CANON FL 50mm F1.8 Ⅱ型です。MF 単焦点 レンズ構成4群6枚 絞り羽枚数6枚 フィルター径48mm 最大径×長さ62 x 42.5mm 重量 280g 1968年
フリーマーケットでCANON FTについてるものを見つけて購入しました。後玉に汚れがありました。押さえリングをカニ目ラジペンで回して外します。たこ棒でレンズを外します。カビを退治して組み戻します。
反対側もついでにきれいにして綺麗になりました。完成です。マウントの近くのマニュアル、オートの切り替えはNEXにつけて使うのでＭにしておきます。
NEX-C3 開放Ｆ/1.8 1/125秒 ISO-200 最短撮影距離です。艦長さんですよね？
CANON FL 50mm F1.8 Ⅰ型です。 MF 単焦点 レンズ構成4群6枚 絞り羽枚数6枚 フィルター径48mm 最大径×長さ61 x 40mm 重量 340g 1964年
フリーマーケットで見つけて買いました。化粧リングをゴムで外すとカニ目溝のあるリングが出てきます。これをカニ目ラジペンで回すと前玉全体が外れます。前玉群の一番後ろのレンズにカビがあったのでカビキラーで清掃します。
絞り羽の向こう側のレンズが見えます。少しカビと汚れがあったのでカビキラーで清掃しておきます。これで後玉をみたら綺麗になっていたので清掃は終了です。
絞りリングのすぐ後のマニュアル、オート切り替えリングなのでⅠ型の FL 50mm F1.8です。最短撮影距離は0.6ｍ
NEX-Ｃ３につけて試写します。
NEX-C3 開放Ｆ/1.8 1/200秒 ISO-200 最短撮影距離の画像です。モデルはレーシングスーツ姿のルパン三世です。
CANON FL 50mm F1.4 Ⅱです。MF 単焦点 レンズ構成6群7枚 絞り羽枚数8枚 フィルター径58mm 最大径×長さ65 x 51mm 重量 340g 1968年 Ⅱ型です、化粧リングにカニ目穴がないです。穴のあるなしの関連を調べてみようかな。
CANON CAMERA MUSEUMの資料ではCANON FL 50mm F1.4は4群6枚の初期型から5群6枚のⅠ型、6群7枚のⅡ型とレンズ構成が変わってきています。この個体は絞りの切り替えリングが後にあるのでⅡ型です。この型がＦＤ 50ｍｍ F1.4のベースになったみたいです。
NEX-C3 絞り開放Ｆ/1.4 1/60秒 ISO-1250 最短0.6ｍ メリハリのあるいい写りです。
CANON FL 35mm F3.5なんですが・・・MF 単焦点 レンズ構成6群6枚 絞り羽枚数6枚 フィルター径48mm 最大径×長さ62 x 43mm 重量 270g 1968年
フリーマーケットで発見。前玉がものすごく曇っていて見えないくらいだったけど買ってしまった。結局、綺麗にし切れなかったんだけど・・・前玉が曇ってたので前玉から分解です。化粧リングにカニ目穴があるのでカニ目レンチで回すとフィルターブラケット部分もいっしょに外れます。
粉っぽく汚れまくっているレンズ。どうやら1枚目のレンズの裏側かな？ここにもカニ目穴があります。カニ目レンチで回すと前玉群で外れます。
前玉群を横からみたところです。本体側は6枚の絞り羽が見えています。
前玉群の一番後ろのレンズです。カニ目穴がいっぱいあります。一番後ろのレンズ自体はカビとか汚れがなかったので二番目のカニ目穴で回すと外れます。
まだ汚れたレンズは現れません。カニ目穴ぼある押さえリングを回して外します。同心円状に汚れてます。レンズを外すと
汚れているレンズが見えます。白い粉がついているみたいで同心円状に汚れてます。でもこのままだと掃除しにくいです。ここまで外した前玉群の後の方を組み戻して次のカニ目穴で回そうとしましたが穴のある部分が狭くてレンチが使えないのでプライヤーでつかんで回すと外れました。更にその奥の押さえリングを外すと
汚れてたレンズが外せる状態になります。これは、形から合わせレンズだと思いました。ひたすら磨いても同心円状の汚れが取れなかったので合わせレンズのバルサム切れかと思ってましたが・・・
キャノンミュージアムの資料だと６群6枚構成となってますから合わせレンズは使ってないことになります。これ合わせレンズじゃないのかな？それでもかなり綺麗になって写真とれる位にはなりましたが、やっぱり汚れてます。でもここまでであきらめて組み戻しました。
NEX-C3につけるとこんな感じです。
NEX-C3 絞り開放Ｆ/3.5 1/60秒 ISO-800 最短距離画像 案外普通に撮れるのかなって思ったら・・・
NEX-C3 絞り開放Ｆ/3.5 1/60秒 ISO-500 最短距離 逆光だと、こんなことに。やっぱり汚れの影響が・・・でも案外面白いかもこの雰囲気。
