たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第507沼】TOPCON UNI 東京光学製レンズシャッター式一眼レフカメラ

2015-08-15 21:40:41 | アンティークカメラ

東京光学製 1964年11月発売のレンズシャッター式一眼レフカメラです。ハードオフのジャンク箱に入っていたんですがアルコールでざっと拭いたら、全然きれいじゃないですか。シャッターも元気良く作動します。レンズ交換式なんですがCANON  EX と似ていて中途半端にレンズ交換式なんです。少なくともアダプターでNEXにつけてデジタルで使うってことは出来そうもないですね。またこのカメラは世界初のTTL-AE一眼レフカメラだそうで、AEはシャッター速度優先方式です。電池もないし、AEで使うつもりもありませんが・・・レンズは UV TOPCOR 53mm f2 です。

ファインダーの左にMADE IN JAPAN と製造番号、右にTOKYO KOGAKUの文字です。高級機じゃなかったので、逆に実にシンプルな軍艦部です。ファインダーは少し汚れてますがピンとあわせに問題ないレベルです。分解して掃除しようかとも思いましたが、せっかく他は完動なのに分解して動作しなくなっても嫌なので、とりあえずそのままにしておきました。

右の巻上げノブに、左の巻き戻し部とカウンター。いたって普通です。ただ、PETRIと同じ位置にシャッターボタンがあります。このころのまだ電気接点のないホットシューです。

無骨な感じの三脚固定ネジ部分が泣かせます。電池の蓋は黒い樹脂製です。右のボタンは裏蓋の開閉用です。

不思議な形のレリーズボタンはPETRI V6と同じような位置にあります。レンズ部分には本体側から順にシャッタースピード、絞り、距離目盛になってます。

レンズのシルバーの部分に着脱レバーがあります。

レンズの前部分は外せて交換できますが、絞りリングは本体側に残るので、TOPCORレンズはミラーレスデジカメ等にアダプターを介して取り付け撮影することが略できません。レンズだけ蘇ることが出来ないので活用しにくいですね。フィルムを入れて撮影してみました。

使ったフィルムが古かったのか、なぜか古さの哀愁みたいなものが漂う絵になるのはなぜでしょうか・・・・

フィルムカメラはかなり露出オーバーには寛容だと聞くがさすがに露出オーバー気味です。

でも普通に写真は撮れますから現役です。このカメラといいますか、トプコンユニシリーズは先にも記しましたが一眼レフカメラにしてレンズシャッターを装備したもので、現代の感覚からすると特異な存在です。この個体は手元に残っていないので、今手元にあるTOPCON UNIREXの紹介の際、レンズシャッター周りのことは書きましょう。

 


【第492沼】KW Praktiflex FX プラクティカマウントのご先祖で撮る 1947年製

2015-05-01 22:21:40 | アンティークカメラ

オークションで落札したものです。Meyer  Domiplan 50mm f2.8が目当てで落札したんですが、カメラ本体を見てびっくりです。しかもシャッターが動作したので2度びっくりです。

M42マウントのカメラです。と言うよりプラクティカマウント、その起源のカメラPrakticaのそのまた先祖なんですよね。製造元のKWというのは、1920年ころドイツ東部のドレスデンという街で創業したカメラ・ヴェルケ(KW)日本的に言えばカメラ工業所だったそうです。Wは自動車のBMWのWと同じ意味です。

 PraktiflexシリーズはKWの初めての35mm一眼レフカメラで1938年に誕生したときはM40(M39?)のスクリュウマウントだったのですが1947年の最終型このPraktiflex FXでM42スクリュウマウントになりました。

このPraktiflex FXの後継機に当たるのが、有名なPrakticaプラクティカになるわけです。まさに世界の一眼レフカメラの創世期を象徴するようなカメラなんです。この1947年式のPraktiflex FXと1949年に誕生したPrakticaはほとんど仕様に違いはありません。マウント右のなんだかわからない3つ縦にならんだ端子のようなものや上から覗き込む二眼カメラのようなファインダー部(ウエストベルトファインダーと言うそうな)や巻上げダイヤルや巻き戻しダイヤルもそうです。シャッターもB、1/2~1/500秒の速度でPrakticaと同じで、名前こそPraktiflexですがPrakticaそのものです。

