よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

20141108_三谷観音行き詰まり

2014年11月08日 | 雑事万端
20141108_三谷観音行き詰まり


土曜、高曇り、自転車。

高知市北部環状線、目の前をバシッとウエアを着こんだ人が、
金谷川を北に向かうのを見て、フラフラとついていくが、途中で見失う。

なんとなく、北山を越えるルートがあるつもりで、どんどん進むが、
坂がきつくて、自転車をついて歩き始める。

全然案内の地図などないまま登り続け、
やっと「北山ハイキングコース」の地図看板に出会う。

谷干城の晩年の別邸があった三谷観音下を目指す。

見晴らしの良い場所から、高知市街を見下ろした後、
カーブを曲がると集落があり、畑仕事をしている人がある。

「道がつえちゅうき(地滑りして)、先は歩きでも通れんで。」
へえ、向かいの山も滑って、地肌がむき出しに。

振り返ると、山と山にはさまれたV字谷の風景の先に、
高知市街下知、五台山、東孕と西孕の間が見渡せる。

三谷観音に登る。

ミニ西国三十三番札所の小さいお堂があり、
きれいに花が供えられている。
地元の信心の深さ。

三谷寺の境内に入ると、
どこかで同じ雰囲気を感じた既視感を感じた。
夜須町の長谷寺か。

違うのは、なぜか古い自動車が放置されている。
ナンバーがついたまま。

車のない昔には、たくさんの人が訪れたのに、
人が来なくなった今、なんで車が取り残されているのか、、、。

雲の上はいつも青空、
という歌の文句があるが、
雲の下は、もしかして土砂降り。

来た道を引き返す。