東日本大震災で東北地方の太平洋沿岸に壊滅的な被害を与えた津波
まさかここまで津波は来ないだろうという思いを持った人が逃げ遅れたと聞いております。
田老地区
「万里の長城」と呼ばれた防潮堤を現地ガイドの元田さんが説明してくださいました。
戦争の事と津波の事は両親から耳にタコが出来るぐらい事あるごとに言われ続けましたが
聞く耳を持たなかったそうです。そこへ今度の津波が。
初めは感情のコントロールが出来なくて、自分自身を強くして津波災害で経験したことを
しっかり学んで伝えて行かなければと話してくださいました。
津波は海面から10mの高さを誇る防潮堤を越え、町を襲っていました
たろう観光ホテル。
大津波は建物の3階まで到達したとのこと、生々しく残骸が残っていました。
津波襲来時、建物に1人残ったという松本社長が6階の客室から記録したという、
メディア未公開のDVD上映を見ながら当時の様子を説明していただきました。
1・2階部分は鉄骨の骨組みだけが残されています。
6階の窓からの風景です
全て流されて何もなくなっています。
階段は、避難階段なそうです。
幾つも、田老地区にはあるそうです。
災害前
災害後・恐ろしいですね。
元気で頑張っているので忘れずに応援よろしくお願いしますと
バスの姿が無くなるまで手を振って見送ってくださいました。
浄土ヶ浜周遊コース
新鮮な海鮮丼をいただいた後、遊覧船に乗り40分ほどの航路。
船の周りにはウミネコが群れ飛び、「ウミネコパン」を差し出せば、その手から器用にくわえて飛んで行きます。
掘削機で防波堤を砕いて片づけていました。
まだまだ、本格的な復興・復旧には時間がかかりますね。
奥の家まで、波が来たそうです。
山田に地元5社共同で設立した「五篤丸水産」の直売店舗オープン
皆さん、頑張っていますので足を運んでみてくださいね。
お店の前は、未だに災害でやられたままの手つかずになっていました。
蓬莱島(ほうらいじま)
ひょこりひょうたん島で有名になった島も津波にやられていました。
次回につづく