チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

俳句とワインと…

2014年12月08日 | チェコ プラハ日常
チェコ人の友達が、時間があいたというので、午後に学校の近くで待ち合わせしました。

一緒に歩き出してすぐに取り出したのは、正岡子規の俳句の本(チェコ語訳つき)。この間、彼が学生時代に俳句の授業を選択した話題が出たのがきっかけで、また読みたくなって本屋で探してきたのだそう。先に読んでいいよ。と私に手渡しつつ、自分のお気に入りの句はこれと教えてくれました。ちゃんと理解して情景を再現してかたるのだからたいしたものです。チェコ語で俳句を読む日がくるなんて、夢にも思っていませんでした。でも、日本語とチェコ語の両方から解釈してみるのは興味深いです。



この日最初に案内してくれたのは、いまのプラハより前の、旧城跡『ビシュフラド』。プラハにはここにまつわる伝説があって、音楽やお芝居の題材にもなっています。静かな公園と美しい眺めで、プラハ市民にも人気の場所です。写真にはうつっていませんが、彼のお気に入りの、秘密の場所にも案内してもらいました。暖かい季節にワインを用意してくると、最高なのだそうです。





チェコの有名人のお墓を集めた墓地が併設されています。スメタナ、ドヴォルザーク、ムハ…入口の案内板で番号を調べて、一つずつ見ていったのですが、途中で話をしているうちに「あれ?私たち、いま誰のお墓を探していたっけ?」→「寒いから今度にしようか。」と終わりにしました。高台だから、本当に寒かったんです。

墓といっても、それぞれ彫刻も絵画も素晴らしく、まるでギャラリーです。


『ビシュフラド』の次は、プラハ3区のジシコフというエリアにあるレストラン&バーに行きました。
彼のおすすめワインがありました。「辛口だよ。」と言うので、私が「ヨーロッパのワインは私には甘いよ。」と言うと、信じなかったようで、とりあえずテイスティングすることになりました。私が「やっぱり甘口。でも美味しいから、これにします。」と言うと、ちょっと驚いていました。だって、欧米の食べ物&飲み物って、日本人にはとても甘いですよね。





まだ終わりませんよ~(笑



中心部に用事があったので、今度はそちらに場所を移してコーヒーを。今日も素敵なところを見せてもらって、たくさん話して(チェコ語のトレーニングも)、楽しく過ごさせてもらいました。ありがとう!


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