carenarです。カレナーって言うらしいですが、最初に135mmがオークションで気になって落札しました。
Carenar 28mm F2.8 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F2.8 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆ |
レンズ構成 | *群*枚 | 対応マウント | M42マウント |
絞り羽枚数 | 5枚 | フィルター径 | 55mm |
焦点距離 | 28mm | 最大径×長さ | 61.5X48.5実測 |
最短撮影距離 | 0.4m | 重量 | 212g実測 |
写真からなんか品質高そうな感じ良さげな雰囲気を感じたんで気に入ったんですが、送られてきた現物を見て更に気に入ってしまって、またオークションで他の焦点距離の個体を探して見つけたのがこれです。
送られてきたcarenar 28mm F2.8は先の135mmと同じシリーズらしき形で全金属製の工業製品です。M42マウントで連動ピンがあり、切替レバーが無いのでピンを押さえるタイプのアダプターでないと絞り操作ができません。この機構はAUTO-TAKUMARの時代くらいですか。真っ黒で機械加工の滑り止めが凛々しいです。文字も白文字のみでシンプルそのもの。
最短撮影距離は0.4mでもうちょっと寄りたいところですが、28mmでf/2.8ってのは案外珍しいのでは。carenarはアメリカの光学機器商社のブランドで自社での製造はせず、日本や韓国のメーカーにOEM供給してもらっていたようです。この個体はmade in japanと記されていますから日本製なんですが、一体どこのメーカーの製品なんでしょう?シンプルな外観や滑り止め加工部分はヤシカDXシリーズみたいですが、開放時のほわっとした描写は富岡光学らしくないしペトリの製品だとの記述もあるけど、実際には分かりません。
SONY NEX-C3 絞り開放F/2.8 1/125秒 ISO-200 開放なんですが、かなり解像しています。明るい部分だけ、ぽわっとやさしく表現されます。こいつは只者じゃないです。ただ、ピントの山は掴みにくくてぴったり合わせるのはたいへん。
上の写真の中央部の切り出し画像ですが、ただぽわっとしているだけのレンズじゃありませんね。
SONY NEX-C3 絞りF/4 1/100秒 ISO-200 少し絞るだけでずいぶんとピッシっとします。このレベルはかなり高くてよいんですが開放のやさしさが目立っててそっちに興味は集中しそうです。
上の写真の中央部の切り出し画像ですが、きちっとしてて上質ですが面白くはないでしょ。