鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

行った模型店、などなど  その16  八条口模型  ポポロ

2024年12月19日 | 鉄道模型全般

「行った模型店」しばらく載せていなかったけれど、このシリーズ、終わっていません。

 

京都の八条口模型です。

近鉄京都駅と東寺駅の間ぐらいにありました。 もともと、三条のユニバーサル模型におられた方が鉄道模型部門として開いた店のようです。 

 

基本、HOですが、Nやプラモも置いてありました。

 

2020年頃に閉店しているので、これは2019年ですが記念写真を撮っておいてよかった。 長年ここにお世話になりましたが、店主の名前は知らない。 あまり真鍮のキットを買わない私は、あまりこの店で買いたい物はないのですが、やはり模型が好きなので、たまにパーツを買うのです。 でもパーツだけでは申し訳ないので、もう少し高いものも買いましたが、知れた金額です。 まあ、私がヨーロッパ型が好きなことは知っておられるので、日本型の模型を買うことは期待していませんでしたが、安い細かいパーツでも熱心に探して売ってくれました。

この方は、立ち仕事で動かないので足に負担がかかり股関節が悪くなって、その相談など受けたりして。 人工関節は良いよとか話したのですが、多分手術されたと思います。 先日長嶋一茂さんがおこなった手術です。

 

この編成は全てこの店で買ったキットを組み立てたものです。

先日、店前を車で通った時に見たら、飲み屋に変っていたようです。 模型店がだんだん無くなってゆく、寂しいことです。

 

同じく京都で、喫茶店、ポポロの話

京都駅の南、地下鉄十条駅近くにある小さな喫茶店です。

この飾り棚の中には小さなレイアウトが入っています。(このアイデアは役立ちそうです。こんな棚を買えば、小さなレイアウトをいくつか仕舞って置ける。 格好も良いし。)

 

コーヒーテーブルの下はNゲージのレイアウト。

 

こんな感じのレイアウトです。

 

違う時に行った時にはこんなレイアウトもありました。 トンネルから川が出ている。 これを見た途端に琵琶湖疏水を思いました。 大津の三井寺下に疏水が入ってゆく、手前が琵琶湖です。 そんな感じの情景です。

そして

私が作った、Nのパイクレイアウト、疏水6月線です。 まるまる疏水部分をパクっています。

ちなみに、雨が降った感じのために全体を艶出しにしました。

 

行った模型店 つづく

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ストロー笛

2024年12月18日 | 音楽 ギター

ストロー笛の授業というか話というかデモストレーションというのかを受けました。

 

ストローで真っ直ぐな笛を作るだけではなくて、曲に合わせたいろいろな形をストローで作って吹いています。

これは「かもめの水兵さん」です。

 

実はこの方の授業は以前にも受けていて、その時の写真です。 かもめの羽が曲に合わせて動く。

これって、簡単ではないのです。 曲を鳴らすストロー笛と、羽を動かすストローに別々に息を吹いている。

羽は曲に合わせた動き方をしなければなりません。 

 

この方はストロー笛は趣味でやっておられます。 もともと国立大学の宇宙工学を卒業して、今は教員だと思います。 趣味でリコーダーも吹かれますが、なんとその腕前は長年音大で教えていたとの事。 これらの事が根底にあってのストロー笛なのですが、こちらは本当に趣味を通り越した度を越した遊びという事です。

 

こちらは「象さん」です。 長く垂れ下がっているのが象さんの鼻です。

 

象さん ぞーおさん、の曲に合わせて、鼻が持ち上がります。 この鼻はシリコンのような柔らかいものに見えるのですが、ストローです。 柔らかく曲がるように工夫しています。

鼻が持ち上がるのは、空気穴が微妙な位置に開けてあるからで、宇宙工学のなせる技でしょうか? というほどのことではなくて、何度も作り直しては最適解を求めているそうで、努力というか、好きな賜物です。

