二月の椿 2019-02-08 17:08:15 | 2019 花 二月の椿です。 立春が過ぎましたが不安定な天気で、椿の花が雨や風で傷んでいるのが多いです。 ぎりぎり投稿可能な椿を撮影しました。 錦魚葉椿 御代紅 鹿児島 絵姿 腰蓑 玉兎 土佐有楽 白聚楽 元日 数寄屋 有楽 覆輪燭光 曙 財布 薮椿 紅侘助 絞侘助 大神楽 白澄 桃色雪中花 白角の倉 紅唐子 菊冬至
如月の法然院 谷崎潤一郎、福田平八郎、川上肇の墓 2019-02-08 06:38:48 | 京都めぐり 如月二月の法然院です。 白砂壇 青苔 講堂 本堂の公開は4月1日~6日です。 アセビの開花はまだです。 山門から 法然院の墓地には、文学者・谷崎潤一郎夫婦、日本画家・福田平八郎、経済学者・河上肇、哲学者・九鬼周造など多くの学者や文人の墓があります。 参道の途中を墓地に入ります。 目印はこの石塔 紅しだれ桜の下に谷崎潤一郎の墓があります。 墓石は「寂」「空」の二基の墓石が並んでいます。 「寂」は潤一郎・松子夫妻が、「空」は松子夫人の妹重子夫妻が眠っています。 ここは代々谷崎家が日蓮宗であることを嫌っていたことから、自分で生前に求めたものだそうです。 そしてこの紅しだれ桜は、京都の風物を愛した潤一郎が生前買い求めたもので、こよなく愛していた平安神宮の紅しだれ桜と同じ桜だそうです。 谷崎潤一郎の墓の隣に福田平八郎夫妻の墓があります。 明治25年大分県の文房具店の長男として誕生するが、中学生のときに画家を志して京都に出ます。 京都市立絵画専門学校を卒業後、帝展に発表した『雪』『鯉』などで注目され、『漣』で日本画に新しい世界を開きました。 伝統を重んじながらも、近代的な感覚を巧みに取り入れ、独自のスタイルを築いた日本画家です。 昭和三十六年文化勲章を受賞しています。 先祖の墓より一回り小さい墓です。 石塔の近くには河上肇夫妻の墓もあります。 春紅しだれ桜がきれいなときにまたお参りしましょう。 安楽寺です