昨日八坂神社の節分祭の後、天気が良かったので壬生寺に向かいました。
壬生寺は京都の節分では参拝者が多い(十数万人)ので有名です。
京都の裏鬼門(南西)にあたり、白河天皇の発願で始められ約900年の伝統があります。
悪鬼を防ぎ、参詣者の厄除け本尊の延命の舞妓地蔵尊に祈願します。
その際、炮烙(ほうらく)に年齢などを墨書きして奉納するのです。
壬生寺ならではの信仰で、厄除け開運を得るといいます。
これらの炮烙は4月の壬生狂言「炮烙割」で割られます。
また2,3日とも重要無形民俗文化財の壬生狂言のうち、厄除け鬼払いの狂言「節分」が無料で1日8回上演されます。
壬生寺東門

門前や境内で厄除炮烙が販売されています。
料金は500円です


境内は身動きがとれないほどの人出です。



厄除け祈願の炮烙を納め場所
1枚につき100円です。

本堂前で大護摩祈祷が行われ、奉納された多数の護摩木が焚かれ厄除け開運を祈願します。



境内は参拝者でいっぱいです。
警察官も出動し、境内の通行規制と誘導を行っています。
狂言『節分』を見ようと思って来たのですが、あまりの人出でやめました。

帰りは南門です。

門前は露店もでて賑やかです。

名物甘納豆

新撰組で有名な八木邸






壬生寺に近い梛(なぎ)神社(元祇園社)にも寄りました。
駒札

厄除けおかぐら招福が行われています。

