もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

近頃見た展示・・・

2023-08-09 21:25:18 | おすすめ?

にゃんとクールなハンターたち名古屋市科学館「猫展」・・

常滑のとこにゃんに似ている気もするけど、関連はないみたい。

 

毛皮・・・(左上)ヒョウ、(左下)オセロット、(真ん中下)ピューマ、(右上)ジャガー、(右下)ベンガルヤマネコ。

ベンガルヤマネコが小さく感じる。

 

爪・・先の曲がり方が、猛禽類のくちばしに似ているように感じた。

気にもしていなかったことが、わかりやすく解説されていた。

 

マヌルネコ・・ 「ダーウィンが来た!」のマヌ子ママみたいなデブじゃなかった。。。

 

メイン展示は、このツシマヤマネコと・・・

 

イリオモテヤマネコ・・・

生息する対馬や西表島の生態系の頂点に立つと紹介されていたけど・・可愛らしく感じた。

 

ちなみに・・徘徊コースで、いつも睨みつけてくる野良猫。

剥製は義眼とはいえ、こいつらの眼光の方がビビるし、栄養状態も良さそうに感じる・・

 

若かりし頃に、相応な装備でジャングルを目指したものの、早々に宿に泊まり、スキューバダイビングなどして、まったりとすごした思い出の島・・・

グーグルマップで見ると、当時は海からしか行けなかった未開のジャングルに、今はガードレールがあり、立派な宿泊施設もある。

 

どちらのヤマネコも推定生息数100頭程なのに、交通事故で多い年には15頭も死んでいるとあった。

こちらの本には、繁殖期にメスを探すオスと親離れ期の子供の事故が多いと書かれていた気がする。

 

イリオモテヤマネコの毛皮に触れた。

 

ツシマヤマネコでは、夏毛と冬毛の両方に触れた・・

毛皮はスゴイなぁ・・・

 

こちらの展示によると、三毛猫はメスの遺伝子にリンクしているので、殆どがメスらしい。

 

先の野良猫では、こちらはメスで・・・?(←猫好きの知人によると、これはブチで、ふてぶてしく丸っとした体格はオスではないかとのことです。。)

 

ふてぶてしさを感じるこちらは不明(←これもオスでは?とのこと・・)

それにしても自分が撮るネコはどうしてこんなにも攻撃的な目つきになるのだろうか?

(まさか私を獲物として狙っているのか??)

 

名古屋港水族館の特別展示、「透ケルトンズ~グラスないきもの、硝子のいきもの~」

 

トランスルーセントグラスキャットフィッシュ。

子供の頃の観賞魚屋の定番。当時も安かったけど・・水族館の特別展で写真を撮ることになるとは・・・

 

グラスハチェット・・

 

ヒメイカ・・世界で最も小さなイカの仲間と紹介されていた。

 

スジエビ・・・!!

特別展の水槽に単独展示されていた。でも・・特に目を引く解説は無かった。

 

解説は見やすくて分かりやすかったけど、読んでる人は自分くらいだった・・

 

名古屋港水族館の久しぶりの特別展は、5段階の自己評価で★3つくらいでしょうか?

もう少し踏み込んだ解説と、ここを見ると楽しいよのワンポイントアドバイスが欲しかった。

 

あくまでも個人的な指向ですが・・お金をかけた装飾や珍しい魚は「どうぞご自由に・・」と思う。

普通に見られる身近な生き物の「えっ?」「スゲー!」「そうなの・・」を感じられるのが一番素晴らしいと思う。

今回のスジエビに、もう一言があったら、★5つの満点。

 

透明骨格標本なら・・

 

JR弁天島駅から歩いて行ける浜名湖畔の小さな水族館「ウォット」の体験で作ったソラスズメダイ・・

 

逆から見ると・・魚やラベルの位置が微妙にずれてしまった。

 

ウォットはとても小さな水族館だけど、大人の入場料320円。身近な浜名湖に特化した展示で楽しい。

季節にもよると思うけど、春のウミウシや、タツノオトシゴやサバやアカエイの幼魚などをまじまじと見られたのは良かった。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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ミツカンミュージアム

2023-07-26 21:43:39 | おすすめ?

