「詳しい」がクセモノ

　パソコンにおっかなびっくり触っている人たちが、よく口にするのが「パソコンに詳しい人がね…」という言葉です。とても頼りになる存在なのですが、新たな問題を引き起こすこともしばしばです。

　「家で使用中に動かなくなって、職場のパソコンに詳しい人が直してくれたの。」という生徒さん。使い出したら、以前はなかった症状があらわれて大慌て。「また頼むのは申し訳なくて…」と、こんどは「その人の次にパソコンに詳しい人」に来ていただいたそうです。その次はどうなるんでしょう??

　Officeソフトのパッケージ版を持っていない生徒さん。正規に購入しなければ使用できないことを説明したら、数日後「知り合いの、パソコンに詳しい人がインストールしてくれました♪」とるんるんとやってきました。確かに技術的には２台にインストールできますが、そういう意味じゃないんですってば!!
　でも本人は、「普通できないはずのインストールができたなんて、とってもパソコンに詳しい人なんだわ！」とますます尊敬している様子です。

　どうか、初心者に正しい知識やモラルを教えてあげてくださいませ（_ _）

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