昨年度まで奨励会三段だった
京都大学大学院生・中七海さんが
女流棋士三段に編入し
先日、女流棋士としてのデビュー戦を勝利で飾った。
やはり、他の女流棋士とはスピード感が違う。
将棋の強い人が指すと
歩という1マスずつしか動かせない駒も
2マスずつ動いてコチラにやってくるような錯覚をもよおすが。
相手の川又さんはまさにそんな感慨を抱いたんではなかろうか。
また
大駒取りの手を指したのに
他の女流棋士のように条件反射のように逃げてくれない。
馬でも龍でも飛車取りであっても
まずは、逃げずに相手玉に迫る手はないかを模索する。
『終盤は駒の損得よりスピード』
という昔からの将棋の格言を
言葉自体は知ってはいても
実践に取り入れている女流棋士は意外と少ない。
山川プロ棋士新四段の奨励会時の対局のときは
見事受け流して逃げ切り勝ちという
懐の深さも演じて見せた。
まことに楽しみな逸材である。
ところでふと気づいたのが
上記の西山朋佳、福間香奈、中七海(敬称略)は
いずれも関西所属、元関西所属である。
さえ~
ももこ~
いちよ~
とくに私の出身地に近い伊藤沙恵や清水市代女史には
頑張ってほしい。
あと。
コレはどーでもいいことだが
上記の女流棋士3強の名前で
シリトリができることを発見した。
「ともか。次は『か』で始まるでしょ。かな。次は『な』でしょ。
ななみ...ホラ、すごいすごい」
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