たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第448沼】AF zoom nikkor 28-80mm F3.5-5.6D 

2015-02-14 17:44:39 | Nikon

 

AF nikkor 28-80mm F3.5-5.6D
レンズタイプ  ZOOM 開放F値 F3.5-5.6
フォーカス  AF 画角  
レンズ構成 7群7枚 対応マウント NIKON NF
絞り羽枚数 7枚 フィルター径 58mm
焦点距離 28-80mm 最大径×長さ 66 x 68mm
最短撮影距離 0.5m 重量 225.5g
最大撮影倍率   発売 1995年

フロントキャップとフード付きで見つけました。割と最近のレンズですよね。

電子接点付きのAFでもAiの絞りリングの段差はあります。使ってるんでしょうか?さすがにもうカニ爪はありません。

 

マウント部は、普及版カメラの標準レンズだけあって、安っぽい造りなんですが、仕方のないことですね。標準レンズなんで最短撮影距離も0.5mとかなり寄れます。

NIKON D50に付けて室内撮影してみます。

NIKON D50 絞り開放F5.6 1/80秒 焦点距離80mm 開放f値1.4クラスの単焦点の開放時の画像と同じ開放でもf5.6の画像を直接比べることは出来ないがAFズームレンズとしては、かなり良いレベル。AF初期のタムロンとは全然違います。ちなみにこのレンズタイ製です。

 

 


【第445沼】Nikon Ai NIKKOR 200mm f4 分解掃除

2015-02-05 22:22:11 | Nikon

 

Nikon Ai NIKKOR 200mm f4
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F4
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 5群5枚 対応マウント NIKON NF
絞り羽枚数 9枚 フィルター径 52mm
焦点距離 200mm 最大径×長さ 67.5x 117.5mm
最短撮影距離 2m 重量 530g実測
最大撮影倍率   発売  

ハードオフで購入したものです。カビが前玉群の後と後玉にも育ってます。

 

前の方から分解するのは、緩まなくて断念して、フードを伸ばして、少しTELE側に伸ばすといかにも外れそうな合わせ目があり、その近くに芋ネジが1本。これを外して、回すと案の定ネジで分割できました。

 

ここが分割されると、フードも外せますし、フードに隠れていたネジも見えます。外さなくても掃除はできたので今回はそのまま。外した前玉部分を後ろからカビキラーで掃除します。

 

前玉群を外した本体側は絞り部分が見えてます。絞り羽は9枚。

後ろ玉のカビです。けっこうえぐいです。

 

カニ目溝があったのでカニ目ラジペンで回して後玉群を外します。外した後玉群です。

 

内側にもカニ目溝のあるリングが見えます。カニ目ラジペンで回して外します。

 

押さえリングが外れました。タコ棒でレンズを抜きます。

 

裏側にかなりウエットなカビです。これをカビキラーで撃退して組み戻して完成です。

フォーカスリングの部分にレンズ名があります。例によってAiともなんとも書いてない不親切な表示です。

 

爪に穴が開いていて、最小絞り値の色がオレンジじゃなくてマウントに凹加工がないのでこのレンズはAiタイプでAi-sじゃありません。

最短撮影距離は2mです。

NIKONじゃなくてEOS 5Dにつけてみました。今回はCANONのフォーカスエイドが使えるように電子接点付きのNIKON-EOSアダプターでつけています。

Canon EOS 5D 絞り開放f4.0 1/125秒 ISO-800 本来の画角ですよ(笑)ISO-100で撮ったらブレたのでISO-800まで上げて撮影。アダプターでつけてAモードで普通に撮れて楽ですね。清掃もばっちりで良く写ってます。レンズの素性もいいっすね。

 

 


【第423沼】Nikon New NIKKOR 50mm F1.4 後期型の分解掃除

2014-12-25 23:25:56 | Nikon

 

Nikon New NIKKOR 50mm F1.4 後期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F1.4
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 6群7枚 対応マウント NIKON NF
絞り羽枚数 7枚 フィルター径 52mm
焦点距離 50mm 最大径×長さ 63.5 x39.5mm
最短撮影距離 0.45m 重量 255.8g
最大撮影倍率   発売 1974年11月

キタムラで購入。キタムラで買ったといっても当然ジャンクだし、カビだらけだったので分解して掃除します。化粧リングにはNikon NIKKOR 50mm 1:1.4 3753984としか書いてありませんが、Nikon New NIKKOR 50mm F1.4です。

 

前玉も後玉もかびてますが、前から攻めて行きます。TELE端にすると顔をだす芋ネジを緩めて外します。

すると、ゴムで化粧リングが外せるようになります。

 

前玉右の方の隅にかなりカビが生育しています。多分1枚目のレンズのすぐ裏です。

タコ棒でレンズを外します。

 

カビキラーでカビ退治して綿棒で慎重に拭きあげます。これで前玉は綺麗になりました。

今度は後玉からの分解です。後玉は大きくてマウントとの間に隙間がなくて回しにくいのでまず、黒いカバーを外します。マウント横にある小ネジ3本で外れます。

 

外した部品です。

カバーを外しただけでは、まだ、後玉を回せそうにないのでマウントも外しましょう。絞りリングがマウント面より出ています。これは非Aiレンズの特徴です。またこのレンズはAi改造とかもしてません。

 

マウント固定ネジを外してマウントを外します。1本ネジが残っていますがこれは、外すと後でやっかいなことになりますから、できれば外さない方がいいです。

後玉の周りにスペースが出来て回せそうです。

 

