モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

政権交代の効果: 新聞が面白くなった!

2009-09-19 20:00:07 | ニッポンの政治
お気づきでしょうか?
新政権の大臣が着任した日から新聞が面白くなった。 というか、読みたい内容になったという気がする。

気になったので何紙か目を通してみたが、朝日新聞が劇的に変わり面白くなってきた。
新聞社もこの劇的な変化に気づいているのだろうか?
ほめてあげたい。

これまでの新聞といえば、チラシが欲しいがためにしょうがなく新聞を取っていたのでせいぜいテレビ・ラジオ欄を見るぐらいだった。
こんな極端な意見に賛成する人も多く、リクルートは、チラシとテレビ・ラジオ欄だけを無料で配布する事業化の実験をしているというので、いいところに目をつけている。

新聞には、日本人全体の知的水準の維持向上、世論の形成など目に見えない重要な役割を担ってきたが、読む気にさせる努力を怠ってきたツケがきている。
特に顔ともなる一面からの政治の欄がとても読む気になれる代物ではなかった。
日本人の知的センスを著しく落とすものだった。

民主党の時代になってからその読む気にならなかった理由が良くわかるようになってきた。
自民党政権時代は、派閥、族議員、業界との癒着、権力の二重構造、暗闘など政治を語る言葉が汚い言葉で満ちていた。
こんな言葉であらわされる政治に嫌気がさしていたし、どうしょうもない政治家という人達と政治部の記者のセンスを疑っていた。

民主党を中心とした連合政権が誕生してから、自民党時代に多用されていた言葉が少なくなり、子供手当てなどの政策を中心として、新大臣の方針、官僚と対峙する一挙手一動など政治面の記事ががらりと変わった。

まるで、政治部の記者が入れ替わったような変わりようだ。
この変化は政治をもっと身近にさせるものであり、新聞も生き返った。

政権交代の効果は、まず顕著に新聞に現れた。
次はテレビにもこのような変化を期待したい。特にNHKは大変化してもらいたいものだ。

民主党政権で、地盤沈下と存在の価値を問われかねない経団連はどう生まれ変わるのだろうか?

地球温暖化対策としてCo2 25%削減という目標の設定は、生産・流通・消費のあらゆる場面での総合的な省エネルギーなどの技術開発につながり、日本の優位な成長シーズを生み出すことに結びつきそうだが、実現困難ということで日本を逃げ出す気なのだろうか?

国籍を持たない企業は、どこからも支持されなくなる可能性があることを理解できないのだろうか?
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