1947年と言えば以前紹介したkodak retina Ⅰtype010と略同じ時期のカメラです。セルフコッキングでもなかったretina Ⅰと比べればフィルム巻き上げダイヤルを回してフィルムを巻き上げるだけでシャッターもセットされるのですから大きな進歩です。

第二次世界大戦直後のドイツの製品です。このカメラが造られたころの時代背景はまさに激動の時代だったことでしょう。実は創業者の二人は1937年ころ戦争の気配を感じたんでしょうか、スイス、アメリカに移住して経営権をドイツ生まれのアメリカ人Charles A. Noble に売却しています。創業者は二人ともユダヤ人であったようです。そして1941年ドイツは第二次世界大戦に突入し1945年には敗戦。ドイツ東部に位置するドレスデンはソ連統治下に置かれ、KWを経営していたCharles A. Nobleもシベリヤへ抑留されることになったようです。Charles A. Nobleは1892年にドイツで生まれ1922年にアメリカに渡ります。そしてアメリカの市民権を1931年には得ています。デトロイトで写真業会社を経営していたようです。シベリヤへ抑留された後の彼の苦難はよく分かりませんが、1983年に亡くなっています。

このような当時の経営者の状況にもかかわらず1947年にはこの個体Praktiflex FXが生産され、1949年には新機種のPrakticaが販売されいるのです。1949年と言えばドイツが東西に分断された年でもあります。社会主義国家となった東ドイツの企業KWは1953年にKW人民公社になります。でも少なくとも、たっちゃんの手にしたKW  Praktiflex FXは社会主義統治下のKW人民公社の製品ではなさそうです。重要なのは人民公社となってから東ドイツ内にあった光学機器会社と合併し1964年にペンタコン(PENTACON)人民公社となる系譜上にあったということです。

この個体は運が良いことにはっきり壊れたり、敗れたりしているところがありません。こんだけ古くても壊れていなければ、使ってみたくなりますよね。ファインダー部は使わない時は畳み込まれていて略フラットです。その真ん中にKWのマークが入ってます。レリーズボタンは真正面を向いているんですよね。

右から巻き上げダイヤル、リバースボタン、シャッタースピードダイヤル巻き戻しダイヤルです。シンプルですよね。

底もレザー張りです。この時代から底面固定用のネジは変わらないんですね。

背面のマークは残っていますが消えそうです。

 

これで巻き戻すとクランク式のありがたさが分かります。とのかく時間がかかります。フィルム脱着時は現代のフィルムカメラどうように引き上げておきます。

フィルム巻上げダイヤルはひとコマ分巻き上げると止まりますし、セルフコッキング式でシャッターのチャージも兼ねています。どうも分からないのがシャッター速度を変えるためのダイヤルです。

シャッタースピードはこのダイヤルの周囲の部分を引き上げて回し小さなポチの位置を変えます。ただ、この個体はシャッタースピードが1/250秒以上だとシャッター幕の動きが怪しくなるので今回の試し撮りでは1/100秒に固定して使いました。分からないのは▲のマークのある小さなダイヤルの使い方で結局わからないままです。

 

試し撮りするのに、ピントを合わせなきゃいけないから背面上部の小さなボタンを押してファインダーを開きます。今の一眼レフと同じでミラーに反射した光がマットで像を結びそれを上からみるのでペンタプリズム使ってないから像は左右反対で見えます。この辺は二眼カメラと同じ。

実際撮影したときは思った以上に戸惑います。画像の右の方を写したくてカメラも右を向けたら反対なのであららってな感じです。

ミラーは逆台形をしてます。これで不足はないんですね。クイックリターン式のミラーじゃないので、ミラーが降りてるのは、巻き上げダイヤルで巻き上げられていている間だけです。シャッターが切れた後はまた巻き上げダイヤルを回すまではファインダーはブラックアウト。