 

二つの机いっぱいに、ストロー笛が並んでいます。 一曲にひとつづつなのでたくさんあるのです。

そして、曲を奏でる穴の位置は全て違うので、一曲20秒ほどのものを練習するのに1ヶ月以上かかるとの事。

 

いろいろな種類があり、とても覚えきれなかったのですが、それぞれ、遊びの機能が満載です。

笛は長さが長いと低音になります。 2倍長くなれば1オクターブ低くなる。 4倍になれば2オクターブ低くなるという事で。低音用というものは、曲げて長さを稼いでいます。

ストロー笛でも低音は素晴らしい音色です。 びっくりしました。

 

前述のように、この方はリコーダーの名人です。 この日はいくつかのリコーダーも持ってきておられました。 プラスティックの小学生用のようなリコーダーもありましたが、価格が10倍以上ちがう木のリコーダーとプラのリコーダーでも音はほとんど変わらない。 要は吹き方だ、ということでプラでもとても良い音を出していました。 これは私のギターにも言える事で、高価な楽器を使えば良いということではなくて、それをいかに使いこなすかということです。 まあ、「格付けチェック」の番組で分かっていますね。

でもって、上手にリコーダーを吹ける人なので、ストロー笛も上手に綺麗に吹けるのです。

本人は、遊びと言っていますが、遊びだけでは海外公演などに行けません。 ドイツやあちこちのテレビでも講演しているそうです。

 

これは4重奏用ということで、4本のストローがありますが、これで奏でる和音は完璧な調律になっていました。

音を聞いてびっくりしたのですが、音楽の基本がないとここまでの調律はできないなと思いました。

 

そして、この方が何度も言われたのは、こういうことは「度を越さないとダメなのだ」 ということです。 普通にストロー笛を作ったり吹くのは、子供会などいたるところでやっていますが、この人はおかしんじゃない? と言われるほど度を越さないと面白くない。 

趣味の世界で度を越している人はいますが、やはりお金や世間体のことで、なかなか度を越せない。 家族からも疎まれる。

ストロー笛はお金の点では、なんら問題ない。 失敗すればいくらでも作り直せるので、たくさん作って遊んでくださいとの事。 まあ、環境問題には少し気を使いますが、と言いつつ。

 

以前の講義で、ストロー笛の作り方を習いました。

ストローを用意します。 太さは6mm程度です。

 

端をぺちゃんこに潰して、両側を少し切ります。 ぺちゃんこになりにくい時は軽くアイロンを当てるそうです。

これで、クラリネットのリードのようなものができました。

 

これだけで吹くと音が出ます。 いや、出るはずです。なかなか出ないけれど。

 

ある間隔で指穴を開けます。

 

穴あけはパンチを利用して、ストローの半分程度に穴を開けます・

 

こんな穴になりました。 ちょっと大きすぎたか?

 

完成です。

 

授業後は受講者全員が必ず書く感想文ですが、皆が皆、楽しかった、面白かった、驚きと笑いに包まれたと書いていました。

 

どうぞ皆さん、お試しあれ。 

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メルクリン 線路磨き貨車を2線式に改造する。

2024年12月17日 | 模型車両

メルクリンの線路磨き貨車です。以前から一台持っていましたが、今回新たに一台買い足しました。 これは買う時に2線用の車輪、すなわち絶縁車輪に交換してもらったので、メルクリンの線路でも2線式の線路でも使えますが、以前買ったものは、メルクリン専用でしたので、その車輪を交換します。

この2台です。 まったく同じものです。

 

裏返すと線路を磨くフェルトがついています。 これは重いダイキャストに貼ってあってこれで線路を磨きます。

交換用のフェルトは貨車の中に入っています。

この一台が絶縁車輪ですが、もう一台を絶縁車輪に変えます・

 

テスターで測ると導通がある。この貨車の車輪を交換します。

 

