鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

2001年 ウイーンECRの旅 その12  ハンガリー6  帰途

2024年02月11日 | 海外旅行

ハンガリー、ブダペスト、鎖橋を渡って駅に向かっています。

途中、土産物を売っている店が並んでいました。 ここで何か買えばよかったんですが、欲しいものが思いつかずに通り過ぎてしまいました。 これが失敗。 

 

地下鉄に乗ってブダペスト東駅に戻りました。 この車両はまあまあ新しそうです。

 

駅の切符売り場です。 切符はあらかじめウイーンで買ってあるので安心ですが、見た目はこれよりも暗い感じの駅だった。

さて、ハンガリーなどもう2度と来る機会がないだろうから、なにか土産が欲しい。 駅に土産物屋があると思っていたのだけれど、無い。 小さな小さなキオスクがあるだけで、土産物らしきものは売っていない。 でもそこで、なんとか土産になりそうなものを探す。 マトリョーシカを見つけたけれど、これはソビエトの民芸品だ。

 

仕方なしに、これちょうだいと、店の若い女の店員に言ったのだけれど、若い男(客?)とべちゃべちゃ喋っていて、なかなか相手をしてくれない、というような事があって、ハンガリーの土産はこれ。

 

ホームの掲示板にはたくさんの列車が表示されている。

 

乗るのはこれ。 17時発のパリ東駅行きのオリエント急行だ。 そうOrient EXと書いてあるこれです。

もちろん、ワゴンリーでは無い。 現代のオリエント急行です。 でも名前が良い。 堂々とオリエント急行に乗ったと言えるのですが、、、切符は普通のヨーロッパの特急券で、そこにはオリエント急行の名前はなかった。

 

 

機関車はこれ、ハンガリーの機関車です。 この列車が、ハンガリーからオーストリアを通ってパリまで行くのです。

 

客車は通過する国の客車で編成されていた。 これはフランスのコラーユ客車でこれに乗りたかったけれど、私の指定席はオーストリだったかハンガリーだったか忘れたけれど、コラーユではない。

定刻に列車は発車した。

客室はコンパートメントだったので、6人掛けの個室だ。 そこに、現地の人が2人乗っていた。 そのおっさんどもしゃべるはしゃべるは大きな声でずっと喋り続けている。 こういう時にコンパートメントは辛い。 幸いなことに言葉がわからないので、喧しいけれど、単なる雑音だったのでマシだったけれど、日本語で意味がわかれば腹が立っただろう。

やがて、うとうと居眠りをして長く止まっていると思ったら、多分国境で機関車を変えているんだろうとボーとした頭で考えていたのでした。

 

そして、列車はウイーン西駅に到着。 出かける時にはウイーン南駅だったけれど、この西駅はザルツブルグからドイツ方向にゆく駅なのでこちらに入った。 機関車はオーストリアのタウルスに代わっていた。

西駅からホテルまでどうやって帰ろうかなんですが、この翌日、早朝にこの駅から出かけることになっていたので、その経路を覚えるのにちょうどよかった。

さて、このオリエント急行

メルクリンから発売されていたのです。 オーストリアの赤い客車が2両、ハンガリーの青い客車が1両、そしてフランスのオレンジのドアのコラーユ客車が1両の4両編成です。 それに、オリエント急行と書いたチケットも。

憎いですねメルクリン。 これは帰国後しばらくして見つけて購入。 客車だけなので結構安価でした。 車輪はメルクリンだけれど2線用がついていたので、普通にレイアウトで走らせられます。

 

早速私のレイアウトで走らせました。 機関車はハンガリーのタウルスを購入。 PIKO製で安い、たしかトラムウエイで通販で買ったと思うのですが、11000円で、当時カトーの機関車でも2万円近かったのでかなり安い。 PIKOは安かったのです。

かくして、ハンガリー日帰りの旅は終わりました。

つづく

 

 

 

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嵐山

2024年02月10日 | 旅行、散歩

京都 嵐山です。

一応、渡月橋の写真を載せなければならないでしょう。 かなりの人出で、外国人も多い。

 

龍があるのは天龍寺、有名な天井画の公開は毎日ではないので見られなかった。

 

天龍寺に行ったのは、先日後醍醐天皇を書きましたが、天皇が吉野で崩御した後に足利尊氏が後醍醐天皇の供養のために建てたのが天龍寺だからです。 後醍醐天皇を祀ってあります。 それにしても後醍醐天皇を京都から吉野に追い遣って戦っていた足利尊氏ですが、本当は後醍醐天皇が好きだったそうです。

 

どの店も混んでいたので空いた店、というか京都の有名どころの漬物屋、西利で寿司弁当です。 すべて漬物です。 初めは良いけれど、漬物ばかりなので、だんだん口の中が酸っぱくなってしまいました。

 

さて、いつもは行ったことがない方向、渡月橋から川を少し遡ったところにこんな建物がありました。 レストランも入っていますが、美術館です。

 

こういう展示をやっています。 今年の大河は、ひかる君へです。 ですからどこに行っても紫式部と源氏物語の事ばかり。

と言いつつ、それにあやかって中に入りました。

ここは、写真撮影可能です。

 

