行突破しました(○ ̄∀ ̄)ノぁぃ
「勇気はあるか?」
「勇気は実家に忘れてきました~~」
という力が抜けるような会話がいかにも!!伊坂ワールドなんですね
拷問とかのむごたらしい場面が多くて、どうなってるの?と思いつつも不謹慎に笑えてきたりして・・・
ところどころで大笑いしてしまうんです,、'`,、 (´∀`) ,、'`,、
自分の中の人間性を改めて、「マジですか?」と問いたくなりました
ゴールデンスランバーと同時期に書かれた作品で「魔王」の50年後の世界という設定だそうです。
ゴールデンスランバーを読めなかったので、モダンタイムスは必ず読もうと思ってました・・・
ゴールデンスランバーの方が評価はいいですが・・・(あとで読んでみます)
主人公渡辺拓海の奥さんの佳代子に始めは不審感を抱いていたのに次第に・・・頼りになり、大好きになっていくようにしむける伊坂さんの力量・・・(∩´∀`)∩スンバラスィ♪
ほんとに読みやすくて、達成感に浸れるんです・・・伊坂作品・・・