MAMIYA 35 Ⅱ <F2.8> | |
型式 | 35mm判 レンズシャッター式カメラ |
レンズ | MAMIYA-SEKOR 5cm f2.8 No.116490 (3群5枚構成) |
シャッター | レンズシャッター SEIKOSHA-MX B-1/500秒(ビハインド) |
最短撮影距離 | 1m |
ファインダー | 一眼距離計連動逆ガリレオ式ファインダー 倍率 0.7 |
巻き上げ | ノブ式自動巻き止め シャッターはフィルム巻き上げで自動セット 二重撮影防止 |
サイズ・重量 | 75×130×65mm・650g |
フリマで買った古いカメラです。でも現代の35mmフィルムが使えるカメラです。レンズ交換式でない(レンズがデジタルで使えない)フィルムカメラは興味なかったはずなんですが・・・この前モデルのMAMIYA 35 Ⅱ <F3.5>はレンズ交換式だったようですが、このモデルは固定式です。フィルム巻上げはレバーではなくダイヤル式ですが、フィルム巻上げとシャッターのチャージが同時に行われるセルフコッキングタイプです。次のモデルMAMIYA 35 Ⅲは巻き上げがレバー式になってます。オートマット機構を備えています。オートマットとは、巻き上げと同時にシャッターの作動準備が完了し、シャッターを切るまでは、巻き上げはロックされて、シャッターを切った後はフィルムを巻き上げないと次のシャッターが押せないという機構のことです。
製造元のマミヤ光機製作所は1940年に発明家 間宮精一等によって創設されたということです。現在はマミヤ・デジタル・イメージング株式会社となり、プロ用中判デジタルパック等に特化しており実質上、一般のカメラユーザーの前からは姿を消しています。
この個体のコンディションは割りと良いようです。シャッターもちゃんと切れますし機能面の問題はなさそうです。ま、実際写真を撮ってみて確認はします。レザーも綺麗な状態です。
この角度からの形がいいです。
フィルム装填部分は現代のフィルムカメラとさほど変らないです。といいますか変な開き方をするモデルの方が好きなので残念な部分かも(笑)
レンズはSEKORで世田谷光機製でしょうか。初期のF3.5レンズにはSETAGAYAの文字があったようです。セコールというのは、世田谷光機製のことなんですかね?
1/500秒が実際に機能するか否かは?ですが・・・
この時代の巻き戻しダイヤルのASAの表示は単なる覚え程度なんですよね?分からないことばっかりです。
フィルム巻上げダイヤルの上のカウンターは35まで目盛りがあるから、mm単位でフィルムの送りがわかるってこと?
刻印はあまりかっこいいとは言えません。
レンズ筺体部分は加工精度も高くかっこいいですね。