車輪のスペアなどパーツ箱です。

 

あっという間に交換 これでOK

 

スペアのフェルトです。 ここに入れているのはメルクリンさんうまく考えています。

 

本線上で線路磨きです・

 

線路磨き効果はあまりないのですが、2両なら少しはマシかと線路上を走り回って、磨いております。

 

当然、メルクリンの線路も走れるので、メルクリンのレイアウトも磨いています。

 

 

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光る君へ が終わった

2024年12月16日 | 雑談

NHK大河 光る君へ が終わりました。 毎年大河だけは見る癖がついているので、ここ何年かは旅行の行き先に大河に関係がある所に行ったりしています。 行き先選びが簡単だからです。 昨年は家康の岡崎や静岡などなど。

今年は紫式部なので京都近辺がほとんどですが、

ここは数年前に行った廬山寺です。 この時には紫式部は特に意識していなかったのですが、紫式部が住んでいた住居跡らしいというのは知っていました。 衝立に紫式部らしき人が描かれています。

 

この寺は桔梗が有名なので見に行ったのです。 綺麗です。

 

こんな感じの庭で、ここに紫式部の屋敷があったらしいんですけれど、この時には皆さん紫式部は意識せずに桔梗を見にきています。

 

紫式部の墓所です。 昨年です、京都紫野の船岡山あたりを散策してバス停に向かっていたら、紫式部墓所の石碑がたっていました。 偶然見つけたのです。 紫式部は源氏物語で有名ですが、私は源氏物語は好きではありません。 数年前に高齢者学校の古典の授業で奈良女子大学の古典の女の先生も、源氏物語は好きでは無いと言っていたので、女性でも好きで無い人もいるんだと思ったのでした。 

ということで、源氏物語は知らないのですが、おのずと須磨とか宇治とかの地名が出るのでそういう場面があるらしい事は知っている程度です。

 

これがお墓です。 昨日のテレビで紫式部、まひろさんは後年、紫野に住んでいたとのことなので、多分この墓所は本物だろうということです。 ということで、大河で紫式部の話が始まるとは知らずに、お参りしてきたのでした。

 

さて、今年、大河が始まりました。

高齢学校では昨年から今年の3月まで中世史を習っていたので歴史に関係があるとのことで、冬の遠足に宇治の源氏物語ミュージアムにぞろぞろ出掛けました。 建物の前で記念写真など撮ったのですが、中は撮影禁止で写せません。

そこで、このミュージアムをテレビでやった時の写真を載せます。

光源氏が御簾越しに女御を覗いている有名なシーンらしいです。  この他に源氏物語に関するいろいろな展示があり、短い映画も見ましたが宇治の浮舟の話だったか、元々知らない上に眠たくなって忘れました。

このあと、何人かが我が家までのしてきて、狭い部屋いっぱいになりながらレイアウトを見て帰ったのでした。

 

宇治は何度も行ってるので、この紫式部像は何回も撮影しています。

 

 

我が家の近くから、この時期だけ石山寺直行のバスが出ているのを見つけて、石山寺に行きました。 家から石山寺直行というのは気持ちが良い。 ここにはNHKの大河館があり中も見ました。

 

これは石山寺にある紫式部像です。 こちらはブロンズか。

 

京都嵐山の嵯峨嵐山文華館です。 ここでも、紫式部にまつわる展示をしていました。

 

紫式部の歌「巡りあひて、見しやそれとも 分かぬまに・・・」 の歌と共に木彫りの人形が飾ってありました。

この歌は小学生の頃から知っていますが、紫式部の歌だとは知りませんでした。

 

京都文化博物館。 この建物そのものではなく中を通り抜けるとあります。

 

紫式部、清少納言、赤染衛門の垂れ幕が飾ってあり、

 

紫式部ですね。

 

そして

福井まで紫式部を見にゆきました。

 

こうやって、越前市を宣伝していたからです。 大河館が武生にありました。

 

