18日で61才になる。
あ~あ、やんなっちゃうな~。
たしか
「むかし、船頭のおじさんは60歳のおじいさん」
とかいう童謡があったような。
みなさんは小学生の時
自分が60歳を超えるとは思いました?
私は思いませんでした。
というより
考えたくもない
というほうが正確かな。
タバコ反対派は
喫煙は
百害あって一利なしだ
という。
寿命が短くなることは証明されている。
一方
タバコのみは
「タバコというものは、太古の昔から
古今東西にわたって愛されてきた。
なにか、人間にとって有用なことがあるからこそ
今こうして残ってるのではないか」
という。
あ~。
たぶん両方の意見は間違えではない。
私はこのように、発想の転換をした。
すなわち
「タバコによって寿命が短くしてきたことが
人間の知恵であり、人類が生き残ったすべである」
現代こそ
「寿命を長くするということは善いこと。すばらしいこと」
「寿命を延ばすことこそ医学ひいては人類科学の発展の証し」
という考えが当たり前というか、疑うやつがいたら
白い目で見るような風潮だが
ようく考えてもらいたい。
その人は、もし仮にタバコを吸わなかったとしたら
90歳まで生きる体質を持っていたとする。
なのにタバコを吸ってきたことによって
75才で亡くなった。
75才から90歳までの
15年間もの人生が短くなって損をしたという考え方もできる。
が!
認知症にも介護を受けることもなく
いわばそれらの直前に
『いい頃合い』でポックリ
あの世に旅立てた
ともいえるんじゃないだろうか。
ゆえに
喫煙は
積極的に『いい頃合い』で旅立つ
あるいは、旅立たせるための
人類の知恵なのである。
と、医学者は
いや
それだと、長生きを否定することにもなりかねない。
長生きこそが善と信じきって突っ走ってきた。
医療に携わってきた身として納得できない。
と、おっしゃるだろう。
でもそれなら
今の医学及び世の中が
ただたんに命を伸ばすこと
一か月でも一日でもとにかく命を長くすることが素晴らしいのみに
治療および薬開発を傾注するのじゃなく
生きている間は、病気になっても
いかに苦しまず痛くなく
なるべく快適に過ごせるか
にもう少し軸足を置いてほしい。
『充実した人生』を重視してほしいのです。
コロナで右往左往して
巡り巡って
緩和病棟が減らされる傾向にあったようだが
あれなんか
もってのほか
という感じがする。