外したマウントの裏側です。レバーのバネの引っかかってるのがさっき残したネジです。

後玉はかなり固く締まっていたのでなかなか緩みません。長めのラジペンでなるべく傷つけないように掴んで回してやっと外れました。

 

外した後玉の反対側です。

後玉を外した本体です。絞り羽が露出したので開放にして反対側を確認したらうすく汚れていたので掃除しておきました。

 

後玉の反対側のレンズの裏にカビらしきものがあったので外したいのですが、なかなかレンズ押さえが回りません。良く見ると押さえリングのネジの部分に孔があってオネジが見えます。ここからエタノールを入れて固着したネジを緩めなさいと言っているような気がしたのでぺちゃぺちゃとエタノールを入れてみました。

なんと回りました(笑)外れました。

 

外したレンズ群を内側から見ます。でもカビは外したレンズ郡のまた内側だったので

内側のカニ目溝のある押さえリングを外します。

タコ棒でレンズを外して内側のカビをカビキラーで掃除して終了。組み戻して出来上がりです。このレンズは以前紹介したNikon New NIKKOR 50mm F1.4【第264沼】Nikon NEW Nikkor 50mm F1.4 前期型の分解清掃より小ぶりで軽いです。まあ、はっきり言って全然形も違うし、調べたらレンズ構成も違うようです。前のが5群7枚なのに対しこの後期型は6群7枚です。開放は後期型の方がかっちりしてるそうですが絞ったときは前期型ぼ方がバッキーンと来るそうです。今度比べてみましょう。

 


【第417沼】NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5 前期型 です。

2014-12-12 20:20:37 | Nikon

 

NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5 前期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 6 群 6 枚 対応マウント NIKON NF
絞り羽枚数 5枚 フィルタ-径 52mm
焦点距離 2.8cm 最大径×長さ 61 x 42mm
最短撮影距離 0.6m 重量 222.7g
最大撮影倍率   発売 1959年

この個体はオークションで落札しました。同じ名前のレンズを持ってることは分かってましたが、写真のフィルターブラケットの部分がシルバーだったからです。後で同じ名前じゃないことに気づきました。前の固体の表記だと焦点距離は28mmですが、この前期の個体は2.8cmです(笑)でも例のニッコール千夜一夜の記事名もNIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5とあるのに、レンズの写真は後期型るまりNIKKOR-H Auto 28mm F3.5のものでしたから、細かいことは気にしないのです(笑)

 

ジャンク扱いでしたが、カビキラーで丹念に拭くとぐんと綺麗になりました。中の方にもカビはありません。

実際手にするとずいぶん前の個体と違うことがわかりました。前のにはマウント面にマウント固定用のネジが見えていたのにこの個体にはありません。

 

カニ爪は同じような感じです。

フィルターブラケットにあるレンズ名は同じですが(注:厳密言えば前期型は2.8cm,後期型は28mmだから違いますけどね)前の個体がNikonと書かれていたのに対してNippon Kogakuです。あきらかに前の後期型でこの個体が前期型ですね。


【第353沼】Nikon D100 ジャンクカゴから救出!でも壊れてなかった。

2014-08-10 19:35:34 | Nikon

Nikon D100です。ジャンクカゴの中で転がってました。本体だけでバッテリーも充電器もありません。以前これもジャンクカゴから拾ってきたAF駆動部のギヤが壊れたD100と二個一にして復活できるかなと思って購入したのですが、マットスクリーンにキズがあっただけで他に特に壊れてるところはありませんでした。マットスクリーンの傷も真ん中くらいの気になるキズは綿棒で擦ったら消えてあまり気にならないレベルになった。つまり全然使えます(笑)たったの610万画素だから価値なしで捨てられたんでしょうか(泣)

2002年発売、このころのNIKONのカメラはグリップ部分のベトツキがつき物ですがこの個体もベトツキがありましたが、エタノールで軽くさらっと拭いたら改善しました。しつこく拭くとさらにべとべとになったりしますからお勧めしません。

比較的小さな口径いっぱいに収まっているミラーは明らかに35mmフィルム時代のものだと思います。PENTAX *ist Dと同じようにミラー部分、マウント部分はNIKON AF フィルム一眼レフカメラの部品が流用されているものと思います。そのせいかシャッターの音が「じゃーらじゃん」って感じで壊れてるんじゃないかと思ったくらいですが写真はちゃんと撮れてますからこんな感じなんでしょう。

ゴムのアイカップは付いていなかったので壊れたD70のものを移植しました。使い込まれているんでしょうね、各ボタン類の文字は消えかけています。

左肩のダイヤルも *ist Dに似てる気がします。ただこちらにはオートモードは無いです。D100にはファームウェアが公開されていませんし、アップデートもされてません。なぜでしょう。記録媒体がコンパクトフラッシュなのはつらいですが、マイクロSDのCFカードアダプターでいい感じに使えています。

AF Zoom-Nikkor 35-70mm F3.3-4.5を付けて写真を撮ってみました。

1/20秒 F4.5 焦点距離70mm カメラとして普通にいい感じです。発色も自然で使えます。でもD70と同じでバッテリーが弱ってくると極端に撮影後の画像処理に時間がかかるようになっちゃうんですよねえ。

(追記)その後、シャッターの不具合が出てきて屋外で使おうとしたらシャッターが遅いのか下半分しか写ってない画像が撮れるようになってお亡くなりになったのかと思いましたが、その後、再発していないので復活したのかも知れないです。使ってやった方がよさそうなので、最近はこのブログの写真撮りに使ってます。シャッターがズィーコン、ズィーコンとえらくスローな感じなので音、心配しちゃうんですが、出てくる絵はちゃんと露出も合ってるし今のところ大丈夫みたいです。