開催を楽しみにしていた「ターシャ・チューダー展」に行ってきました。
昨年のクリスマスはTV放映がなく、体調を心配をしていたところ、新聞で訃報を知ったのがこの6月のことでした。
「一生は短いのよ。思いきり楽しまなくちゃ。」
そんなターシャの暮らしぶりがうかがえる、古くから伝わる台所道具や生活用品の数々。
水桶を肩にかけて運ぶ天秤板?は、それだけでも重そうです。
90歳間近の彼女が桶に水を入れて運んでいたけれど、ずっと若い私などにはとても真似ができそうもありません。
中でも大きさにびっくりしたのが、麺棒!
直径7~8センチ・・・いやそれ以上あったんじゃないかなぁ。
便利なものに囲まれた現代人は、体格はよくなったかもしれないけど体力は足元にも及ばないんでしょうね。
絵本の原画や手編みのセーター、マリオネット・・・チューダーさんの世界をこんなに身近に堪能できるとは!
ちょうどクリスマスシーズンに開催なので、吊るしてあるアドベントリースは当館だけの展示ですとあったけど・・・結局どこだったのだろう?
分からないまま展示場を出て、ふと振り返ったらキャンドルを立てたリースがぶら下がっていました
気がつかないで帰るところでした。
チューダーさんは妙齢のご婦人方の人生の指針でもありましたから、もっと長生きをしてほしかったという声があちらこちらから。
本当にとても残念です
ターシャ・チューダさんを知らなくて、去年知り合いにすごくお庭をきれいに作られてるんだよって聞いて、時々雑誌とかでお見かけしてました
お見かけするまではもっと若い方だと思っていたら、意外とご高齢で驚いたのを思い出しました。
1月には、大阪大丸でも開催されるらしいので、全国いたるところで見ることができるのではないかしら?
19世紀風の生活様式(何でも手づくり)の暮らしぶりは、あこがれでした。
将来のお手本にしたいな