マスクとワクチンは自己犠牲の精神…? コロナ騒動で分かった「日本人の残念すぎる性根」
あやふやな「仮説」を撤回しない専門家たち
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さて、ここからは「ゼロコロナ」という無理筋な野望を抱く「専門家」と、コロナ対策を徹底すれば支持率が上がると考える政治家について述べよう。彼らの発言が網羅された記事タイトルおよび、発言を振り返る。
彼らの拠り所は兎にも角にも「人流を減らす」「飲食店を時短営業にする」「酒を提供しない」「イベントはしない、やっても無観客で」にあった。
つまり緊急事態宣言とまん延防止等重点措置こそがコロナ撲滅の切り札だと考えていたのだ。
だが、「第5波」を振り返ってみると、緊急事態宣言下でも陽性者は激増し、その後、原因もよく分からないまま終息したのである。
厚労省専門家組織「一部地域ではリバウンド兆候も」疫学調査徹底求める(TBS NEWS 10/20) →〈(厚生労働省アドバイザリーボード 脇田隆字座長)は第6波の感染拡大を早期に掴んで抑え込むため、感染者の濃厚接触者を特定してPCR検査を徹底することが重要だと呼びかけました 〉
小坂健教授 新規コロナ感染者の激減要因問われ「専門家の中でも議論は尽きないといったところです」(スポニチアネックス 10/20) →〈(元国立感染症研究所主任研究官で厚生労働省クラスター対策班メンバーの東北大大学院・小坂健教授)は「いろいろな説は出尽くしているので、逆にこれから新しい説ができるってことではなくて、
やっぱり人の行動とかワクチンっていうのは主たる原因じゃないかとは言われているんですけどね。
必ずしも専門家の中でも議論は尽きないといったところです」〉
そして枝野幸男・立憲民主党代表は選挙演説でこう述べた。
〈 せっかく感染者が減ってきたんだから、ここで大規模に国の金で、1人感染者がいたら、その回りに500人、1000人、今ならば検査することができる。
そうすれば症状のない感染者を見つけ出して、そこからの広がりを止めて、感染者を抑え込むことができる 〉
(毎日新聞 10/19) ここでは脇田・小坂・枝野3氏の意見についてツッコミを入れてみる。
まず、脇田氏は「PCR検査を徹底することが重要」と言ったが、これはもう2020年5月の議論である。
検査数を増やして陽性者を増やすことで保健所がパンクする。
しかも日本のCt値は「40」でとんでもなく高い。
たまたま陽性反応が出た者でさえ隔離し、濃厚接触者追跡をするのはもはや2021年10月の話ではない。
2020年5月で終わるべき議論を「専門家様」がまだ言っている。
小坂氏は「専門家の間でも議論は尽きない」と言いつつ、結局「人の行動とかワクチンっていうのは主たる原因」と言った。
この2人の発言は大問題である。理由は「専門家は仮説を一切撤回しない」ということを白状しているからである。
「第5波」では、人流はもはや関係がないことが明白になった。
この夏、東京をはじめとした大都市は人流だらけだったではないか! もはや「緊急事態宣言」が「日常」になり、人流は全く減らなかった。
人々は外に出て遊びまくった。これまでの「PCR検査が大事」「人流が悪い」「ワクチンは素晴らしい」という定説に従って後付けで様々なこじつけをしているだけなのだ。
もう、1年9ヵ月もこんな騒動をやってきたのだから「よく分からない」が結論でいいのではなかろうか。
「もしまたヤバい状態になったコロナ感染者を全力で治療する」でよくないか?
なぜ、ピンピン元気な人々や重症化しない若者・子供たちも含めた社会全体の行動制限をする権限をあなた方は持っているのか。
もう陽性者差別をやめ、感染症の分類を5類に落とせばいいではないか。
「コロナですね」「あぁ、そうですか」「お薬出しときますね」でいいのだ。
そして、こうも主張したい。あなた方みたいな高齢者の数年と若者・子供の数年の意味は全然違うんだよ!
