散歩がてら六角堂に行ってきました。
華道家元池坊で知られる六角堂は、「御幸桜」という枝垂桜で知られます。
咲きはじめは白に近い淡紅色ですが、開花が進むにつれて紅色へと変化していくのが特徴です。
毎年無料の夜間ライトアップを行っており、桜だけではなく生け花の展示も楽しめます。
聖徳太子創建と伝えられ、古くから町堂として庶民の信仰を集めてきました。
本堂は六角宝形造で、その形状から「六角堂」と通称され、六角通の由来ともなりました。
境内にある「へそ石」は、平安京以前からあり、京都の中心と言われています。
へそ石
親鸞堂前の御幸桜
まだ咲きはじめですが、ここの桜は老木のようで樹勢も衰え気味のようです。
花山法皇が996年に六角堂に御幸したことで西国三十三ヶ所霊場が始まったことを受け、花山院前内大臣が境内の桜を「世をいのる 春の始めの 法なれば 君か御幸の あとはありけり」と詠んだことにちなんで名づけられました。
わらべ地蔵の裏にも御幸桜があります。
まだ咲きはじめです。
十六羅漢像
合掌地蔵
六角堂で飼われている白鳥
六角堂は周囲が高いビルに囲まれています。
わらべ地蔵
一言願い地蔵
御幸桜、枝垂れ桜の見頃は月末から4月初めでしょうか。
撮影日 3月21日