おっと、こんなところに製造番号発見です。ついてないのかと思ってました。

しっかりピントを合わせるにはこのルーペを使うようです。マジ分かりやす。ここにMade in Germanyの文字。

 

フィルムを入れる際は、サイドのボタンを上にスライドさせて背面をばっくり、ゴロっと外します。完全に外れてしまうタイプの背蓋です。フィルムを入れる部分はkodak retina Ⅰもそうでしたが、今のフィルムカメラとそんなに変わりません。

試写をするのに選んだM42マウントのレンズはマニュアル仕様で使えることが条件なのでとりあえず super-Takumar 28mm f3.5を付けときます。

思った通り若干1/100秒に合わせてあっても更に遅いシャッタースピードになってるようで露出オーバーなんだけど、フィルムの懐の広さがカバーしてくれてます。

レンジファインダーと違って一応一眼レフなのでしっかりピントが合わせられます。

68年も前のカメラでこうして写真が撮れるのは、ただそれだけで高揚感があるんですね。

次はレンズもドイツの同時代のもので撮りたいのですが、懐具合的に難しいかな(笑)

 


【第453沼】LORD ⅣB 信州岡谷光学機械の遺産

2015-02-20 18:02:31 | アンティークカメラ

岡谷光学機械の製品です。レンズシャッターのレンジファインダーカメラです。とにかく高級感と凝った造りが目を引くカメラです。もちろん、ライカとかとは別次元の値段だったはずですが、その心意気は多分ライカより上に君臨していたのでしょう。岡谷ってことでもわかる信州にあった会社です。レンズキャップまでついた状態でフリマで見つけたので購入しました。他にもその時、LORDのカメラが何台かあったので、今思えば買っておけば良かったと少し後悔してます。でもまあこのLORD ⅣBを選んだのは、正解だったかな。

裏蓋ロック部分のレザーが剥がれてますけど、これで見苦しいかと言えばそうでもないので、そのままにしています。巻き上げノブ?が非常に小さくて回しにくそうですね。ここにも凝った構造が隠れてるので後で紹介します。

LORDのエンブレムがかっちょいいです。レンズのメカっぽさも適度でいい感じ。

軍艦部の絞り形状もこの時代のいい感じのカメラに共通したポイントです。

底面の2個のボタン風はこのカメラの特徴にも関係あります。ふたつ穴のある方のボタンは多重露光用のフィルムを巻き上げないでシャッターをチャージするためのボタンとのことなんですが・・・

背中側のレザーは全部禿げていたので、仕方なく100円ショップの合皮の財布から切り出したレザーの裏の布を剥がして貼り付けてます。だからLordの文字はありません(泣)

機能は全部生きてるんですが、レンズがカビだらけで向こうが見えないくらいひどい状態なので、分解して掃除するしかないです。芋ネジ3本で固定されてた銀色のリングを外すと化粧リングも外れました。カニ目レンチでレンズを回すと前玉群で外れます。

前玉群の前後のカビをカビキラーで掃除してみたら内側にもカビがあったので前玉群の後ろ部分も外して中のレンズを掃除します。

絞りを開放にしてシャッター速度をBにしてシャッターを押した状態で絞りとシャッターの向こう側のレンズのカビ取りもしておきます。シャッターはSEIKOSHA-MX B-1/500秒です。

レンズの細かな傷はどうしようもないですが、カビは排除できました。レンズはHighkor 4cm F2.8 レンズ構成は3群5枚です。

フォーカスレバーの上のレンズの根元にあるのは、フォーカスを8フィートに軽く固定するためのレバーみたいです。使用法はよくわからないです。

キャップを繋いでるタコ糸が泣かせます。Lordのエンブレムはクロムメッキ?

