はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

WBC、優勝しましたね

2023-03-23 01:53:51 | スポーツ

個々の能力もそうだけど

選手同士が有機的につながると

チームとして

より強い『布』に織り上がる。

まさに

中島みゆきの『糸』のようです。

 

プロ野球選手の凄さは

 

①投手が速い球を投げる

②遠くへ飛ばすパワフルなバッティング

 

これらは言うまでもないことだけど

 

私が野球場に来て真っ先に感じたのは

 

『内野手の球回しの迫力』

 

ですな。

 

人生で初めてプロ野球を

後楽園球場に来て観戦したのは

小学6年生のときだから

野球ファンを標榜してる割には遅い。

 

6月14日だったかな。

巨人阪神戦だった。

初めてグラウンドを一望した時の感動と言ったら...

あの芝生(人工芝ではない)の鮮やかな緑が美しい。

 

長嶋から黒江、土井、王と

王から再び土井へと

ゲームの直前のウオーミングアップに

球回しをする。

 

プロ野球選手にとっては

さりげないなんてことのない

それこそ6分ぐらいの力で

笑顔さえ浮かべ投げているのだが

その迫力のあることといったら!

 

変な話、もしあの球を素人がキャッチしたら

手がしびれて痛くてたまらないでしょう。

ああ、これがテレビ観戦では

けっしてわからなかった

プロ野球の凄さなんだと

ヒシと感じた瞬間だった。

 

その試合は

巨人先発堀内

阪神先発古沢

いずれも打ち込まれ乱打戦となり

9対9の引き分けとなった。

だが

王選手のホームランを観ることができて満足だった。

 

さて。

昨日の日本対アメリカの決勝戦。

 

上記のように

そういう幾分、マニアックな見方をする私であるから

昨日のゲームでもそうで

日本の内野手の守備

すなわち

無駄のないなめらかな動きや連係プレーに

 

生で観戦していたアメリカのベースボール通

および

アメリカチームのベンチの面々に

 

「むむっ。日本チームは、今まで対戦したチームと違う。

おぬし、やるな」

と思わさしめるに十分なパフォーマンスができていたと思う。

 

最後のイニングの

大谷投手がベッツをダブルプレーに打ち取ったプレー

1塁のアウトはギリギリではなく

余裕でアウトだった。

あれだってテレビで観てるぶんでは

別にどうということも感じず通り過ぎる場面だろう。

実際にまのあたりにすれば

凄いんだって。

マジで。

うそだと思ったら

一度でいいから生で球場で観戦してみなさいって~の。

観戦してるって?

ああそう。

そんならいいんだけど...。

 

 

 

追伸.佐々木朗希投手の将来性を尊重し

   連投させずに

   甲子園出場を逃した大船渡高校の監督を、

   テレビ東京の(ビビる大木司会の)スポーツ番組の中で

   解説者の中畑清氏が批判していた。

   昨日のことのように覚えているが。

   

   中畑氏は、今、それについてどう思っているのだろう。

   

 

 

 


センバツ

2023-01-27 20:29:53 | スポーツ

東海大菅生高校の出場が決まって

ホッと胸をなでおろした。

 

もし『センバツ』の条件を満たしてるのにもかかわらず

監督が不祥事を起こしたからという理由で

出場取り消しとなったら

 

選手たちにとっては

監督からは体罰という名の暴力

高野連からは出場取り消しという名のパワハラ

二重に大被害を浴びることになっていたわ。

 

以前も書いたから

ことの詳細は省くけどけど

42年ぐらい前の夏の予選

東海大相模の時は

出場取り消しにされたからね。

たしか東海大相模には山下という選手がいたな。

横浜には愛甲選手。

その前の僕らの学年の時は

ヤクルトに指名された曽利田選手だ。

 

 

センバツというと

江川投手だねえ。

当時はテレビ中継は

バックネット裏からのアングルなんだけど

よく言われるように

江川の剛速球は

ストレートなのに浮き上がって見える。

はじめて観たときは忘れられない。

異次元のストレートだ。

高校野球芸人と自称するお笑いの人々がいるが

江川のストレートと

それに

三沢港後退松山商業の夏の決勝戦を

リアルタイムで観ていない

当然、記憶に鮮明に残っていないんだろうから

お笑い芸人というより

お笑い草だね

私に言わせれば。

上記の二つとも

昨日の出来事より鮮明に

私の脳裏に焼き付いていますから!

鮮明だ

悪いけど...。

 

野球漫画を読むと

投手の投げた

ものすごい球威のあるボールが

ものすごくデカくなって

グワ~ンなんて唸りながら

バッターの目の前に迫ってくる。

江川のストレートを観た後だと

あながち過剰表現とも思えない。

 

ただ江川は

高校時代がストレートの全盛期だったように思える。

だけど江川は高卒後

次のように述べた。

「だってストレートで三振を取ろうとすれば

最低でも3球が必要なわけです。それよりも打たせて取れば

1球でアウトを取れる。どっちがお得ですか。記者の皆さん」

まあね。

高校時代はワンマンチームだったから。

ペース配分は重要で

そういうチーム事情の中で

培われた野球哲学なのかもしれない。

大学時代、肩も壊したみたいだから

 

