流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

点と線。

2010-04-26 02:28:20 | Weblog


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先日TVに”この道50年”とかいう職人さんが出てたんだけど

それを観ながら


「ああ、人生ってのはそういうことだな」


と1人納得してしまった。

何事かを連綿と日々紡いでいくことが、つまり人生なんだなって。

解りやすく言うと

結局一つのことを極めた人が、人生の勝ち組なんだね。


職人さんてカッコイイものな。

技を極めるっていうのは、人生を極めることでもあるんだね。

人の人生って、産まれたときから死ぬその日まで

一日一日繋がっているでしょ。


だったら行うことも繋がっていなければいけないんだよね。

職人さんのように同じ事を極めるのもそうだけど

転職するにも、新しい仕事と前職が繋がってなければ、いけないんだよね。

繋がっているからこそ、ステップアップになるんだもの。


僕みたいに行き当たりばったりで生きてると

人生ってぶつ切りになってしまうし、何も残っていかない。

いやぁ、この歳になって反省するわ。

お恥ずかしい限りです。


もちろんそれまでと全く関係のない仕事に就いて成功する人もいるけど

そういう人って、何がいけなかったのか分ってるんだよね。

つまり「それまでと同じ事をしていたら、いけない」と

気付いたからこそ、成功している訳だな。


ただ転職している人(僕です)とは、そこが違う!

そういう意味では、やっぱりちゃんと繋がってるんだよ。

そういう人の人生って。

失敗を学んだ訳だからさ。


でもさ、職人さんて、カッコイイよね。

技を極めるって、見てて凄いなと思うもの。

毎日同じ事をしているようで、実は同じじゃない。

なぜなら技術は日々進歩してるから。

だから何十年も一つの仕事をしてられるんだと思う。


同じものを作っても、実は同じじゃないんだよね。

昨日と今日じゃ、やっぱり微妙に違うんだと思う。

技術は進歩してても、昨日より良い製品が出来るかというと

実はそうでもない。


もしかすると10年前に作った物が、最高の物なのかも知れない。

もしかすると明日作る物かも知れない。

ある程度完成度の揃った物は出来るけど、最高じゃないみたいな。

だからこそ職人の世界って奥深いし、面白いんだろうな。


何でも良いけど、まだ人生を選択する余地があるなら

ちゃんと先のこと考えて、学校とか就職とかした方がいいね。

じゃないと僕の歳になって後悔します。

確実に!


やり直せるなら、やり直したいわ。













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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はる)
2010-04-26 21:52:35
友達に欄間屋さんがいるんですけど、お父さんが欄間職人で、実家を継いだかたちです。腕は見事で、やっぱり血はあらそえないなぁ・・と思います。どんなことも長い年月をかけてこつこつと覚えこんだことは一生ものですね。後継者が途切れることなく育ってほしいです。
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Unknown (こころ)
2010-04-26 22:38:45
『点と線』の題名に思わず松本清張の処女長編推理小説を想像してしまいました。

職人さんてカッコイイですよね。
手に職を付けるって一生の宝だと思います。
私は親に『資格は永遠のチャンピョンベルトよ
若いうちに取得しておきなさい。』と言われ色々な資格を取りましたが全然生かされてませんよ。
やはり実践しなければ意味は無いですね。

私は働くのが好きで学生時代はコンパニオンで随分稼ぎました。
また幼稚園教論時代は沢山の思い出が出来ました。
その後は秘書などをしましたが現在は母に変わって母が経営している賃貸住宅や駐車場の管理をしています。
本当は外で働きたいのですが今の自分に何が出来るか疑問です。
このままで終わってしまうのかと思うと凄く悲しいですよ。
今回のブログを拝見させてい頂いて私は仕事に対して人間としての価値が低いのではと思わずにいられませんでした。
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Unknown (ひとみ)
2010-04-26 23:47:35
私もできるならばやり直したいですねぇ。高校生の頃、自分の進路を決めようとした時、正直、あまり真面目に考えていなかったような気がします。なんとなく…できてしまいました。そうそう私、昔三味線を習っていたことがありました。(^ω^)発表会で元芸者さんとご一緒に弾かせていただいたのですが、この道何十年という音色なんですね。職人というのとは違うのかもしれないけど、やっぱり何十年という年月をかけての貫禄ですね。素敵な方でしたよ。
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はるさん、いらっしゃい。 (tetsuyan)
2010-04-27 15:40:51
職人さんは、やっぱり子供が継ぐとそれなりに要領よくこなすよね。
きっと子供の頃から仕事を見てきたから、ある程度感覚は養われてるんだろうな。
少なくとも完成品は山ほど見てきてるだろうし、取り組む姿勢も知ってるしね。
全くのゼロからよりは、有利なんだろうな。

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こころさん、いらっしゃい。 (tetsuyan)
2010-04-27 15:57:46
家業に従事してる人って、大抵外で働きたいって言いますね。
家族に指示されるのが鬱陶しいのかも知れないけど。
家業に就職するっていうのは、大学の付属校に入学するようなもので
外から見てると羨ましいんですけどね。

不動産事業でも駐車場っていうのは、少ない投資で確実な収入を見込めるものですよね。
しっかり管理してがっちり稼いで下さい。

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ひとみさん、いらっしゃい。 (tetsuyan)
2010-04-27 16:02:50
三味線ですか、いいですねぇ。
ひとみさんの習っていたのは、いわゆる「ちん・とん・しゃん」の小唄系みたいですけど
僕は津軽三味線が大好きで、コンサートなんか聴きに行ったりしてました。
やっぱり長くやってる方は、音色が違いますよね。

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