以前、すでに紹介しているPENTAX super-Takumar 50mm F1.4 後期型ですが、明らかにこの固体は違う部分があります。後期2型って感じでしょうか。 MF単焦点 レンズ構成6群7枚 絞り羽枚数6枚 最短撮影距離0.45m フィルター径49mm 最大径×長さ36×57mm 重量240g
藤枝のフリマで単品でみつけて購入しました。前玉内にも後玉にもカビや汚れがあるので分解して掃除します。
ここで以前分解した3099438の固体と化粧リングもレンズ押さえリングも形が違うことに気づきました。同じPENTAX super-Takumar 50mm F1.4 後期型のなかでも、微妙に異なる型があるようです。
ゴムで回すと前玉群全体が外れてきます。この1番前のレンズ押さえリングの形状がずいぶん違ってます。前玉群を外した本体です。
次に後玉の見えている部分をゴムで回すと後玉郡全体が外れました。一番後ろのレンズの端の内側にカビが良く育っています。本体から前玉群と後玉群を外したのでレンズがひとつもなくなっています。
後玉のレンズと一体になっているリングを回して外します。なかのレンズは綺麗みたいです。見えているレンズが黄色っぽいのでこれがトリウムレンズですね。このトリウムレンズを外して裏側からカビキラーで掃除して綺麗になりました。黄色っぽいのは変わりませんが・・前玉、後玉を組み戻して完成です。
しっかり後玉端の形状は丸みを帯びてます。マニュアル、オート切り替えレバーの裏には37801の刻印です。これらはPENTAX super-Takumar 50mm F1.4 後期型の大きな特徴です。
PENTAX K100D ISO200 F1.4 開放 1/125秒
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