

にほんブログ村
ぽちっとしてね!

今年はイチローが不調である。
試合数も残り15試合となって、200本安打には31本。
少なくとも1試合2本のヒットが必要な状態で
当たり前に考えれば、これはかなり厳しい。
僕は185本~190本前後で終わるような気がしている。
これを年齢による衰えとか、スランプとか見ることもできるんだけど
視点を変えてみれば、意図的にやっていると見えなくもない。
何たって、超人イチローなのだから。
つまり去年10度の200本安打を達成し、大リーグ記録に並んだ。
しかも10年”連続”はイチローだけの偉大な記録である。
去年一区切りついたところで、200本の呪縛から逃れたいと思ったんじゃないか?
案外彼にとっては大きなプレッシャーだったと思うし。
思えばシーズン前のインタビューでも
200本安打に関する質問には、うんざりしたような表情を見せていた。
あれを見たときに「相当嫌がってるな」というのが、率直な印象だった。
区切りがついたところで、そろそろ「足枷を外そう」と思ってもおかしくない。
今年はそれを裏付けるようなデータもある。
実はイチローは不運なアウトが飛び抜けて多いらしい。
良い当たりなのに野手の正面に飛んでしまったとか
抜けそうだったのにファインプレーに阻まれてしまったりとか。
これをもし意図的にやっているとしたら、どうだろうか?
イチローのバットコントロールなら、あり得ない話しじゃない。
頭の良いイチローならば、相手選手の守備範囲も把握してるだろうし。
実は不調と言われながら、三振の数は例年と変わらないのだ。
もう一つ、今年は代名詞だった内野安打の印象が薄い。
年齢と共に脚も衰えたと見るのが普通だろうが
実のところ盗塁は、メジャー10年間の平均よりも、今年はすでに多いのだ。
去年の42盗塁も抜きそうな所まで来ている。
だとすると、わざと内野安打を減らしてるとも考えられる。
これはイチローにとって、もっとも簡単な安打調整方法だろう。
ちょっとだけスピードを落とせばいいのだから。
バットコントロールに頼るよりは、遙かにたやすい方法だ。
それでいて190本前後の安打数で納めれば
記録に対する失望感は漂うだろうが
イチローの選手としての評価を貶めることにはならない。
その数は大リーグでも容易な安打数ではないからだ。
その証拠にマリナーズが所属するアメリカン・リーグで
打率3位に付けているタイガースのM・カブレラとは
現時点の安打数で4本しか離れていない。
打席数の違いで打率では差が付いているだけだ。
こうやってデータを検証してみると
必ずしも年齢による衰えは感じられないし
スランプだという印象も、思いの外薄いことが判る。
どうだろう?僕の推測は全くの見当違いだろうか?
更に言えば今年多少評価を落としたところで
それを一気に覆すだけの材料は握っている。
何たってイチローは、年間200安打達成回数で歴代一位タイなのだ。
来年改めて達成すれば、また大リーグの歴史に名を刻むことになる。
むしろ今年与えた失望感が大きいほど、それが反動となって
達成すれば今まで以上の名声と喝采を得るのは、目に見えている。
しかも呪縛から解放された中で、気楽にやれるのだから
イチローとすれば、これ以上の幸せは無いはずだ。
今のイチローは長くチーム優勝からも遠ざかり
毎年科せられる記録へのプレッシャーとも相まって
好きな野球を楽しめない状況にあるんじゃないだろうか?
ならばその現状を打破しようとしても、おかしくはない。
イチローだからこそあり得ると思うのだが、どう思います?

ランキング用です。
押してね

------------------------------------------------------
○胃癌の情報サイト『胃がん.com』
------------------------------------------------------
------------------------------------------------------
ガンのコミュニケーションサイト『カルテポスト』
------------------------------------------------------