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いやあ凄いね、ノーベル賞の山中教授。
ノーベル賞獲ったのが凄いんじゃなくて
iPS細胞を実用化に漕ぎ着けたのが凄い!
これで医療は劇的に変わるもの。
例えば僕はガンで胃を失ったけど、何十年か先には
再生臓器と取り替えることが出来るかも知れない。
これはその後の人生にとって、大きな意味があるね。
だって食べる事って、人生の楽しみとしては、かなり大きいでしょ?
食べ物を制限されるって、これほど辛いこともないもの。
食べたら食べたでお腹の調子はすぐ不安定になるし。
この不都合が無くなるかも知れないってのは
もの凄く画期的なことだね。
しかも理論的には身体のあらゆる細胞や臓器を再生できるらしい。
今まで失うだけだったものが得られるって、凄いことだよね。
ガンなどの深刻な病気もそうなんだけど
例えば失った毛髪や、歯までも再生できるかもしれない。
もちろん自分の細胞を培養するんだから
副作用みたいなものは、ほとんど無いはず。
まったくちょっと前ならSF小説みたいな話しだね。
夢みたいだけど現実なんだな。
この発見が今世紀最大の医療革命になるのは間違いない。
つまり山中教授はキュリー夫人やレントゲンに並んだ事になる。
いやもしかすると歴史上最高の医学者になる可能性もある。
今後歴史の試験には必須の人になるでしょう。
一つ懸念があるとすれば、生命倫理の問題だね。
もちろん臓器や細胞を再生することを批判する人は少ないと思うけど
当然卵子や精子も再生できるようになるはず。
もうマウス実験では成功してるらしいからね。
この扱いを間違うと、かなりの論争を巻き起こすだろうな。
もちろん不妊症や無精子症の人たちには、かなりの福音になる。
それを踏まえた上で、ガイドラインをしっかり作ることだろうな。
宗教まで絡むと、かなりやっかいなことになるし。
まあこれは先々の話しで、山中教授が非難されるって話しでもない。
あくまでも取り扱う医者がどういう扱いをするかだから。
これでもしかすると、人間の寿命は延びるかも知れない。
それが良いことなのかどうかは、疑問があるけど。
しかし面白いのは、この人医者としては役立たずだったらしい。
散々馬鹿にされて、それで医者を諦めて研究者になった。
それが今回の大発見に繋がったんだから
人生何が幸いするか、分からないものだね。
それはもう一人の医学生理学賞受賞者のガードン博士も同様で
学生時代は落ちこぼれの落第生で、やはり酷評されていた。
研究者なんて馬鹿じゃないの?てな具合だったらしい。
それが発奮材料になったんだから、やっぱり人生分からない。
この二人はその辺りで似てるんだけど、真逆とも言える。
山中教授は医者に見切りを付けて、別な道へ進んで成功したけど
ガードン博士は何を言われても自分の信念を貫いて成功した。
どっちを選択するのかは、難しいところだね。
ただ二人ともに共通してるのは、何十年もやり続ける努力だね。
継続は力って言うけど、やっぱりそれが一番大事なんだな。
これが難しいんだもの。
精神的にも経済的にもね。
まあ今周囲から酷評されてる人も、諦めることはないな。
多分どこかに輝ける道はあるはずだから。
現状に見切りを付けるか、その道を貫くかは大きな決断だろうね。
どっちがいいのか結論が出るのは、ずっと先だから。
しかし日本人が世界に認められるのは、やっぱり嬉しい!
それが医療分野なら尚更にね。
まったく素晴らしい人だと思う。
国はもっと補助金を出すべきだな。
何にしろ医療が劇的に変わるのは間違いない。
後は金持ちだけのものにしないことだね。
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