HNモジュールの合同運転会を開きました。
情景のあるHNモジュールを行っているのはHNモジュール関西、HNモジュール東京、HNモジュール北九州がありますが、今回はこの3つが集まっての合同運転会で、新型コロナの影響もあり3年ぶりの開催でした。
場所は京都府の城陽市、文化パルク城陽で、人によっては便利だし人によっては遠い場所なんですが、たくさん集まっていただきました。
HNモジュールの関係は30名弱ですが、見学に来られた方が子供さんも含めて50名ほどおられました。 ありがとうございました。 また、差し入れもたくさんいただき、メンバー全員に分けさせていただきました。 重ねてありがとうございました。
大きな会場に裏C型のモジュール配置となり、30台のモジュールが繋がっています。
上には、複線エンドレスがあるのですが、これが北九州から2人で持ってきて組み立てたもので、直線部分にはHNモジュールが組み込まれています。
HNモジュールは足付きのモジュールです。 搬入後組み立てが始まりますが、その方法はモジュールの構造により各自まちまちです。
東京の人はこのように足も含めてコンパクトに収納できるようになっていて東京都内での運転会で電車で持ち歩けるように作ってあります。 この日は新幹線で来られていますが当然車内に持ち込めます。 新幹線の棚に乗せられるように作っている人もいます。
一方北九州はレイアウトですから、大きなカーブのモジュールが4台、それに直線やヤードなど、大きな荷物で大きな車に積んで九州からフェリーできました。 でも、問題は車への積み下ろしや会場への搬入、組みてて分解、などなど、二人ではとてもできないような作業で、ふうふう言っていました。 もちろん無事に組み立て完了で
大きなレイアウト出現
真ん中のHNモジュールの部分。 エンドレスでキハ82が快走しています。 サウンドDCCでエンジンの音もしています。
この子は、この列車を追いかけてエンドレスを何周も回っていました。 目の高さなのでさぞ本物のように感じたことでしょう。
こちらはモジュール同士の接続中。 線路のジョイントを繋いでモジュール同士を固定するネジを締めるのですが、 おーい、ネジを締めるのに手が入らなーい。 作った人来て〜〜 どうやったら良いんや??
いつもは裾が短いモジュールを繋いていたので手が入ったのですが、今日はつなぐモジュールが違うので手が入らなんです、と苦戦しています。
さらに、繋いだけれど電圧効果が著しい。 ショートではないんだけれど、原因がわからない。
こういう時には、モジュールを一台ずつ外して不具合の原因を探すのだけれど、せっかく繋いだモジュールを外すのは気が進まない。 そして、何度も使っていて、いつもは問題がないモジュールなので、こういう現象が起こるのが不思議だ。
モジュールをひっくり返して裏から見られれば良いのですが、それはできないし、頭を突っ込んで下から見るのも体勢がきつい。
案外、余分な配線がどこかに擦れていたり、色々な原因があるのですが、わけもわからずに直ることもある。
今回は30台もつなぐのと、東京と関西と、いつもは繋いでいないモジュールもあるので、こういう事は覚悟していたのですが、何のかんの言いながら、思ったより早く列車が走れるように開通しました。
ここでやっと、HNモジュールレイアウトが完成という事です。
このように書くと、全員が協力してモジュール接続をしているように思いますが、ところがどっこい、久しぶりに会ったので話をしたり、他の人のモジュールを見て、写真撮りが始まったり。 一向にモジュール接続が進まないのもいつものことで、私も他の人のモジュールの構造を見たり、なかなか、組み立てが進まないのです。
でも、良いんだ、これも運転会の楽しみの一つで、手が空いたら誰かが手伝ってそのうちにちゃんと走るようになるので。
モジュールの接続が終わって走らせられるようになると、車両を乗せてゆきます。
今、箱から出しているのは、市電のようです。
この市電で、2022TMSレイアウトコンペ準佳作のニーダス門のある街に差し掛かりました。
私は他のことをしていたのですが、あわてて、そこで止めてと叫んで、飛んでいって写真を撮らせてもらいました。
この街の風景とても良いでしょう。 この街にこの市電はとても似合います。出店があって人々の営みがあるまさにHNモジュールで表せる素晴らしい情景です。 そして市電が来ると、一段と雰囲気が上がり、これぞ鉄道車両と情景の両方が揃った「鉄道模型」の世界。
この市電がブルメンフィールド駅に着きました。 これもヨーロッパの景色でバスもヨーロッパ。 右端では警察が駐車違反を取り締まっているようです。 いや、この大層な感じから麻薬所持かもしれません。
ちなみにこの駅のホームの左端の黄色い看板は、COVID-19 の手洗いなどの注意書きです。 でも誰も気が付きませんでした。 ドイツ語だし、
そして、この市電は私の自転車が走る街やニースの海岸の横を通って、次のモジュールへと走り去って行きました。
つづく
、