NHKテレビで第37回思い出のメロディを観て少し驚いた。
http://www.nhk.or.jp/omoide/
フォークソングのコーナーで、ジローズの「戦争を知らない子供たち」に続いてあのねのねの「赤とんぼの唄」が流れたが、今の時点で「歌になっている」のはあのねのねの方だった。
ジローズは杉田二郎の声が出なくなりハーモニーが元聞いたみずみずしさがなく、あやうい初老期の足取りになっているし、歌詞そのものがこのご時勢に「戦争を知らない子供たち」と言い放つ無邪気さ加減が、だから日本がだめになる、と思わせる。
それに比べたら「赤とんぼの羽を取ったら油虫」の方が、理にかなっている。知ってか知らずにか、清水と原田の二人のほうが堂々としている。ように見えるだけかもしれないが。
戦争を知らない子供たちには間違いないが、今はビールのつまみに柿の種をほうばる俗なおやじでしかないのか、と思った。思い出の中だけでいいメロディもあるかも。
http://www.nhk.or.jp/omoide/
フォークソングのコーナーで、ジローズの「戦争を知らない子供たち」に続いてあのねのねの「赤とんぼの唄」が流れたが、今の時点で「歌になっている」のはあのねのねの方だった。
ジローズは杉田二郎の声が出なくなりハーモニーが元聞いたみずみずしさがなく、あやうい初老期の足取りになっているし、歌詞そのものがこのご時勢に「戦争を知らない子供たち」と言い放つ無邪気さ加減が、だから日本がだめになる、と思わせる。
それに比べたら「赤とんぼの羽を取ったら油虫」の方が、理にかなっている。知ってか知らずにか、清水と原田の二人のほうが堂々としている。ように見えるだけかもしれないが。
戦争を知らない子供たちには間違いないが、今はビールのつまみに柿の種をほうばる俗なおやじでしかないのか、と思った。思い出の中だけでいいメロディもあるかも。