紫式部の図です。 こういうものも撮影可。

 

しかし私の目に留まったものは、百人一首ですが、読み人が絵ではなく人形で作られています。  百人全てあります。

どれもとても良く出来ていて、人柄までわかるようです。

 

良く出来ているでしょう? 大きさは握り拳ぐらいか。

 

花の色は、うつりにけりな、  日本一の美人と言われた、小野小町ちゃんです。 

 

紫式部の歌はこれ、 めぐりあひて 見しやそれとも分ぬまに、雲がくれにし 夜半の月かな

夫が会いにきたのによくわからないうちに帰ってしまったと思ったら、どうも女友達が来たとか、

 

先日、孫に百人一首でぼろくそに負けたので、上の句と下の句を覚えようと読んでみたり、人形の出来の良さに感心したり、結構楽しめました。

 

いろいろな屏風絵も飾ってあって、こういう絵も見るのが好きです。 当時の生活様式がわかるからです。 でも、貴族ばかりで、まあ貴族は遊んでばかりだと思ったら、よく見るとこれがお仕事ですよね。 これはこれで大変だったようです。

 

2階の広い部屋。 ここで大の字に寝たら気持ちがよさそうだ。 十二単の着付け体験も行われるとか、

 

この部屋から外を見たら、大堰川が見えて、保津川下りの船が下って行きました。 撮り損ねちゃいましたが、こういうロケーションにある美術館です。

 

ここを出てすぐの所に、こんな羅漢像が沢山ありました。 数えきれないほど何回も嵐山には来ていますが、少し道が違うとこうやって見たことがない景色がありました。  観光客もほとんど来ないし。

 

横には立派な湯豆腐屋があったり、

 

こちらはパン工房なんです。 こんなところにこんな建物があってパンを作ってレストランになっている。 全く知らなかったけれど、やはり知っている人は知っているので次々に来ます。

 

ということで、嵐電に乗って帰りました。

 

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新レイアウトの製作 その73  三角池

2024年02月09日 | レイアウト

ナローレイアウト、ヨーロッパ部分の製作です。

 

農家の前の広い場所です。 ここに三角形をした池を作ります。

この大きさや位置決めは農家を一旦置いてから行っているので、この写真では農家は取り外していますが、農家ができてからの作業です。

 

ノコギリで三角に切り抜きます。

 

まだまだ深く掘るのに、色々な道具を使います。

 

堀った下には、騒音防止用のスポンジがあります。 このスポンジが何かにつけの作業にとても邪魔になります。柔らかいので意外とカッターで切りにくいし接着剤で下の板にくっついているので剥がしにくい。

 

綺麗に掘れました。 しかしこれでは深すぎるので

 

嵩上げに棒を貼り、あれっ! アイスクリームの棒だ。 そうアイスクリームの棒は口に傷をつけないようにしっかりした材料で綺麗に仕上げがしてあるので便利なのです。

 

この上に青く塗った板を置いて池の底としました。

 

周りにプラスターで土手を作ると池らしく見えてきました。

つづく

 

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2001年 ウイーンECRの旅 その11  ハンガリー 5 鎖橋

2024年02月08日 | 海外旅行

ハンガリー、ブタペストの王宮の丘にいます。

下に鎖橋が見えています。 あそこを渡りたいので降ります。

 

ケーブルカーの横を歩いて下ります。 王宮の正面には、このケーブルカーで上がるのが正道でしょう。

 

下から王宮を見上げる。 塀の絵も王宮を示しています。

 

向かい岸に見える大きな建物は国会議事堂です。

 

鎖橋につきました。 このライオンの像は大阪北浜にあるのと同じか? 東京の日本橋にもあったような気がする。

世界最初の電飾が行われたという、この橋を渡ります。

 

ウイーンで渡ったドナウ川の下流だ。 今度は歩いて渡っている、なんと素晴らしい!   

改めて国会議事堂です、立派ですね。 でも、トルコ、オーストリア、ソビエトなどが入れ替わり立ち替わり支配して、ロシア風、オーストリア風が混ざっているとのこと。

 

渡った川岸には市電が走っています。

 

これも市電だったかな。 道路の下の駅だと思います。 

模型店がないかと歩きながら探したが見つかりません。 下調べしていないので、ばったり模型店があるはずがない。

これから駅に向かって、ウイーンに帰ります。

つづく

 

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HNモジュール運転会のお知らせ

2024年02月07日 | HNモジュール

HNモジュール(情景のあるHOゲージ)の運転会を下記の予定で行います。

見学歓迎です。

             記

日:  3月10日(日)

会場: 枚方総合芸術文化センター 創作活動室(1階)

    京阪電車 枚方市駅より徒歩5分

時間: 11時頃から3時頃まで。 12時過ぎに昼食休憩あり。

    午前はDC, 午後はDCCで音を出して運転する予定。

見学: 無料、車両や情景などに手を触れないようにお願いします。

    子供様も歓迎ですが、上記の点、親御様お気をつけください。

 

前回、千里での画像。

 

HNモジュールを作りたい人は一層歓迎です。

 

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