よくわからないのは、この巻き上げレバーの窓で、TとかHとかMとか回すと表示されてるんだけど使い方わからずです。この巻き上げレバーは、当時としては最先端のセルフコッキングでシャッターが同時にチャージされるのですが、なぜかこのカメラはワンストロークではダメで2回レバーを引いてシャッターが押せるようになります。しかも非常に巻き上げが重いのでただ重いのかフィルムが終わったのかも分かりにくいほどです。

Lord ⅣBの刻印もいいね。Fの刻印はこの下がファインダーの意味なのか、フランジバック基準の意味なのか。多分後者だとおもうけど。

さて小さすぎるこの巻き上げノブだけど

 

一度引いて、たたむと巻き上げクランクに早変わりです。凝ってるけど壊れそう。

 

フィルムカッターが付いてるんです。蓋の内側はフィルムカッター以外は普通です。

いよいよフィルムを入れて撮影してみます。

さて試し撮りですが、フィルム装填を一度失敗してしまったので、撮影条件としては厳しい夕方になってしまいました。

全体に露出オーバー気味です。レンズの傷が原因の盛大なフレアと共にシャッタースピードも設定したものより遅めになっているようです。

空が曇っていて全体に明るいので、傷のあるレンズだと辛いちころです。ただ、ある意味いかにもクラシックカメラっぽい絵になってます。

ピントの来ている場所がレンズの目盛より近いところに来ている気がします。(後で気づきました。数字の単位がフィートでした。メートルと勘違いしてました。馬鹿ですねぇ↓)

真ん中付近にピントを合わせたつもりだったのですが、手前の石柱にピントが来ています。(自分で底に合わせてるんです!!フィートだからメートルの約1/3くらいのとこです。)

なんか、味があっていい感じです。フレアの中のクレーンも好きです。アナログな絵ですよね。

暗いですから絞りは開け気味でf3.2くらいでしょうか。酷いフレアがいい感じにテールランプの赤を広げてくれてます。

 

 


【第437沼】Ricoh AUTO SHOT 1964年製ゼンマイ巻き上げのフィルムカメラ

2015-01-18 21:50:37 | アンティークカメラ

発売年月 1964年4月
フィルムシステム 35mmパトローネ入りフィルム(135)
画面サイズ 24×36mm
レンズ リケノン 35mm F2.8 3群4枚構成(リコー製)
フォーカス 距離計連動 前玉回転フォーカス
シャッター リコー製  B ・ 1/30(オート解除時) 1/125(オート時)
露出制御 セレンメーター針押さえ式AE
特徴 スプリングモーターによる巻き上げ・自動復帰フィルムカウンター
フラッシュダイレクトコンタクトアクセサリーシュー
実像式ファインダー・露出不足警告ファインダー内表示
大きさ 巾 113 高さ 73.5 奥行き 56.5
質量 440g
価格 14,600円 ケース1,200円 キャップガン 1,300円

またまた、フリマで見つけた変なカメラです。どっちが上だかわかんない風カメラです(笑)普通ダイヤルや表示窓は上の方にあるのに、このカメラ、フィルムの巻き上げと巻き戻しが底面にあるのでなんか変なんです。ちなみにフリマで発見したときは、汚くてボロボロ風で200円じゃなければ買わなかったね。1964年発売なので今年からクラシックカメラの仲間入りでしょうか。

でも、一生懸命拭いたら、案外綺麗になって普通に中古品レベルに復活。しかも、見かけが酷かった割にどこも壊れてないみたいです。ラッキー!レンズはRIKENON 35mm F2.8 3群4枚構成(リコー製)・・・富岡光学製ではないらしい。残念。

左にフィルム感度設定ダイヤル、右はアクセサリーシューだけの上面です。フィルム感度設定ダイヤルは赤い三角に合わせるらしいけど、”2”って何なんでしょう?右前面には変な形のレリーズボタン。

左が巻き戻しクランクとフィルムカウンター。右に巻き上げダイヤル。このダイヤルはゼンマイ式でレリーズボタンを押すとゼンマイじかけで巻き上げるようになってます。でも、この機構、実際フィルム入れないとゼンマイ巻けないからチェックできないんです。