コロナは永遠に「未知のヤバ過ぎる殺人ウイルス」
陽性率が1%台で、しかも陽性者の致死率も1%台。
この程度のウイルスに全国民が付き合わされたのがこの1年9ヵ月のコロナ騒動である。
もちろん、初期の「未知のウイルス」段階では緊急事態宣言も自粛も仕方なかったと思う。
だが、2020年の夏段階では「そこまでヤバくないのでは……」は明確に分かっていたはずだ。
それなのに、専門家・メディア・政治家は過去の自身の発言を正当化するために、前言撤回ができない。
永遠に「未知のウイルス」「ヤバ過ぎる殺人ウイルス」「対策が大事」「マスクは常にしろ」「ワクチンを打つことが重要」を言い続けるしかなくなったのだ。
彼らは陽性者が増えている時は「人流が悪い」「酒が悪い」「夜の街が悪い」「若者が悪い」「人々の気の緩みが悪い」と言う。そして、第5波の後、陽性者が激減した後はこんな言い方をした。
・第5波の際、陽性者が激増したから人々の気が引き締まった
・ワクチンの効果が出た ・マスクをピタッと着けるようになった(「マスクはパンツ」「マスクにはワクチンと同程度の効果がある」
発言で知られる日本医科大学特任教授・北村義浩氏の名言)
・気が引き締まった結果、感染対策に努力した ・夜の若者の人流が減った
国際医療福祉大学大学院医学研究科・教授の松本哲哉氏に至っては、減ったことについて「不自然」と『サンデーモーニング』(TBS系)で言い放つ始末。
増える理由については持論を言えるのに、夏の間、さほど人流が減っていないにもかかわらず陽性者が大幅に減った場合は困惑するのみである。
これのどこが「専門家」なのだ!
松本氏は6月14日、「6月20日の緊急事態宣言解除期限迫る」という段階のNHKのニュースで「東京209人減少傾向も 7日間平均では…」というコーナーで「人の出方も増えて滞留人口も夜間が多くなりいつ(感染者が)増えてもおかしくない」「東京都であれば(リバウンド防止には)1日100人ぐらいが多くの目安だと思う」と語っていた。
この「100人」には一切の根拠はない。
第5波の後、東京では「17人」(10月25日発表)になったが、いまだに多くの専門家はリバウンドと冬の第6波への懸念を示している。
「専門家様」はその場しのぎで適当な警告を鳴らし続けているだけなのである。
尾身茂氏が「中央公論」11月号のインタビューで説明したことを以下にまとめてみよう。
長文の中から要素のみを抜き出す。
夏に増加した理由は「夏休み・4連休・お盆・東京五輪」で、五輪が国民の意識に影響を与えたのだという(恐らく気が緩む、お祭りムードになる、ということだろう)。
8月下旬に感染者数が減った理由については、「夜の繁華街の滞留人口を見ると、ワクチン未接種者、つまり、若い人たちの人流が少し下がっています。
若い人たちも重症化するというニュースが流れ、それが若年層の人流抑制に影響したのかもしれません」と述べた。そして急激に減ったことは「良い意味での驚き」とのこと。
尾身氏は「人流と若者が悪い」「根性でウイルスは撃退できる」という当初からの意見をこのインタビューを行った9月13日段階でも変えていない。
「夜の繁華街の滞留人口」と言うが、同氏は福島県いわき市やら、私が住む佐賀県唐津市の夜の繁華街のデータも見たのか?
そもそも「人流」なるものは年齢層まで把握できるのか?
