PENTAX super-Takumar 105mm f2.8です。MF単焦点 レンズ構成4群5枚 絞り羽枚数6枚最短撮影距離 1.2m フィルター径49mm 最大径×長さ59.5mm x 63.8mm 重量290 g 1963年頃の発売。
あまり見かけない焦点距離のtakumarなのでオークションで落札しました。一期一会ですからね。一番後ろのレンズの外側をまずエタノールで綺麗にします。絞り羽前後のレンズにカビがあるようです。後のレンズ群の端にカニ目溝があって回せて外れそうなんですがマウント部のカバーが当たって外せません。後は諦めて前からアプローチします。
前玉群の外側を掃除して中を確認。
ゴムで化粧リングを外します。表示文字列は後期型のものです。
化粧リングの下からカニ目溝のある押さえリングが見えます。
ゴムで押さえて回すと前玉がごそっと外れました。後ろ側のレンズ面のカビをカビキラーで撃退です。
絞り羽を全開にして向こう側をカビキラーで掃除します。ここから後は合わせレンズ1枚なのでこれで綺麗になりました。バルサム切れもありません。
綺麗になった後玉です。切替レバーの裏に数字の刻印があります。これは、super-Takumar後期型の特長ですね。表示もAUTOとMANです。この super-Takumar 105mm f2.8にも前期型があるんでしょうか?
*ist Dで試し撮りしてみました。まあまあな感じですかね。絞り優先オートで撮ってます。絞りは開き気味です。
これも開放付近の画像です。
描写は柔らかい方でしょうかね。
これがダメダメ写真で、どうやら無限が出ていません。修理の必要ありですね。