RMC Tokina MACRO FOCUSING ZOOM 35-105mm F3.5 OMです。口径が大きくて重いレンズです。藤枝のフリーマーケットで発見しました。
前玉は綺麗でカビとかありません。後玉に少ないけどカビがあるので後玉を分解清掃します。3本の小ネジを緩めて
黒いカバーを外します。外しておかないと後の作業がしにくいです。
後玉の端をコムで最初まわして回り始めたらタコ棒でレンズを吸着して回して外す。ごろっと後玉群が外れた。
後玉の絞り羽から2番目のレンズが少し曇ってる。で中の方にもカビが。
後側のレンズ押えが回りそう。
指でひねって回りました。
少し曇ってる。でこの奥にカビ。
タコ棒でレンズを抜く。
そのままもう一枚レンズを抜く。
このレンズの裏にカビがあったのでカビキラーでカビをとって拭きエタノールで仕上げる。
スペーサーの奥は最後のレンズ。でもこのレンズには汚れなし。曇ってたレンズも拭いたらかなり改善したけど完全にきれいにはならなかった。けどカビじゃないし、組戻す。
このレンズは通常だと最短撮影距離は1.5mだけれどズームリングを35mmで手前に引いて
右にまわせばマクロ域に入り近接撮影が可能です。
SONY NEX-C3 1/320秒 ISO800 開放F値 MACRO域最短撮影距離 メインのピントリングは1.5mに合わせている。この写真を見る限りわずかに曇っているレンズの影響はないように見えます(*^^*)絞り開放で、この描写なら十分でしょう!逆光で影響でるかもしれないけど、この時代のレンズは、もともと弱いし問題無いです。
SONY NEX-C3 1/40秒 ISO800 F11 通常域最短撮影距離1.5mで撮影。焦点距離は105mm
SONY NEX-C3 1/500秒 ISO800 F3.5 通常域最短撮影距離1.5mで撮影。焦点距離は105mm
すごくピントの合ってる部分の描写はキリキリです。単焦点レンズに近い写り方してると思います。