ワクチン接種率84%になったシンガポールは過去最高の陽性者数になっているではないか。
とにかく「中央公論」の尾身氏インタビューは数行に1回ツッコミどころがある類まれなる珍回答の連続で、これを引き出した東大の牧原出教授の手腕は見事と言うほかない。
疑問を呈するテレビ出演者は圧倒的に少数派
人間は誰だって間違える。間違いに気がついたらなら訂正すればいい。
だからこそ、現在、TBSの夕方のニュース「Nスタ」キャスターの井上貴博氏は立派だと思う(もちろん遅すぎだが)。
ついに覚醒した同氏の発言を基にしたネットニュースのタイトルをいくつか紹介する。
〈 東京の新規感染者数17人に井上貴博アナ「ウイルス側に何が起きているのか、解明、分析していただきたい」〉
(10/25 スポーツ報知) 〈 東京の新規感染者数26人に井上貴博アナ「感染状況だけを気にしていても仕方ありません」〉
(10/22 スポーツ報知) 〈「Nスタ」井上貴博アナ コロナ報道「恐怖を強調するのは終わりにすべき」〉
(10/19 デイリースポーツ 〈 東京の新規感染者数57人に井上貴博アナ「私たちもマインドチェンジをしていかなければならない」〉
(10/15 スポーツ報知) 〈 東京の新規感染者数72人に井上貴博アナ「激減を予測できていた専門家はいらっしゃらないような気もします」〉
(10/13 スポーツ報知) 〈「Nスタ」井上貴博アナが反省 感染者激減一因「頑張り」は「根性論や気持ち」〉
(10/7 デイリースポーツ) 〈 東京の新規感染者数激減87人に井上貴博アナ「テレビへの不満が渦巻く今、私たちは反省し変えていきたい」〉
(10/4 スポーツ報知) ここまで言える局アナは井上氏だけである。
この騒動に疑問を呈するテレビ出演者は他にもブラックマヨネーズ・小杉竜一氏と吉田敬氏、辛坊治郎氏、三浦瑠麗氏、古市憲寿氏がいるが、圧倒的に少数派である。
とにかく「コロナは怖い」「感染対策は大事」だけ言っておけばいいと考える無能が多過ぎるのだ。
前出・舘田一博氏は6月11日のNHKのニュース「新規感染 減少続く 懸念も」に対して、こう言った。
「再増加につながる兆候として考えておかなければならない。
人流が増加しているような地域ではまん延防止等重点措置を含めた何らかの対策を取り続けるような 解除後の1ヵ月間は非常に注意しながら対応していかなければならない」 10月の段階で言っている「感染対策を文化に」という慎重論とほぼ同じなのだ。
多数派に立ち向かう「我々界隈」の奮闘
ここまで「コロナは怖すぎます!」派がすさまじき影響力を持つと、私のような「そこまで怖くない」派は、実生活ではこんなことは言えない。
怖がる人から敬遠されるからだ。
そこで助かったのがツイッターの存在だ。
そして、同様の境遇に置かれた「同志」が全国には少数ながら存在したのだ。私は彼らのことを「我々界隈」と呼ぶ。
彼らは日々、メディアを見たり、職場等の意見を聞いて本当に気持ちが凹んだと思う。
そんな中、ツイッターには住む場所も違うが同じことを考える人々がいて安心した。
多分、ツイッターがなかったら多くの「コロナはそこまで怖くない派」はメンタルがやられていたと思うし、最悪の場合、自殺していたと思う。
その点において私はツイッターに感謝している。
その中の一人、「マンポジ」氏は、ビートルズの『Sergent Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のジャケ写をベースとした「コロナ戦犯」パロディを適宜更新し、テレビでよく見る専門家や政治家、メディア人が誰だったかが振り返れるようにしている。
ここからは、彼らの発言をいくつか紹介しよう。本当は何百人も紹介したいところだが、一部のみ紹介する。
『「おっすおらコロナ」と星占いにそう言えば書いてあった』氏はユーモアに溢れた人物である。
〈 増えてる時「マスクとワクチンしてない人のせいだ!」 減ってる時「マスクとワクチンのおかげだ!」
これは冷静に見るととてつもない詐欺だな…舵取ってるやつが縦横無尽に進みたい方向に進めるスタイルで無理ゲーすぎる。〉