ミツカンミュージアムへ行った。

 

本社の横、その昔の工場跡に建てられたとか・・

 

ミュージアム横の運河

かつては、ここから江戸へ、酢が運ばれていたらしい・・

 

ミュージアムの入口付近・・入口正面に立つガードマンに、「入口どこですか?」と聞いてしまった。

 

これが入り口。

 

専属ガイドによる90分コースに予約して参加した。

 

スゴイ・・の一言だった。

 

雰囲気のある展示・・

 

近代的な設備の一端・・・

 

キレイな展示・・

 

分かりやすい説明・・

 

これでもかの演出・・

荒海を乗り越える中、三日月に向かって、ザトウクジラが飛ぶ・・・この映像には息を呑んだ。

 

江戸・・・実に華やかな映像だった。。

 

地域文化の紹介・・・

 

いろんな体験等々・・・

 

企業のイメージVみたいなのは最小限にとどめ・・

 

入館料の安さや土産コーナーの質素さといい、正に創業の地への貢献のための施設と感じた。

 

一番良かったのは、かつて、酢を江戸に運んだ「弁才船」の再現展示。

江戸時代の造船技術と操船術の高さには感嘆した。

何より舵の大きさに驚いた。舵の構造と操作方法はどうなっていたのだろうか・・?

 

まさか・・この甲板に乗れるとは思わなかった。

 

あっという間の90分だった。

酢の製造や会社の沿革系で覚えているのは・・・

酢の製造に3年半。

江戸まで、動力のない1本帆の木造船(弁才船)で乗組員は数人で運んだ。

ここの地下工場では機械化が進み一人で管理している・・ということくらい。

 

いやいや・・琴線に触れる企業ミュージアムだった。

 

ちなみにこのあと、メロンとスイカの産地の海岸へ行き、大量に買った。

この金色ラオウスイカと、赤肉系のメロンの「レノン」は、お値打ちで、食べ応えもあって、大満足だった。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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深海魚・・

2023-07-13 22:10:06 | おすすめ?

フウセンキンメ・・体長14cmほど

 

耳石(平衡石)・・約8mmもあった。

 

金目・・・?

 

名古屋大学博物館の「深海魚の観察と耳石標本作りワークショップ」へ参加させてもらえた。

素晴らしいイベントだった。

形や色など、様々な深海魚を見ているだけで楽しかった。

志摩半島沖合、水深180-350mで先月採れた26種・・

意外と綺麗な色が多かった。

 

アズマハナダイ・・一人2種類を選んで、鰭立てをして写真撮影ののち、耳石の取り出し。

 

自分が選んだのは、先のフウセンキンメとこのアズマハナダイ。ハナダイの仲間通り、とてもきれいな体色だった。

 

牙状の長い歯が、下顎の中間にあった。きれいな小魚だけど、深海魚らしい不思議さがあった。

 

耳石はこちら・・米粒型。尖っている方が前で、溝のような部分を「サルカス」と言い、識別の重要ポイントらしい。

 

とても見やすく、わかりやすい解説用紙も頂けた。

耳石の取り出し安さの目安が書かれた資料や、図鑑と言えるような濃密な冊子までも貰えた。

 

発光器が化石になる仕組みを研究されている院生など・・先生だけでなく、スタッフも凄い方たちだった。

 

更に、3時間に及ぶ充実したイベント終了後・・余った深海魚がもらえた。

キホウボウは、残っていたので、では・・と手を伸ばそうとしたら、少年が「欲しい」と声をあげたので、見送った。

頭をアップで見ると、魚というより、甲殻類、エビに近く感じた・・

 

貰った残り物その1、ツボダイ・・

 

凄く立派な棘鰭・・

 

顔の・・涙骨(目と上顎の間)や、上頭骨(目の上)あたりの花びら状の凹凸は、感丘のような感覚器か? 

背ビレの前には神経棘があるタイプらしい。

 

残り物その2.シマベニカワムキ・・

 

腹鰭部にある棘は出し入れ可能で、取り出すと、ギマのように立てることができる。

名前の通り、皮も簡単に剥がせたので、さかなクンの紙粘土内張式剥製づくりにチャレンジしたものの・・・余計なことをしてしまい、悲しい結果になってしまった。

更に、耳石の取り出しも失敗・・2mmの耳石は老眼では見えなかった(泣)

 

貰い物その3. リュウグウハダカ・・・

 

大きく開く顎に鋭い歯、下側一面に発光器が並び、鱗がない体表。実に深海魚らしい魚体。

 

上顎のほぼ付け根まで、鋭い歯がある。

 

発光器は下顎の下面にもびっしりと並んでいた。

 

発光器を顕微鏡で見てみた・・

懐中電灯のように、レンズや反射板のような構造か・・?

