キャンディといえば『扇雀飴のダイエットココア』
以前はウエルシアで売っていたのに今はなく
近所の他の店でもないので仕方なくアマゾンで購入している。
エッセイといえば伊丹十三の本。
とくに『女たちよ!』の中の「二日酔いの虫」を何度も読んで
文章の参考にしている。
映画は難しい。正直言って一つには決められない。
邦画は『東京物語』か『砂の器』
洋画はスピルバーグの『激突』
という所に落ち着くが
いろんな映画の一つのシーンを観るためだけに
その映画を借りることもあるので
そういうのも含めれば膨大な数になってしまう。
読者「ウルトラマンシリーズがお好きなそうですが
好きなシーンあるいはお気に入りの怪獣ってありますか」
そうねえ。一番子供心に怖かったのが
『ウルトラQ』のタランチュラだね。
若者たちが逃げる。
追いかけるタランチュラ。
捕まるか逃げきれるか
もうハラハラドキドキだった~。
幼稚園児だった当時はね。
あと
これもウルトラQのケムール人
パトカーに追われてるシーンが怖い。
この回をレンタルで観たら
現代の臓器移植の問題を
ズバズバ予見的中させてるの。
びっくらこいた。
ケムール人が
夜の遊園地、観覧車のそばで立っているシーンは
『第三の男』という洋画を思い出したね。
ウルトラセブンのギエロン星獣の
息絶えるシーン
哀しい。切ない。心苦しい。
思わず今
渡辺美里の声で
「悲しいね悲しいね...」
って歌っちゃったぐらいだから。
哀しいけど
あの回を世界中の人に見てほしい。
ジャミラが泥んこの中で
もだえ死ぬところとか。
ウルトラマンシリーズじゃないけど
怪獣ブースカの最終回
宇宙にとんでいってしまうシーン。
時代劇の『花山大吉』の最終回で
花山大吉と焼津の半次の別れも...。
ドラマじゃないんだけど
北の富士のライバルだった玉の海関が
盲腸をこじらせたかで亡くなったときもショックだった。
「有名人も死ぬんだ」
とその時初めて思った。
その前に川端康成も亡くなってるんだけど
なにせ当時は相撲取りは子どもたちのアイドルだったから。
読者「好きな力士だったんですか」
愛知県蒲郡出身って今でも覚えているよ。
ホラ本場所の時、場内アナウンスで言うじゃん。
今じゃ愛知県蒲郡出身と言えば
競馬評論家の細江純子かもしれないが
当時は、横綱の玉の海関だったからさ。
好きな力士と言えば
琴桜関もファンだったよ。
今の琴桜の祖父に当たる人だけど。
スクラップブックに琴桜関の掲載された
新聞の切り抜きを貼っていたよ。
柏戸も親近感を抱くのは
柏戸関が引退後に開いた鏡山部屋が
ウチの近所、歩いて5分ぐらいの場所にあったの。
江戸川区の北小岩8丁目だったかな。
ちなみにウチは北小岩7丁目だから。
柏戸の全盛期の立ち合いのぶちかましと言ったら
も~う
普通の人が食らったら...死ぬね。
読者「死にますか」
死にます。
銀河系の外まで飛ばされます。
思わず、今、坂上二郎の声マネで
「飛びます飛びます」
って叫んじゃったぐらいだから。
あと千代の富士と二代目の貴乃花の対戦後の
負けた千代の富士が笑ってるの。
負けた方が笑ってるんだよ。
「大相撲界をしょって立つ俺の後釜がやっと登場したか」
という喜びと安堵が入り混じった最高の笑顔のシーンだね。
素晴らしすぎるよ。