流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

見えない真実。

2013-01-21 14:43:01 | Weblog

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アルジェリアの人質テロ事件は、情報が錯綜し

政府からも確かな情報は出てこない。

実際人質になっていた人たちからは

日本人も殺されたという証言が出ている。


そんな中日本政府は

「日本人の安否は判っていない」

というコメントに終始してるけど

現時点では仕方がないね。


政府の公式見解としては、憶測でものを言えない。

日本で心配している家族のためにも

安易なコメントをする訳にはいかないだろうね。

とにかく誰がどうなったのかを確認しないと。


しかしそもそもこの武装グループは、何が目的なんだろ?

そこが今ひとつはっきりとしてこない。

何か主張があったのか、単純に金銭目的なのか

それとも自分たちの地位を上げるためだったのか。


端から見ればイスラム教のイメージを悪くしただけだな。

本来イスラム教というのは、こんな過激な宗教ではなくて

それこそ敬虔に生きる支えとしている人がほとんど。

そこは他の宗教と変わらない。


だから多くのイスラム教徒にとっては、迷惑この上ないね。

そのせいでイスラム圏以外の国では

安易にイスラム教徒だと名乗れなくなっている。

それだけで警戒された目で見られてしまうからね。


何より今回人質になった人たちというのは

現地人スタッフも含めて、国の発展に貢献してる人たち。

アルジェリアにとって重要な施設なんだもの。

それを襲撃して愛国心を唱えても、説得力はない。


確かにアルジェリア政府の対応にも問題はある。

説得・交渉するという段階を全くスルーして

いきなり掃討作戦に打って出たからね。

そりゃあ人質に被害者も出るだろうって話しだな。


しかも関係各国に事前通告無しの強硬策。

まあ軍事政権が実権を握ってる国だから

予想できたことではあるけどね。

人質の命よりも、テロリスト掃討を優先したらしい。


刃物だけで民家に立てこもった犯人を

何十時間も掛けて説得する日本とは感覚が違うね。

とにかく犯罪には屈しないという態度が優先なんだな。

まあ命の扱われ方も違うからね。


ある意味姿勢を示すためには、犠牲も容認してるらしい。

確かにテロに対する一つの接し方ではある。

特に年中どこかでテロが発生してるような国では

一つの命をいちいち尊重してられないんだろうね。


もっと穿った見方をすれば

過激派がテロを起こしてくれた時が

殲滅するにはチャンスだとも言える。

普段どこに潜伏してるか判らないような状態だからね。


あくまでも当事国の側から見ればだけど。

日本の常識では、やはり人質の命は尊重されるべきで

もっと慎重に事を運んで欲しかったというのはある。

あまりに突入作戦が早急だったからね。


今後全貌が明らかになって、事態が見えてくるだろうけど

まずは犠牲になった方の身元確認は早くしてほしいね。

もちろん日本人だけじゃなくて、外国人も現地の人も。

それが最優先だと思う。


しかし日本企業も、こんなところで仕事してるんだな。

日本人が常に命の危険に晒されながら仕事してるなんて

日本に住んでると実感として湧いてこないね。

でもそれが現実で、やはり日本は安全な国なんだな。


まだ日本人スタッフの安否は、はっきりとしてないけど

もし犠牲になった方がいるのだとすれば

命の危険を感じながらまでやり抜こうとした使命感に

頭が下がる思いだね。


何にしろ正確な情報が欲しいね。
















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