鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

2002年 ドイツの旅 9   ドレスデンナロー  ヴァイセリッツタール鉄道

2024年04月24日 | 海外旅行

ドイツに着いた次の日にプラハに行って帰ってきたのですが、その翌日この旅行で1番の目的にしていた、狭軌の軽便鉄道を見にゆきます。

 

ドレスデン付近の路線図です。

この付近には狭軌の蒸気機関車が走る軽便鉄道がたくさんあるが、これは東ドイツだったからだ。 共産圏の経済事情から電化など遠い夢で、昔の蒸気機関車の鉄道が残っている。 ドイツが統一された今では、逆にそれを大事にして保存鉄道として残しているようだ。 載せていないがこれ以外にもある。

さて 左、西に向かうとフライタール・ハインスベルグ駅があります。 ここから、ヴァイセリッツタール鉄道が出ています。

これに乗りにゆきます。

ドレスデン中央駅 8:33発、フライタール・ハインスベルグ駅 8:52 着となっているので、20分弱の距離だ。

 

 

普通は道路から家を見るので表ばかりしか見えないが、列車からは裏が見える。 アパートの裏で、こういう生活をしているのだと身近に感じる。

 

少し町から離れると、家庭菜園が並んでいた。 貸し菜園だろう。 京都にもこう言うところがあるのでわかるが、家には農園を作るスペースがないのでこう言うところを借りて花や野菜を作っている。 ドイツのレイアウトでもよく出てくる風景だ。

 

軽便車両が並んでいる駅に来た。 これが、フライタール・ハインスベルグ駅でここで下車。

 

乗ってきた列車が出て行った後ろ姿だ。 電気機関車が後ろから押しているペンデルツークで、何度かヨーロッパに来ているうちに見慣れて当たり前に思える様になっている。 後ろ姿ですよ。

 

ヴァイセリッツタール鉄道のホームに降りてきた。 機関庫が見えている。

軽便鉄道ではあるが、メーターゲージでJRの線路幅よりほんの少し狭い程度なので、日本の軽便車両よりはるかに大きい。

 

石炭置き場も大きい。

 

貨車も大きい。

 

こちらは本線用の貨車をそのまま運ぶ台車型の貨車だ。 知っていたけれど実物を見るのは初めてだ。 本線用の貨車を運ぶと言うことは線路幅だけではなくて、建築限界も本線用と同じぐらい広いのだろう。

 

ポイント標識です。

 

機関庫からすごい湯気が上がっている。

 

黒い煙を吐いて蒸気機関車ができてきた。 

 

ドレインの白い蒸気と黒い煙、そしてドラフト音。 これが蒸気機関車です。 この様子を目や耳に焼き付けておかなければ。

オレンジの服はポイント係。

 

行ったり来たりして、私の乗る客車に近づいてきた。 ポイント係が降りてポイントを切り替えている。

 

機関車はピカピカに磨かれている。 スムーズにバックしてきて、

 

客車に連結。

 

給水温め器からコンプレッサーだろうかよくわからないが配管がたくさんある。 

上のヘッドライトの固定が頼りない感じなのは意外だ、その後ろは鐘だろう。

 

シリンダー周り。 案外小さい。 先輪も小さい。

 

バルブギヤ。 ロッドはがっしりしている。

 

リターンクランク周り。 ロッド類の太さの割に、動輪の径は小さい。 シリンダーが小さいのは動輪系が小さいのでシリンダーの左右への動きが小さくて済むからなんだろう。

 

違う機関車だが全体のフォルムはこんな感じ。 国鉄の蒸気機関車と違って動輪が小さくてずんぐりむっくり。

動輪径が小さいのは車軸数が多いからで、これでもE型になり、強力な機関車だ。

見慣れてくると、これが力強くて頼もしく思えてくる。

赤い下回りも、メンテナンスのために見やすくしているそうで、国鉄の黒とは違和感があるが、これも見慣れると赤い方が好きになってくる。

 

ここで列車の後ろに回って、編成全体を写す。 そうなんです、線路の上に降りても怒られない。 自己責任の世界です。

 

この列車に乗って出発です。 女性の駅員さんも姿勢が良くて格好良い、さまになる写真です。

 

つづく

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わすれもの 桜の桃山城

2024年04月23日 | 雑談

ちょっと前です。 桜の時期です。

 

天気が良いので、桃山城にギターを弾きにゆきました。 毎年のことですが、外で弾く練習をして少しでも緊張を和らげる練習です。

スマホにリモコンをつけて自撮りです。

 

ところが、家に帰るとリモコンがない、

またまた車で一走りで、桃山城へ

 

ありました。座っていた椅子に下にリモコンが落ちている。 あー良かった。

 

スリックのスマホホルダーで、そこにリモコンをつけて収納しますが、収納を忘れて家まで帰ってしまったのでした。

 

ここは入場無料で園児たちの散歩コースにもなっていて、

 

桜も綺麗だし、天守には入れませんが、ちょこちょこ人が来ています、欧米人も来ています。

なにせ、秀吉の伏見城を模してあり、当時は日本の首都でここで秀吉はもちろん家康も政治を行なっていたのですから立派に維持しておいて欲しいものです。

 