〈 第5波の時 「99.9%がマスクしても感染が広がってる? 0.1%のノーマスクが感染を広げてるに決まってるだろ!」
現在 「99.9%がマスクしてるからこれだけ抑えられてるんだ! はははは!」 もういい、もういいよ。
パトラッシュ疲れたろ、僕も疲れたんだ。なんだかとっても眠いんだ、パトラッシュ。〉
「鼻から息が止まらないKAMIYAMA」氏は、鼻マスクをしていた時にそれを咎められたところ、
「鼻から何が出ているか?」と聞いたところ「息が出ています」と言われたことがこのハンドルネームの由来だ。
以下は2021年10月の投稿。
〈 新コロは、医療崩壊するから怖い、葬式もできないから怖い、長い間隔離されるから怖いとか言うけど。
ぜんぶ人間が勝手に決めてそうしてるだけで、コロナ自体の怖さとは関係がないんだよね。
(1年前みたいな投稿w)〉 「茅ケ崎の訪問減薬医」氏はこう述べた。案外医療従事者もツイッターでコロナ騒動を冷静に見ている例が多い。
〈 感染予防効果は不明でも一応重症化予防効果(製薬会社調べ)あるもん打ったなら、おめえらは自分を守れるんだから他人にごちゃごちゃ言う必要ねえのもわからんのか?
マスクしてワクチン打ったら自分はしっかり守られてんだから、黙っとけ 〉 「故郷求めて」氏は、常に冷静にデータを分析する人物だ。
〈 そもそもが、「感染に気づかず泳ぎ回る無症状感染者の存在」さえ無視していれば、これまでの数々の対策は不要だった。
そしてその存在への恐怖こそが、あらゆる差別と偏見の原因だ。
でなければ、例えばなんの症状も訴えず元気に路上飲みしてる人を叩く理由はない。〉
「kitaroupapa」氏は、コロコロ変わった専門家の意見にこう疑問を呈した。
〈 尾身さんの「このウイルスは無症状の人からも感染します」という伝え方で世間がのけぞってしまったのが過剰対策と無対策への差別の始まりで、これが本当に罪深い。
「それはインフルでも肺炎球菌でも同じで、コロナは弱毒だから感染しても無症状の人も多い」という表現に早く改めていくべきでしたよね。〉
大規模イベント(東京五輪・音楽フェス・だんじり等の祭り)があると「これで人が死んだらどうするんだ!」と発狂する人々に対して「野中しんすけ@ただの看護師」氏はこう述べた。
〈 今、この感染状況になって振り返りたい。奈良県知事が緊急宣言を拒否したり、フジロックなどのフェスの開催を騒ぎ立てたが“何一つマイナスな影響はなかった”ってこと。。
騒ぐだけ騒ぎ立てて、何も影響がなかったらスルーする。このような事を繰り返し、し続けてるメディ含む専門家の罪は大きい 〉
一方、我々とは考え方が異なる都民ファーストの会の都議・おじま紘平氏は「マスクせずワクチン接種していない人間で何もなかったのは両方した人間に守られているためであり、
感謝すべきである」(意訳)とツイートした。
完全に我々を社会害悪と捉えている。
あとは「あなた達、反ワク、ノーマスクがいるから、こんだけガードしてるんですよ」というツイートに対し、
「どこかのP」氏は〈 1%いるかも分からないノーマスクがそんなにとんでもなく広めてる設定の中で生きているんですか サバイバル生活って大変ですね 〉とマスク信者を論破した。
様々な専門家のメディア発言を網羅している「あーぁ」氏はこうだ。10月21日のツイートである。
〈 専門家は今感染が激減してるのは「日本人がちゃんとマスクをつけてるから」と言い張るがデルタ株で感染拡大してた時も95%以上マスクしてた事をもう忘れたのか。
こんなテキトーな妄言を繰り返すなら誰かが言ってたけど専門家はもうこれから何を言う時も必ず語尾に「知らんけど」をつけてほしい 〉
これらのツイートはいずれも納得性が私には高い。
ただ、コロナを過度に恐れる人にとっては暴言とも取れるだろう。
だが、結局「コロナはヤバ過ぎるウイルス」という設定を崩せなくなった専門家・メディア・政治家によりあなたはまだ洗脳されている状態なのだ。
いい加減に目を覚ませ。お前らが日本復興の足を引っ張っているのだ。
もう、「マスクとワクチンが素晴らしい」という設定はいい加減やめてはいかがか?
