関西合運のつづきです
会場に入ってすぐのところ、京都トンネルクラブに初代会長 山城正一氏の遺影が飾ってありました。
私は、もともと家で一人で鉄道模型をやっていたので、他の模型人を知りませんでした。 そして、この合運に来るようになって何人かの人と知り合いになりましたが、この方とも何年か前にお話しするようになりました。 とは言え数回しかお話しした覚えはないのですが、とても礼儀正しい紳士でした。 そして、顔を見た時にいつも言われたことが「長年鉄道模型をやってきましたが、畑川さんとお会いして初めて鉄道模型がどんなものかとわかりました」、多分、HNモジュールを見て、景色のある中で車両が走る。 情景あり、生活感がある中で、の鉄道模型を知ったからでしょう。 「それまで私は車両を作ることだけが鉄道模型だと思ってきました。でもそうではなかったのです、」と、 この方は近鉄電車をよく作っておられたと思います。 もちろん、素晴らしい出来の模型です。
その世界だけが鉄道模型だと信じていたそうで、目が覚めました、とも言われました。 それも何度も何度もです。
昨日、鉄道模型の楽しみ方には色々あって、とても幅が広いものだと書きましたが、車両作りはなんと言っても、一番の王道でしょう。 でも、情景を含め、車両を作らずに買うことも鉄道模型だし、走らせて楽しむだけでも鉄道模型です。
山城さんの写真が飾ってあるのを見て、このクラブの方々の山城さんへの思いを知ることができたのと、私も改めて山城さんを思い出して感慨深いものでした。
多分、山城さんの作品、近鉄電車。
これも、多分、山城さんの作品。 こういう小型車両は私の好みでもあります。
この右は、GTCのレイアウト、 クラブのレイアウトのようですが、どうも一人で作っているようです。 よくわかりませんが、実際にみんなが集まって作るような場所はあまりないのと、収納場所などから、結局は誰かがメインで作っているようで、大きなワゴン車に積んできたと、ここに写っている少し太めの人が言っていました。
エンドレスの両側に沢山のヤード?がある、何本もの列車を乗せることができるレイアウトです。
モジュール同士の繋ぎなど、レールの繋ぎをかなり苦労して作られたものと推測します。
いや〜、 みなさん頑張っているんだ。
つづく
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