スピードガンがあったらどのくらいだったんだろう。

速さだけだったら

ロッテの佐々木希や

メッツのデグロムぐらいだけど

(ストレートの)迫力は

江川の方が凄いと思う。

 

江川のプロ野球時代は

むしろ老獪な投球の部類のピッチャーで

ちょっとガッカリしたな。

 

 

 


常磐線の野球談議

2022-04-27 04:48:19 | スポーツ

昼間の常磐線はガラガラで

となりの人としゃべることもある。

私「大谷がホームランパッタリでなくなりましたねえ」

男「ブリブリ振りまわし過ぎなんだよ。

 大谷ならば八分の力でミートすれば十分

 ヒットもホームランも打てるんだ

私「同じホームランでも

 フェンスギリギリじゃなく特大の140メートル弾を狙ってるんじゃないですか

みんなから『さすが大谷の打球だ!』と拍手喝采を浴びてきて

その快感を知っちゃうと、つい肩に力が入っちゃうんでしょうね」

「そこが間違いなんだよ。そもそも肩に力が入ると、かえって

バットがスムーズに出てこなくなる。

八分のパワーで鋭く『振り抜く』というイメージが大切なんだ。

110メートルでも140メートルでもホームランはホームラン。

そういう冷静な判断ぐらいできないと。

チームの中心、勝利の命運を握っている自覚を持ってほしいな」

私「若いからしょうがないといえばしょうがない。

でも若いと言えば、佐々木朗希投手が

完全試合を達成した際

インタビューで

「脱力したのが良かった」

って答えてましたよ。

アレは、あんに、大谷選手へのアドバイスだと思いましたが」

男「それそれ!俺もそう思った

直接大谷に、こうしたらなんて年下だから言えないから

あーいう機会を利用して

大谷にアドバイスしたんだなと俺も思ったよ。

バッティングってのは

基本はセンター返しなんだ

ツーストライクを取られて

きわどいコースを無理やりセンターに打つことはないにしても

それまでは、基本はあくまで

ピッチャーの足元を狙って打つセンター返し。

俺たちが少年の頃、高校野球の解説者だった

池西増夫氏は、口を酸っぱくしていってたもんねえ」

 

 

 

とにかく

大谷にはセンター返しを心がけてほしい。

そこからだ。

 


冬季五輪か~

2022-02-01 17:07:47 | スポーツ

北京の冬季五輪って

楽しみですか?

私はどちらかというと

「あ~あ」

めんどくさそうにため息をつく派である。

ただでさえテレビは

面白い番組が少ないのに

五輪関係の番組で占められて

(将棋やドキュメントなど)

数少ないいつも視聴している番組が

延期になるなんてさぁ。

むしろ五輪が始まって

ガッカリ感の方が強い。

 

ま、せいぜい

男女のジャンプと

女子のスピードスケートの時間だけ

テレビをつけとくぐらいで

それでも

ながら見だと思う。

 

 

フィギャアスケート中継は

観ない。

スポーツニュースで

チラとVTR映像ぐらいだ。

フィギャアといって

パッと思いつくことといえば

「ジャネット・リンが

いつも肝心なところで尻もちをつく」

「渡部絵美選手の太ももがエロい」

「『靴ひもがほどけた』といって

泣きながらコーチの所へ駆け寄った

お騒がせのアメリカの選手」

「しゃべりを聞くと頭の良さを感じさせる村主章枝選手」

 

ぐらいしか思い浮かばない。

 

私の世代で冬季五輪と言えば

札幌五輪。

なんといっても

ジャンプの笠谷選手にとどめを刺す。

 

当時生まれてなかった姪っ子も

次のように述べている。

曰く

「もちろん

 札幌オリンピックでの戦いや笠谷選手の経歴とかって

 まったくわかるわけないんだけど。

 表彰台に立って

 金メダルをぶら下げた笠谷選手を一瞬見ただけでも

 あ~ただものではない顔つきというか

 金メダルの風格を感じさせるよね」

と。

 

休み時間

友達に、よく背中の服を引っ張ってもらって

カラダを前に倒し

斜めの姿勢になり

「かさや!」

なあんて

モノマネしませんでした?

 

我々の世代は

みんなしたよねぇ。

 

 

 


ゴールキーパーはえらい

2022-01-29 23:45:16 | スポーツ

アイスホッケーの

ゴールキーパーって

あんな重装備をして

準備をするだけでも大変なのに

試合中ずっとゴールの前で中腰になって

うなりをあげたパックが

雨あられのように飛んでくるのを受けとめ

恐ろしい目にあいながら

失点を防いでも

決勝シュートを入れた

フォワードの選手がヒーローになったりする。

 

キーパーはえらいしすごい。

 

ハンドボールも

私の経験上

あれが一番怖いね。

やっぱり自分で

シュートをしたりして

ハンドボールをやるなら

カッコいいとこ見せたいのに

 

なぜキーパーを引き受けるんだろう

 

いつも私はハンドボールのキーパーに

質問したくてたまらない。

「なぜアナタはゴールキーパーに

なったんですか」

と。

 

これだけは言えると思う。

ゴールキーパーをやるような

自分の体を張って

チームのために頑張る人に

悪い人はいない。

と。(ほんとかな)

 

ワンコもそうだ。

 

家族の誰かと誰かがケンカをすると

カラダをはって

やめさせようとする。

 

いわば家族のゴールキーパーなのである。