流れのままに。

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2011-05-29 03:01:13 | Weblog

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先日NHKでフライトドクターの座談会みたいな番組があって

僕もかなり興味深く観たんだけど

かなりシビアな状況で働いてるよね。

よくあれで神経いかれないなと思う。


そもそも医者ってのはそれが日常だから

当たり前になってるんだろうか?

だからって精神的な影響が無いとは思えないんだけどね。

傍目ではもの凄くタフだよね。


ただ病院で勤務してるだけで大変なのに

彼等はプラス、ドクターヘリの乗務があるわけだから

ずーっと神経張り詰めてるだろうし

食事する暇だって満足に無いんじゃない?


更にドクターヘリが出動するってのは、一刻を争う状況な訳でさ

現地へ着いたときには、いつ心臓止まるかって状態もあるわけだ。

内臓損傷で大量出血なんかしてたら、医者の判断が生死を決めるよね。

病院まで運ぶのか?その場で開腹するのか?


その判断が正しいとは限らないわけで

医者としても結果が出ないと、正しかったのかどうかは判断できないはず。

つまり医療ってのは結果オーライの部分が大きいって事だね。

患者はその判断に身を委ねるしか無いのが怖いね。


ガンだってさ、結局開腹してみないと分からない部分も多いんだよね。

開けてみたら予想より酷かったってのは、珍しくないんだもの。

もちろん早期ならそんなことは少ないだろうし

今後は検査方法も進歩して、正確な診断が出来るようになるんだろうけどね。


僕の胃ガンだって、実際どこまで進んでるのかは

開けてみないと分からないと言われたもの。

特に浸潤の度合いとか、リンパ節転移とかさ。

まあ僕はステージⅢaまで進んでたからね、余計だけど。


しかし生死の崖っぷちで、キーを握ってるってのはどうなんだろうね?

恐怖感もあるだろうけど、正直優越感もあるんじゃないのかな?

自分の判断で人の生死が決まるんだもの。

神様以外では唯一医者が持ってる権利だね。


それだけに判断を誤ると大変だな。

医者は現実の中で判断しているけど

患者や遺族は「もし・・・」で物を言うからね。

「もし違う判断をしていたら・・・」ってさ。


医学的な知識がないだけに、それは仕方ないんだけど。

結果的ににそれが正しい場合もあるからね。

たださ、咄嗟に1分-2分で判断しなければならない場合

医者としての判断を間違いだとは言えないと思う。


命を預けた側の責任もあると思うし。

医者は助けるのが仕事だけど、助けて当たり前じゃないもの。

例えば同じ症状の患者2人を同じように処置しても

どちらも助かるとは限らないでしょ?


体力・年齢・持病・アレルギー・傷病履歴・栄養状態・・・・

人によって千差万別だからね。

それを彼等は初対面なのに判断を求められるんだもの。

しかも瀕死の状態で。


その状態で実際どっちが正しいかなんて、確信はできないでしょ。

患者も助かったらラッキーくらいに考えた方がいいな。

精一杯のことをしてくれてるのは間違いないんだから。

まあ家族がそこまで割り切れるかどうかは、難しいところだけど。


そもそも医療に完璧を求めるのが間違ってると、僕は思う。

もしそうなら、もう医学に進歩は必要ないじゃない。

病院でもない場所で、瀕死の人間を助けろって言われても

正直医者もシンドイと思うよ。


でも助けて当たり前なんだよね、彼等は。

僕ならそんな環境は耐えられないね。

最も適性を問われる仕事だろうな。





















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