 

裏側には光るような部分無・・

 

発光器にもいろんなタイプがあるらしい・・

篠原現人著「深海魚コレクション」によると、①カウンターシェーディング、②サーチライト、③ルアー、④光のアラーム、⑤オスとメスのコミュニケーション等々の用途が紹介されていた。

 

不思議だったのは、この写真上部にうっすらと映る、表皮らしき膜のようなモノ。

ハダカイワシとよく似るけど、鱗が見えるか・・と顕微鏡で見てみた。

 

ティッシュか、薄い紙を見ているみたいだった・・鱗は片りんや痕跡さえも分からなかった。実に不思議だ。。

 

発光器などの軟組織が化石に残るメカニズムのweb講演にも申し込んだ。

いゃぁ・・不思議な世界は、実に楽しい。。

 

ちなみにこのリュウグウハダカの耳石は、先のシマベニカワムキよりも小さく、耳石の取り出し難さは最高難度。

耳石が入るカプセル状の骨までは問題なかったので・・そのまま肉眼でチャレンジして見失った。。

やっぱり、手間を惜しんではダメだった。

 

他にも、取り出した鱗や顎、鰭条などをアルコールに保存。顕微鏡との戦いは長く続きそうだ・・

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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紀和鉱山資料館・・

2023-04-17 19:38:05 | おすすめ?

串本・・その3です。

紀伊半島にその昔あったとされる巨大カルデラと関係があったのでは・・?

なんて妄想を抱く、丸山千枚田近くの紀和鉱山資料館へ行った。

 

鉱石や・・

 

町の歴史と鉱山にまつわる展示がわかりやすくまとめられていた。

 

たたら製鉄で・・

 

作られた刀等・・

 

各所に貼られた、ワンポイント的な解説には感心させられた。

 

メインは鉱石を運搬したトロッコ列車か・・

 

いろんな車両があった・・

近隣には、現存の軌道と車両を観光用に運航している温泉旅館もあるみたいだった・・(現在は車両点検による運休中?)

 

数か月前に土肥金山を見ていたので、手掘りの時代と、削岩機やトロッコを使った採掘との違いや、

大量の金が採れた幕府直轄の金山と、会社経営の銅山との違いを感じることができた。

 

坑道図は分かりにくいものの、現存するトロッコ軌道あとや採掘量などから想像すると、相当な規模だったように感じる。

 

ここでは金はあまり採れなかったそうで、入口に飾られていた金鉱石は、土肥金山のものと記されていた。

 

磁石にくっつく、握り拳大の鉄鉱石・・

 

石の楽器・・きれいな音色だった。

 

産出された鉱石の紹介・・

天気や職員などの条件が合えば、石をハンマーで割って、太陽の光にキラッと光る鉱石を見つける採集体験ができるらしい・・

 

4cm程の小石の表面に、なんとなく見える金色の粉のようなモノが、自然金らしい・・

 

拡大・・実に少ない。

金沢土産の金箔入りカステラの一切れ分に載る薄く小さな金箔片でさえ、どれだけの量の岩の採掘が必要なんだろうか・・?

金が採算に合わない・・と言われる理由が分かった気がした。

紀和鉱山資料館は、山深い場所だけど、熊野本宮大社と丸山千枚田の間なので、アクセスは悪くない。

 

熊野本宮大社 大斎原(おおゆのはら)・・・日本一大きい鳥居(全高33.9×全幅42m)らしい。

 

丸山千枚田・・

 

少し写真で遊んでみた・・

 

大量に蜜柑を買ってきたのに、翌週には・・

香川からの宇和ゴールドと土佐文旦に、知人からの甘夏が届き・・

毎日気合で複数種のミカンを食べています。

今日は、カラオレンジ・スマイル・一木オレンジ・三宝柑を食べた。。。

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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いろんな展示物を触った・・骨・毛皮・土器・石斧等々・・

2022-11-11 18:51:40 | おすすめ?

南山大学 人類学博物館の「化石人類の系統と絶滅動物ー明治大学博物館コレクション」、島田和高学芸員(明治大学博物館)のギャラリートークへ参加した。

 

実に面白い話だった。

「700万年前の初期人類チャデンシスの脳の容量は300-350cc。チンパンジーと同じくらい。」から、現代のホモ・サピエンスまで、20種の頭蓋骨レプリカの展示を解説してくれた。

「チンパンジーやボノボのコミュニケーションは、毛づくろい(ブルーミング)・・」

「初期人は、森林環境にいた。頭蓋骨の脊髄がつながる穴が下向きにあり、二足歩行ができたのではと考えられている・・」

「全身骨格が見つかった310万年前のアウストラロピテクスの"ルーシー"は、確実な2足歩行だった・・」等々、

20種全てを個別に写真に撮り、解説と合わせて、なるほど・・ここがこうか・・的な個人的なまとめもできた。

(人骨なので・・ブログへのアップはやめときます)

