ダーリンひでは、去年の3月30日、救急車で緩和ケアの病院に入院しました。
だから、1年前の今日、29日は自宅で過ごした最後の夜です。
どんな小さな出来事も、その時には、これが最後になるなんて分からないんですよね。「あれが最後になっちゃったな。」と思った時には、もうどうしようもありません。
だからこそ、いま、この時を大切に過ごさなければいけないんだよね。
分かってはいるけど…
あ~~、今日はつ . . . 本文を読む
先日もらった紹介状をもって、病院へ行ってきました。
診てくださったのは、整形外科の「手」が専門のドクターです。
簡単な問診のあと、ドクターは「手術をせずに少し様子をみましょう。」と。
手術を覚悟していた私は、すっかり拍子抜け。ほっとしつつ、「では、どうするんでしょう。」と聞いてみると、ドクターから衝撃の発言が。
「つぶしましょう。」
へっ!? つ、つぶすぅ~?
おもわず「トンカチですか!? . . . 本文を読む
ダーリンひでの一周忌を前に、注文していた戒名入りの提灯が届きました。
去年のお盆にネットで見つけて、一目で気に入ったのですが、どのショップも「完売」「受付終了」で、手に入らなかった提灯です。
お気に入りポイントは、すっきりしたデザインであることと、もう一つ重要なのが、コードレスであること。
ダーリンなら、絶対に、コードレスにこだわるはず。分かるもんね~♪
とりあえず、昨年のお盆には、小さな提 . . . 本文を読む
ガングリオンって、一般的に知られているのかしら。
宇宙人みたいな外見の悪者? それとも正義の味方?
いいえ、手首とか足首とか、関節の近くにできる良性腫瘍、平たく言うとコブ。
関節周りの液体が、ちょっと横道にそれて、溜まったものです。
処置としては、
1.支障がないかぎり、ほうっておく
2.つぶす(昔は自分でトンカチで叩いたとか)
3.注射針で中の液体を抜く
4.手術で、コブの周りの袋ごと切除 . . . 本文を読む
17日から、二次試験対策のため東京に行っていて、今日帰宅しました。
東京駅の構内でも、山手線の電車の中でも、ダーリンと通院した日々を思い出して、胸が熱くなりました。
でも、頑張る!って決めましたから。
宿泊しているホテルの通り沿い、わずか50メートルほど歩いたところに、偶然発見したのが、これ。
そう、我が県のアンテナショップです!
ここにあったんですね~。
ウィークデーは、にぎやかなのでし . . . 本文を読む
ダーリンひでが旅立って、11か月目。
彼岸を前に、墓地の様子(雪の埋もれ具合)はどうだろうと、見に行ってみました。
12月中旬には、墓地へ通じる道路が除雪されておらず、途中に車を止めて、膝まで雪に埋もれながら歩いたのです。
行けるところまで行ってみようと、自動車で進んでみると、墓地までの道路も、さらに墓地の通路も除雪されていました。
ただし肝心の墓石には、私の頭の高さまで雪が積もったままで、ブ . . . 本文を読む
ここ数日は、これまで心配をかけた友人たちに、試験結果や、4月からの仕事のことなど、近況報告をしています。
一昨日は、友人と待ち合わせてランチ。今日の午後は、近所の友人を訪ねて会話を楽しみ、夜は2人に電話。
みんなに「ずいぶん明るくなったね。」と言われて、社会復帰(?)への自信が持てました。
今日いちばんの収穫は、最後に電話でWさんと話せたことです。
女性として大先輩のWさんは、離れた町に住んで . . . 本文を読む
先日受けた、資格の一次試験の合格通知が届きました。
すぐにダーリンひでに報告です。通知書を仏前に置き、「見守ってくれて本当にありがとう。」とお礼を言いました。
二次試験はもっと手ごわいと評判なので、来週からは週末ごとに上京して、トレーニングに励みます。(2年以内に合格するという条件あり)
4年前のちょうど今ごろ、最初の再発で、ダーリンひではホテル暮らしをしながら、放射線+化学療法を受けていま . . . 本文を読む
自分の状態を考える時「○か月経ったのに、まだ泣いてばかり」と悲観するのではなく、過去にさかのぼって「あの頃は本当にひどかった。」と比べることで、少しずつ心が回復しているのだと自信が持てるのではないかと思えてきました。
そんなわけで、ひどかった自分の記録を。
昨年の9月に資格の勉強を始めた私は、ダーリンと一緒の居間でテキストを読み、心配だった授業も、何とか消化していきました。
10月に入って、 . . . 本文を読む
ダーリンひでと会えなくなってから、私にとって重要な関心事は「ダーリンと再会できるのか」です。
くだらないと思われるかもしれませんが、私はいたって真面目で、ネット検索はもちろん、死後の世界について書かれた書物など読みあさっています。
「強い愛で結ばれた夫婦の魂は、再び結ばれる」「夫婦であっても魂の住む場所は別、二度と会うことはない」と、それぞれの主張に、単純な私は振り回されて、一喜一憂しています . . . 本文を読む