「マスク・ワクチンのおかげ」では説明できない
ウイルスという自然の力を、人間が完全にコントロールすることなど無理な話だ。運悪く感染し、発症したら医者に治してもらえばいいだけであり、メディアが連日報じる必要はない。
こんな記事もある。
〈 12人感染北海道 2日連続前週下回る…「特養」のクラスター9割が“ワクチン接種済み” 無症状で拡大か 〉
希望する高齢者の大多数がワクチンを2回打っているにもかかわらず、高齢者施設では相変わらずクラスターが発生している。
ワクチン万能論者はこれをどう説明するのだろうか?
現在ドイツでは陽性者が激増している。
その理由として「未接種者の感染が増えている」が挙げられている。
だが、今年11月4日は35662人、昨年の同日は20228人。昨年の接種率は0%で今は67%。分析があまりにも適当である。
結局、コロナ騒動は「マスク・ワクチンは万能」主義者と「マスクってただの布じゃねーの?
ワクチンはやりたいヤツがやればいいんじゃねーの?」主義者の思想の争いの話であって、科学などではまったくないのである。
そして「マスク・ワクチンは万能」主義者の数が多いため、後者が非常識な人でなし扱いされているだけだ。
なお、「ワクチンは5Gに反応する謎の物質を体内に入れる」などの珍説を信じる人間のことはスルーすべきである。
これは荒唐無稽過ぎる。
我々を彼らと同一視しないでほしい。
私が本当に不可解だと感じるのが、マスクへの盲信ともいえる信頼感の高さだ。不織布マスクの網目は5㎛である。
そしてコロナウイルスは0.1㎛だ。
不織布マスクは花粉は防御できるだろうが、コロナウイルスは防御できない。
こう書くと「飛沫はもっと大きいのだ」と来るが、マスクの表面にウイルスが付着してそれを外したり触ったりするからウイルスは手に付くだろう、と思う。
この「マスク盲信」で印象深かったのが10月下旬の堀江貴文氏の「六本木界隈は夜外でマスクつけてる人が明らかに減ってきた。
いい傾向だ。」というツイートだ。
堀江氏のツイートに対し、「緊急事態宣言が解除されて3週間になりますが、感染者が減り続けてるのはマスクのお陰かと」というコメントが付いた。完全にマスク信者である。
これに対しては「マスクのおかげで5000人まで増加してマスクのおかげで50人まで減少www」というツッコミが入った。
まさにこのツッコミ通りである。
正直、専門家とメディアがこれまでの論を撤回しない限り、この馬鹿馬鹿しいコロナ騒動は永遠に終わらないと思う。
10月22日佐賀新聞の「第6波懸念、模索の日常へ」という記事の専門家のコメントを紹介する。
「年末に向けて社会経済活動の活発化が予想されることや、気温の低下により屋内での活動が増えることにも留意が必要だ」(厚労省に助言する専門家組織) 英国でリバウンドが発生していることを受けてこんな記述も。
「京都大の西浦博教授は、国内でも接種日から一定期間を過ぎた人は感染リスクが高い可能性があるとしており、
ワクチンを打っていても安心はできない」
「流行の拡大は十分起こり得る。ワクチンだけではなく基本的な感染対策は必要だ。病床が逼迫すれば、さらに強い対策が求められる」(専門家組織座長の脇田隆字国立感染症研究所所長)
〈(昭和大学の二木芳人教授は)「経済、社会活動を動かしていく方向性は間違いではないが、
緩和の結論ありきで科学的根拠をおろそかにすることがあってはならない」と指摘。
