お師匠様が読んだ本じゃ~ないけれど。
「言わなくてもわかるだろう」
なんて・・・普段そんな事をいわれたら
「わかるかッ! アタシにわかってほしけりゃ、ちゃんと言葉にしろ!」
と怒っちゃいそうです。
でも、考えてみたらダンスには言葉はいらない ・・・・・・ハズ・・・ なのでした。
はじめましての方と踊ったとしても、双方リード&フォローがキチンと出来てさえいれば、難なく踊る事ができる
たとえ生まれ育った言語圏が全く違って、全然言葉が通じなくても、問題なく踊れる。
なぜなら、社交ダンスはボディランゲージのゲイジュツだから。
・・・・・・・な~んてネ。
(ワタクシもダンサーの端くれとして、そういうトコロを目指しているんでした、そういえば)
上手な人と踊ると、自然に、次にどちらを向くのか、どうすれば良いのかがわかる。
何も考えなくても、普段の練習では辿りつけないような距離を連れて行ってもらえる。
ビックリするほど自分が上手に踊っている気にさせてくれる。
とは、よく耳にするハナシです。
本当ですよ。
大げさな表現ではないんです。
特に、女性の方は覚えがあるかもしれません。
男性は女性をリードする必要があるので、連れて行ってもらえるとか、リードを感じて次にどうすれば良いかわかる、という感覚は薄いかも。
それでも上手な女性と踊れば、自分のリードが多少拙くても相手はついてきてくれますから、上手になった気分は味わえるでしょうか。
一の弟子はまがりなりにも先生なので、男性役、女性役どちらでも出来るワケですが。
(練習しても練習しても練習しても今ひとつ、ウマくリードできないんだよな~~~このステップ。 何でだよぅ)
・・・なんて・・・自分が苦手にしているワザを使って自然に踊らせてもらえると、相手がどうやってそのリードを成し遂げたのか気になって気になって・・・。
どうやって動いたの?
タイミングはどう?
リードの力はどのくらい?
? ? ?
いろんなハテナが頭の中でぐるぐる回りだします。
先日も、気になったリードがひとつ。
女性側のステップを練習していたのですが、思わず
「ちょ、あの、いまッ、今のヤツ・・・男性としてリードするにはどうやって? どんな? 何今の? すッごくわかり易かったですが?」
「あぁ~・・・覚えたい? やってみる?」
訊いてみるものです。 求めよ。さらば与えられん。
ひゃっほぅ
という流れで・・・教えてもらったんですが、高度過ぎて・・・・・・すぐに真似るのは一の弟子には無理でした ま、そんなこともあるサ。
言わなくてもわかるでショ
と、自信満々にリード&フォローができるように・・・やっぱり、練習の日々でしょうかね。
みんな、ガンバローね・・・