 

再現模型や、ネアンデルタール人の全身骨格もあった。

 

常設展示物にも、人類進化の解説があった。

 

南山大学 人類学博物館は、展示物に触れるのが特徴らしい・・

 

割れていたり・・バラバラになる・・とか、触っちゃだめでしょうと思うような物にも、気を付けて触ってね・・という感じだった。

 

こんな土器も・・

棚にあるものは、どれも触っていいみたいだった。

 

生きている間に、ポリネシアンの腰みのに触るなんて・・想像もしたことが無かった。

 

木彫りのアウトリガーカヌー・・実に小ぶりだった。

乗っていた人も小柄だったのか・・?

 

2本のパドルの質感がまるで違う。

劣化もあるけど、上段のは、TV番組でタレントが無人島から脱出する際に、流木を削ったものと似ている・・

 

舳先・・・

(これは、ワニや竜ではなくて、人だよなぁ・・・)

 

木彫りのワニ・・もあった。とても立派。木彫りのクマとどっちが古いのだろうか?(それともルーツは一緒とか?)

その隣の武器のようなものは、ノコギリエイの吻部に木の柄をつけた感じではないか・・?(上段で手が届かなかった・・)

 

先端部側面・・

 

内側・・

正直、乗ってみたい・・と思った。。(私、その昔、カヌー持ってましたので・・)

 

展示スペースは、この写真でほぼ7割程と、たいして広くないけど、一つ一つ触って、解説を読み、考えながら見ていると、1か月くらいは居れそうに感じた・・

実に嬉しい体験だった。

 

中には、触れないものもあるけど・・手に取るような近さで見られる。

 

このヒカリモノコーナーは、錆びたり、くすんだりしていなかった。

 

おもちゃみたい‥と思ったけど、触ってみてみると、なかなかスゴイものに感じた。

 

これも触った・・

拡大・・

 

壊れやすいのでそっと触ってください!・・・「???」

 

えっ・・・!!!(絶句)

コガネムシを1匹づづ串刺しにして、上下の編み込み紐に挟んでいる。頭飾りって・・鉢巻みたいなものか・・?

 

儀礼用の石斧のコーナーには・・

 

石斧よりもデカイ、貝斧・・なんてのもあった。

何貝・・? 何に使ったんだろう・・?   触った感じは、硬そうだった気がする。

 

「外れやすいので、触りたい方は職員を呼んでね!」・・とのこと。。(流石に呼べなかった・・)

 

この日の南山大学は学園祭中で・・・校内にはチアガールのような姿のオネーサンと学生の監視員がそこら中にいて、出口に向かって歩いているだけなのに、監視員から尋問されそうな気がして緊張した。

冷静に考えると、人骨よりもきれいなオネーサンのステージショーの方が見たかった気もする(笑)

 

そんな南山大学の次・・

ニホンヤモリ・・

なごや生物多様センターまつりへ。。

 

四日市大学の展示・・アズマモグラとコウベモグラ。

こちらも触っていい展示がいろいろあった・・

この四日市大学の展示パネルは、観察の難しいモグラやコウモリ等を、身近な場所で斬新な方法で迫ったことなどが分かりやすくつづられていて、先生らしき方の説明も実に明快だった。

こんな先生のもとでなら勉強してみたい・・と感じた。

 

ニホンザルと、ワオキツネザルの毛皮・・

日本モンキーセンターの展示。触り心地は、どちらもフワフワだったような気がする。

 

ワオキツネザルと、ニホンザルの頭骨。

南山大学で見た化石人骨と比べても、だいぶ違う気がする。

 

スナメリの全身骨格・・・(子供らに触られて椎骨の一部は少しバラバラ)

名古屋港水族館の展示。「写真とってもいいですか?」と聞いたら、「どうぞ、どうぞ・・もっと、こっち・・近くで、撮って、触って・・」とのこと。

 

下顎・・穴は、歯が抜けたあとか・・?

こんなのを触らせてもらえるなんて・・凄すぎる・・やっぱ、名古屋港水族館はスゴイと思った。(近頃、遠のいている自分を少し反省した・・)

 

スナメリの頭骨・・こちらも触り放題。(でも、流石に、パーツごとに分解はできなかった・・汗)

 

バンドウイルカの頚椎・・

こんな解説が付いたものも手にとって見れた。

 

いやぁ・・・まだまだ、紹介しきれないけど・・この辺でやめときます。

やっぱ、見て触って説明も聞ける・・こんなお祭りが嬉しい。。

 

「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」

コメント (2)
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