ランキング用です。
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ガンになったりすると多分多くの人は告知の段階でかなり凹むと思う
そりゃそうだよね、いきなり概念として感じていた『死』が、圧倒的な現実感を纏って目の前に現れるんだから
まず思うのは「死にたくない」だと思う。
暫くはそれ以外考えられないはず。
で、どうにかしたいんだけど、どうすればいいのか分からない
自分じゃどうしようもない事だから。
医者任せになってしまうんだけど、その治療が正しいのかどうかも分からない
でも従うしか手がない。
そういうジレンマと不安が「怖い」という感情になって押し寄せてくるんだな。
そしてどんどん不安になって、夜も眠れなくなって、食欲が無くなって、終いには元気な家族や友人が恨めしくなってくる→当たるっていう悪循環になっていく訳ね。
抗ガン剤の副作用に苦しんでたら余計だよね。
でもね、それじゃダメ
ガンになったらまず「じゃあ、この先どうするか?」を考える。
はっきり言って「怖い」だの「死にたくない」だの言ってる暇は無いです。
僕は「胃ガンです」って言われてすぐに「手術できますか?」と訊きました。
つまり治療する余地があるのかどうかを知りたかった。
手術していくらか生きる時間が延ばせるのか?、それともすでに末期で余命少ないのか?それによって今後する事も変わってくるでしょ
余命少ないなら動けるうちにしたい事を一つだけ決めて、それをしてから死にたいもの。
手術してもよほどの初期で無い限り”とりあえず”寿命が延びただけだから、再発する前に出来るだけのことはしておかないとならない。
僕の場合は特に見つかった時点で『ステージⅢa』だったからね。
しかもリンパ節転移もあれば筋肉組織を突き破ってもいたから、どこにガン細胞が飛んでるのか分からない状態
五年生存率も50%(10年以上前のデータらしいけど)だから、再発しない方がおかしい位だと思ってる。
現時点で一番効果のあるという抗ガン剤(TS-1)は副作用が酷くて服用できないし。
そんな状態でうだうだ悩んでたら、何もしないまま死ぬことになる。
どうせ悩むなら「何をするか?」で悩んだ方がいい。
もし今まで時間が無くて出来なかった夢があるなら、千載一遇のチャンスです。
時間はたっぷりと訪れます。
そのチャンスを逃す手はないもの。
家族や友人の言動や態度にしても、いちいち敏感に反応しないこと
あのね、はっきり言って”死に直面していない人は、死に神と肩を組んでる人のことは理解できない”です。
ある程度想像はできてもね。
だからちょっとした言葉やニュアンスにいちいち反応しても、ストレスが溜まるだけです。
相手は元気なんだから、時にはきつい事を言われたりもします。
意識的か無意識かは別にしてね。
相手の優しさだけ有り難く頂いておきましょう
感情的になっても得るものはありません。
結局闘っているのは自分です
家族や友人、医者・看護師さんはその闘いを補助してくれるだけです。
病人だからと甘えてると、そのうち疎ましがられかねません。
要するに「自分をしっかり持て」ということね。
病気と闘いながらどう生きるか?を決めるのは誰でもなく、自分自身です。
周囲の援助を断る必要はないけれど、過度な期待はしない方がいいと、僕は思うな。
ただね、病気で苦しんでいるのは貴方だけじゃないです
同じ病気で苦しんでる人もいれば、もっと重い病気で苦しんでる人も沢山います。
自分で抱えきれなくなったら、話しを聞いて貰いましょう。
きっと貴方の話を聞き、苦しみを理解してくれるはずです。
その代り一方的に自分の感情をぶつけるのはルール違反です
相手だって苦しんでいます。闘っているのです。
相手の話も聞いてあげましょう。
何かを送って、何かが返ってくる。
それで初めて人はつながるんです。
ということで、今回は経験者として、ちょっと真面目に語ってしまいました
では、そろそろ寝ます
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東京は34℃の猛暑です。その中を母の付き添えで大学病院の定期外来に行って来ました。
この暑さの中でも病院は混んでいて本日も予約の時間よりも1時間オーバーしました。
〉ガンになったらまず「じゃあ、この先どうするか?」を考える。御もっともです。
私の父は末期の肝臓がんで手術が出来ませんでした。
少しでも可能性が有るのなら凹んでるよりも可能性に掛けるべきですね。
今年の夏は暑い日が長く続くらしいから、体調を崩さないようにしましょうね、お互い。
確かに病院には季節も温度も関係ないな。
暑いから行かないってことも無いだろうし。