ファインダーがありますが距離計とかないから、ただ構図を決めるのと、露出が暗すぎて設定外になる場合白丸が赤く変わって知らせる機構が入ってます。ピント合わせは目測なので目安になる絵文字が左下に貼ってあるんですが、この絵文字なんか・・・・シャーロックホームズの緋色の研究に出てくる人文字みたいで、ちょい気味悪い(笑)

レンズ上面に、Bバルブ、AUTO,マニュアル絞りの位置があります。

フィルム入れて撮りました。セレン光電池が壊れてると思ってたので、ほとんど写っててびっくり。結局、どこも壊れてないことが判明。ただ、ゼンマイは壊れるのが怖くてあまり強く巻けないので、2コマ分くらいしかゼンマイでは動きません(笑)まあ、ピントは時々狂いますが自分のせいですから仕方ないっすね。

 


【第434沼】Ricoh Jet (1960年製、35mmフィルムレンジファインダーカメラ)

2015-01-10 23:01:37 | アンティークカメラ

35mmパトローネ入りフィルム用レンジファインダーカメラ  幅 140mmX高さ 81mmX奥行き 67mm 重さ725g フリマで、たっちゃん心をくすぐられる、ちょっと変わったクラカメを見つけてしまいました。

だいたいネーミングが行っちゃってますよね(笑) Jetジェットですよ、ジェット!ジェットっていかにも昭和ど真ん中なんですよねぇ。レンズのフォーカスレバーが両側に出っ張っててキーンって感じでしょうか。あられちゃん的ではあります。

ぱっとみ普通なのが味噌ですよね。でも実はすごく個性的構造のカメラなんですよね。巻き上げレバーがないんですよね。でレンズの下になんか変なレバーがありますよね。

巻き上げレバーの場所には、カウンターだけぽつんとあります。ちなみに、レリーズボタンと巻き戻しクランクは極々普通です。

じゃーんってかなり大きめなマキアゲレバーが底にあるんですよ。底面の左右に大きなダイヤルみたいなのがあります。Open と Closeですよね。

背面はいたってシンプルです。てかなんにもない。右のぽちっとしたボタンは巻き取り用のボタンですね。

 

RIKENON 45mm F1.9 4群6枚構成(富岡光学製) 富岡光学ですよ。写りがいいことで有名なレンズ屋さんですよ。この後のリコーの一眼レフ用のレンズも富岡光学製だったんでしょうか?初期はF2.8のレンズだったのですが、2年目からこの個体のようにF1.9に換装されています。SEIKOSHA  SLV   B ・ 1 - 1/500 セルフタイマーつきシャッターを採用してます。

 

文字がいっぱい、ギザギザいっぱいで銀色で正直レンズ部分はかっこいいです。レンズ端の黒いのは跡付けのフードなんでしょうか?回して簡単に外れます。

 

レバーの先の部分を立てて、右手でカメラを構えて左手の親指でガチャコンと前にレバーを押して巻き上げます。このころのリコーは、非常にユニークなカメラを何種類も発売してるみたいです。

 

巻き戻しのクランクにも赤い挿し色の矢印、底面のダイヤルも品質高そうで感じ良いです。いよいよ底面の左右の大きなダイヤルをOpenの位置にしてカメラの底部分を引くと・・・。

OLYMPUS PEN-EEとクリソツな感じにバカッと外れちゃうんですよ。しかも、このJetの場合、外れた側に巻き上げレバーがついてるんですよね。何がよくてこの構造にしたんでしょう?困難なことばっかりな気がするんですが・・・

 

内側からみたレンズは普通ですが、右の写真の右の巻き取りドラムは片持ちで下側浮いてるんですよ!!でもこのカメラは完全にマニュアル機で電気のでの字も使ってないから、壊れないし何十年たっても使えるんですよ。蝶番ないからモルトが劣化しても光漏れにも強そうだし。