1日に2回も来られて良かったです。

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新レイアウトの製作 その85   材木積み込み場   その2

2024年04月22日 | レイアウト

材木置き場にクレーンを作ります。

 

ファーラーのキットです。

 

細かいパーツがたくさんあります。 ギヤもたくさんあって、こんなものキットでなければとても作れないなと感じました。

 

なんとか組み上げてレイアウトへの取り付けを待ちます。 操作レバーなど細いパーツがあるので、取扱注意です(この後見事壊してしまった)。

 

材木積み込み貨車です。 かなり前に買ったBEMOの製品だと思います。

これにウエザリングします。

 

ウエザリング前です。

 

筆塗りで汚しました。

 

床板も汚して

 

材木を積みますが、ラップを敷いて材木を置いて接着剤で固めました。

 

接着剤が硬化したら材木を取り出してラップを剥がして、これで材木をあらためて貨車に乗せればOK。 

 

つづく

 

 

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トミックスの新車

2024年04月21日 | 模型車両

最新の鉄道模型趣味誌TMS

この表紙、素晴らしいですね。 よくできているし素晴らしいジオラマには違いない。でも、私はこれは鉄道模型だとは思わない。 私なりの理由ですが・・・・・

 

 

新製品の紹介のページです。

トミーテックです。 HOのキハ40が出るようで、欲しいのです。

 

トミックスのHPで見るとこれです。 両運転台の気動車は1台買うだけで良いしHNモジュールに持ってゆくのに都合が良い。

そして色が明るくて好きだ。 私は、何線のどこで走っていたなどあまりに気しない、 見た目の感じが気に入ればそれで良いのです、が、 やはりここにも問題が。 まあ私は問題児なのでしょう。

トミックスの車両はDCCのことが何も考えられていない。 気動車がエンジン音を出し走る様は実感的だし、何よりもホイッスルを鳴らしたい。 それができないし何も考慮されていないのです。

 

これはROCOの最新カタログのパソコン画面を写したものですが、この気動車にはDCバージョンとDCCバージョンが発売されて、価格が違うので好きな方を選べば良い(赤線で囲った)。 DCCバージョンは当然、エンジン音からホイッスル、車掌の笛なども入っているしEBMFで速度も安定的に走れる様な機能もある(これらすべてDCCの車両なら当然の機能です)。

それが高価だと思えばDCの車両を買えば良いのだけれど、その場合でもDCCに簡単にアップデートできる様に、DCC用の端子がつけられている。 PUX22という端子でかなり新しい規格で私は詳しくは知らないが、その端子が付いたデコーダーを買えばDCCの機関車に簡単に変身できる。

ヨーロッパ製の動力車は全てこういう製品展開をしているのけれど、トミックスには何もついていない。 

さらに、最小回転半径がわからない。 ROCOの製品にはR2と表示されている。 これは半径420mmと決まっているので、このカーブまでは走れるのだ。 でも日本の製品はほとんど半径550mm以上とかだけれど、これを買ってHNモジュールの半径420mmを通過できるのだろうか? 

 

そして、もう一台 DD51の1000番台も発売されるとのこと

発売されるものと色が違うけれど、こちらの形で話をすると、これにもやはりDCCの端子はないし、DCC仕様も発売されない。

ディーゼル機関車の重々しいエンジン音がないとは如何にも残念でしかないのだけれど、トミックスは初めから自分のところではDCCはしないと言っていたので、会社の方針そのままで良いのだろうけれど、世界からはなんとも遅れているとしか言いようがない。

スマホの時代にガラ携どころか、固定電話しか売っていない様な感じだ。

これもROCOの機関車で先ほど同様DCとDCCが常識である。 

そして、通過半径がR2だ。 ちなみに少し前まではヨーロッパの車両はR1すなわち半径360mmが常識だったのだが、模型が精密になってきてR1では厳しくなったのでR2を最小通過半径にした製品になってきた。

でもって、DD51はと言うと、最小通過半径600mmだ、え〜 こんなに緩いカーブしか曲がれないの?ヨーロッパではもっと大きな機関車でも半径420mmを走れるのに、これでは家で走らせられない。 買いたくても買えないよ!

じゃ、やっぱり日本型は諦めてヨーロッパ型を買おう。 円安で高くなっても日本の模型より安いし。

 

でも、キハ40は欲しいな。 大改造覚悟で買おうか???

 

コメント (5)
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新レイアウトの製作 その84  材木積み込み場

2024年04月20日 | レイアウト

ナローのレイアウトです。

レイアウト右隅のこの部分です。 草原にしていましたが、

 

水で湿らせて草を剥がします。

 

草を剥がしたら下の土までぐじゃぐじゃになってしまいました。

 

改めて地面を作り直します。

 

細かい砂や土の粉を撒いています。

 

地面ができました。

 

外で拾ってきた枯れ葉を細かく砕いて

 

地面に撒きます。

 

車の轍を作ります。 こういう道具を作ってあります。 車一台壊して作ったのですが、便利です。 でも滅多に使う機会がない。

 

地面ができました。 ここに材木を置いて貨車に積み込む場所を作ります。

 

つづく

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