ミステリー好きな人には、一押しの一冊!
先日、作者を知るきっかけとなった「片眼の猿」を読んだけれど、ケータイ文庫だったせいか、それなりに面白いながらも満足という感じではなかった。
ホラー色の強い「背の眼」から読み始めたからか、どこか暗くわけの分からない恐ろしさがあったほうがいい。
例えるなら、隅々を照らす蛍光灯ではなく、裸電球のような明るさの世界とでもいうのかな。
小学4年生のミチオは、休んでいたS君の家に届け物を持っていく。
そこで見たものは、首をつって死んでいたS君だった。
しかし警察が到着した時には、あるはずの死体が消えていた。
わけのわからないまま1週間が経った日、生まれ変わったS君がミチオの部屋に現れて「殺されたんだ」「僕の体を見つけて欲しい」と言う。
登場する人物それぞれが危うさと隣り合わせで、その危うさはもしかしたら自分も持ち合わせているものかもしれない。
ある日、均衡がぐしゃりと壊れてしまったら・・・
大抵の場合、読み進むにつれ今後の展開がよめてくるものだが、どんどん裏切られていく。
次はどうなるのだ・・・???
この作品もまた、一気に読んでしまった。
この作品でブレイクしたということだけれど、今度は「シャドウ」だ。
「向日葵の咲かない夏」道尾 秀介
先日、作者を知るきっかけとなった「片眼の猿」を読んだけれど、ケータイ文庫だったせいか、それなりに面白いながらも満足という感じではなかった。
ホラー色の強い「背の眼」から読み始めたからか、どこか暗くわけの分からない恐ろしさがあったほうがいい。
例えるなら、隅々を照らす蛍光灯ではなく、裸電球のような明るさの世界とでもいうのかな。
小学4年生のミチオは、休んでいたS君の家に届け物を持っていく。
そこで見たものは、首をつって死んでいたS君だった。
しかし警察が到着した時には、あるはずの死体が消えていた。
わけのわからないまま1週間が経った日、生まれ変わったS君がミチオの部屋に現れて「殺されたんだ」「僕の体を見つけて欲しい」と言う。
登場する人物それぞれが危うさと隣り合わせで、その危うさはもしかしたら自分も持ち合わせているものかもしれない。
ある日、均衡がぐしゃりと壊れてしまったら・・・
大抵の場合、読み進むにつれ今後の展開がよめてくるものだが、どんどん裏切られていく。
次はどうなるのだ・・・???
この作品もまた、一気に読んでしまった。
この作品でブレイクしたということだけれど、今度は「シャドウ」だ。
「向日葵の咲かない夏」道尾 秀介