第6波でも無症状者や軽症者の割合は多くなることが予想されるとし「今のうちに重症化や死亡を防ぐ医療体制を整えておくべきだ」と話した 〉
これが2021年10月22日の新聞の2面にドッカーンと出た「専門家様」によるありがたい金言の数々である。
「第6波」が本当に来た場合の専門家およびマスク信者の発言を今のうちに予想しておこう。ざっとこんなところではないか。
・飲食店の時短解除等もあり、夜の街の人流が増えた ・会食が激増し、マスクを外して長時間共に過ごした ・緊急事態宣言が明けたことを「対策不要」と曲解し、マスクを外す人間が増えた ・街に人があふれている様子を見て、気が緩み、外出に躊躇しなくなった ・陽性者が激減する様を見て、気が緩み、感染対策を真剣にしなくなった
コロナ騒動で分かった「日本人の性根」
10月25日、見事なツイートを見た。
「すぷらっしゅ@どすべり坂46」というIDなのだが、こう書いた。
〈 打った人の犠牲の上に今がある(という理論になるはず)ので感謝の一つもしてもらいたいもんですね 〉 これには目を疑った
。「犠牲」ってあなた、ワクチン、好きで打ったんでしょ?
別に誰もあなたにお願いしていませんよ。
コロナ騒動で分かった日本人の性根はこれだ。
---オレが我慢してるんだからお前も我慢しろ
お上とTVの発言に従わないヤツは反社会的勢力 3)五輪が許されるのになぜ運動会はダメなのか、おかしい!
五輪OKなら運動会もやっちゃおう♪ とはならない
ヤバいことは外国様に従い、外国様の楽しそうな状況のマネはダメ!
ワクチンを打つこと、マスクを常時することは社会のためになるのだから、自己犠牲の精神を持たなくてはいけない
別にワクチンもマスクも私は苦痛ではないのに、なんでこんなもんを苦痛だと思う人がいるの? あなたは反社会的勢力である!
-- さて、最後にコロナで発生した【珍対策】を挙げよう。
これを見ても「日本人はバカだ」と思わない人間は真正のバカである可能性が極めて強い。
・飲食店に入る時はマスクを着用しアルコール消毒。
席に着いたらやれやれ、とばかりにマスクを外す ・飲食店でトイレに行く時はマスクを着ける ・飲食店で会計の段階になるとマスクを着ける ・体温が33.4度と測定されても37.5度以下ならばOKとされる
・飛行機に乗る時は間を開けるのに、機内では密 ・新幹線で駅弁を食べる時はマスク外していいけど、他の時はダメ。
食べたい人は弁当を食べている人間の近くの席に行き、
「自分だけではないですよ!」をアピール ・どんなにスケスケのマスクであっても、とにかく口と鼻を覆う「何か」があればOK
・東京五輪は無観客なのに、プロ野球とJリーグは観客入れてOK ・甲子園大会、アルプススタンドの応援団は「密」なのに、
外野席等はガラガラ ・夏の音楽フェスは「密」だと散々批判されているのに、2021年の解散総選挙の演説ではとんでもない「密」状態に ・県をまたぐ移動は自粛要請されているのに、
西村康稔・前経済再生担当大臣を含めた多くの著名政治家は選挙の応援で地方へ行きまくり
あまりにもバカバカしいのでもうこれ以上は書かないが、
こんなバカ騒動に1年9ヵ月も付き合い続けた日本人がいかに忍耐強い「家畜」であるかがよーく分かった。
自分の人生を幸せなものにするためには、無責任な権威を盲信せず、自分自身の考えを信じて生きるしかない。