「もっと生きやすい社会に」 総がかり行動
東京・有楽町
総がかり行動実行委員会は28日夜、東京・有楽町駅前で「選択的夫婦別姓、今国会で実現を」などと訴えるウィメンズアクションを行いました。参加者は「それぞれのカップルが選択できるようにするだけなのに、なぜ家族の絆が壊れることになるのか。もっと生きやすい社会になるだけだ」などと訴えました。
新日本婦人の会の平野恵美子副会長は、パスポートは戸籍名での表記になるために入国時に何時間も取り調べを受けるなど、石破茂首相が主張する旧姓の通称使用拡大では問題は解決しないと指摘。「一人ひとりの意思を尊重することがジェンダー平等の基礎になり、ジェンダー平等は平和をつくる力になる」と語りました。
日本婦人団体連合会の小畑雅子会長は、日本はあらゆる分野でジェンダー平等が遅れていると、昨年10月に出された国連女性差別撤廃委員会の日本に対する勧告でも指摘されていると強調。「雇用でも、男女の賃金格差は大きいところで1200万を超える。この原因を明らかにし、是正のための具体策が必要だ」と訴えました。
日本共産党の倉林明子副委員長は、総選挙の結果で政府も野党も市民の声で動くように変わりつつあると指摘。「参院選でも自公を少数に追い込もう」と述べました。
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