モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

はじめてのフランス料理、サーモンのムニエル&きのこ添えケッパーソース。

2008-12-17 10:21:27 | 男の料理

上野駅のブラッスリー・レカン丸の内にあるブラッスリー・オザミのフランス料理を食べてから
素材の味を生かした薄味で和食の良さを取り入れたフランス料理があることに気づき
これはいけると思いつくってみることにした。

(写真) 『いちばんやさしいフランス料理』ネーミングがいいね!



手はじめは、料理本を物色することからはじめ
カタログ的で余分な文字がなく使いやすそうだった『いちばんやさしいフランス料理』を購入した。

この本は、完成イメージ(1ページ)、材料、作り方(1ページ)が、
見開き2ページ内にホワイト部分を多くしておさまっているのがうれしい。
見開き2ページに4つの料理が載っている情報満載的なものもあるが、これはいただけない。
一を知り、それを使いまわしていく“応用”“工夫”“創造”を発揮させなくさせてしまう。

冷蔵庫にサーモンのブロックがあるので、これを使ってはじめてのフランス料理にチャレンジしてみた。

名付けて
「サーモンのムニエルとケッパーソースきのこ添え」
本の材料と冷蔵庫にある材料が異なったので、冷蔵庫にあわせて修正してつくった。

初めてのフランス料理なので、何がフランスで、イタリアとの違いはわからないままだが
味の淡白なサーモンには、ソースが重要でクッパー+レモンは燻製のサーモンにも使われており
このソースがポイントとなる。

【材 料】 (4人分)
生鮭              4切れ(約500グラム)
塩・コショウ          適量少々
薄力粉             適量
(バター             60グラム)オリーブオイルに変更

<ソースの材料>
バター(マーガリン使用)      30グラム
ケッパー            大さじ2
レモン汁            1個
ルッコラ(イタリアンパセリが指定) 粗みじんぎり1/2袋
塩・コショウ          適量

<付け合せ>
きのこ類            シメジ1、エノキ1
ルッコラ            1/2袋

【つくり方】
1.鮭は皮を取り水分をふき取り、塩・コショウをして薄力粉をまぶす。
2.フライパンでオリーブオイルを温め、鮭の表面を中火で火を通す。
3.焦げ目がついたら裏返して弱火で焼く。焼きあがったら取り出す。
4.同じフライパンで、バターを足し、きのこを炒める。
5.小さなフライパン(鍋)でソースを作る。まずバターを中火で溶かし、ケッパーとレモン汁をいれ、塩・コショウで味を調え、粗みじん切りしたルッコラを加えて混ぜる。
6.鮭、きのこを盛り付けソースをかける。ルッコラを飾り付ける。

(写真) はじめてのフランス料理by『いちばんやさしいフランス料理』


【評 価】
サーモン自体味が淡白なのでくせのあるモノが欲しいが、
酸味でピリッとしたケッパーとレモンの組み合わせがベストということがよくわかった。
そして、ソースと付け合せにイタリアンパセリとかかれていたが、
よりくせのあるルッコラ(ワサビのようにピリッとしたゴマ風味)は、あっていたようだ。

マイナスポイントは、サーモンの場合は、マーガリンではなくバターの方がよかったかもしれない。

いたって簡単で、“いちばんやさしい”というネーミングは間違っていなかった。
しかし、何処がフランス料理なのかまだ理解できていない。
普段でもやっている料理なのでは?? 
という疑問があるが、つくれるレシピが一つ増えたから大満足だ。

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