鹿島錦 初心者練習日記 

鹿島錦保存会に入会し、手取り足取り指導を受けながら織っています。保存会は伝統の継承と後継者育成のため設立されました。

ギリギリまで織る

2011年04月03日 21時43分02秒 | 1枚目 本金 40割
 経紙の残りが少なくなって、そろそろあばりを通すのが難しく成って来ました。もうすぐ織りあがりです。今週の木曜は保存会の練習に行くので、外してその後どうするのか先生に相談しようと考えています。次に張る経紙も先生に「何でも良いです!」とお願いしたからワクワク楽しみ。

 図書館から今日借りてきた  檀流きものみち(著者:檀ふみ 発行:株式会社世界文化社)で鹿島錦のことに触れてありました。(P112,P113)
祐徳稲荷神社で実際に見て説明を聞いて書かれたようです。

ーーー鹿島の錦は、深窓に生まれ、深窓に育つ。その後も、代々の鍋島家の女たちに受け継がれ、さまざまな工夫が加えられて、世にも美しい錦となっていったのだが、世間一般に知られることは無かった。やがて嵐のような日本の近代化の中で、お姫さま、お方さまと呼ばれる人たちとともに、「鹿島錦」も存続の憂き目を見る。深窓を出て、世の中の人に知ってもらわねばと、「佐賀錦」とはそのときについた名前らしい。----

2001年に発行された本です。鹿島では伝統は受け継がれてます。
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