大河館の中はこれぐらいしか写していないのですが、ここから少し離れた所に紫式部公園がありその横に「紫ゆかりの館」があります。

 

父親が越前の国司になったので、紫式部もいっしょに京都から越前にゆく行列です。

 

源氏物語の絵が貼ってありますが、大河で源氏物語そのものをやっていたら、いやらしい描写ばかりになるので「まひろ」さんの話にしたのが良かった、

 

紫式部公園です。 遠くに見える金色の像が、紫式部です。

 

京都に向かって帰りたいよ〜 と言っている像なのです。

この時、雹が降ってきました、寒い土地です。 親父さんを残してたった一年で京都に帰ってきました。

 

そして、すぐに陽が差してきました。 紫式部が金色に輝いていました。

 

太宰府には行っていません、 本当に紫式部が太宰府に行ったのかどうかは知りません。

 

ということで、「まひろ」さんのお陰でいろいろな所に行くことができました。 まあ武生以外は近場でしたが。

 

 

 

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2004年 イギリス旅行 その10  ケントサセックス鉄道 サンデーランチ  その1

2024年12月15日 | 海外旅行

ケントサセックス鉄道のサンデーランチに行きます。 サンデーランチは日曜日なので、今回の旅行は日曜日を挟んだ日程にしてあります。

このサンデーランチも、若い女性のブログでこの鉄道のサンデーランチに行ったと書いてあったのでわかったのですが、イギリスでこういうことをしている鉄道があって、それに女2人で行ったとか。 ゴスラーでもそうでしたが、女性の行動力はすごい。

これを予約するのに今のようにネットが発達していないので、多分手紙だったと思いますが、日数がかかり、最終的なチケットなどの書類は来ていなかった。 予約できているか少し心配しながら行ったのです。

 

イギリスの鉄道や保存鉄道が描かれている地図です。 行った頃のものですが、ロンドンより下に昨日行ったブルーベル鉄道が載っています。 しかし、ケントサセックス鉄道が無い。 鉛筆で薄く書き足したのですが、ロムニー鉄道と書いた少し上です。 ドーバー海峡のフォークストンから近い。

この行き方ですが。

ケントサセックスのパンフレットです。 どこからも鉄道がつながっていない。

青や赤の点々の線は作ろうと思ったのか廃線になったのか、そんな線です。

そこでバスを調べると、HEADCORNだったかどこか忘れたのですが、ケントサセックス鉄道のテンターデン駅に行くバス路線がありました。 もちろん日本で調べているのですが、サンデーランチは日曜日です。 日曜日はイギリスでは安息日です。 そこでわかったのが、そのバスが日曜日は運休の日です。

さて、困った、なんとか行く方法を見つけないと、とがんばって見つけたのが、遠回りだがアッシュフォード駅からバスがある。 アッシュフォード駅はアッシュフォードインターナショナルという長い名前の駅で、パリからのユーロスターで通ったことがあり、馴染みがあるほどでは無いが、位置的には見当がつく。 

そして、今回は一泊になるのでホテルも予約した。 素晴らしいホテルで後述します。

ランチなので、昼にはサンデーランチの出発駅まで行かなければならない。

ということで、朝早く、素晴らしい朝食もとらずにホテルを出ました。

地下鉄のオリンピア駅に行くと待っても待っても地下鉄が来ない。 なんと、地下鉄も日曜日はオリンピア駅に来ないのです、短い盲腸線なのだからでしょう。

あわてて、大通りに出てタクシーを探す。 そして、最寄りの地下鉄の駅まで乗って、なんとかチャリングクロス駅まで到着できました。 日曜日のお出かけは要注意です。

 

チャリングクロス駅です。 

 

構内は前日に来て切符売り場など調べてあるので、スムーズに行きましたが、2004年この駅でのインターネット環境です。日本よりずっと進んでいる感じです。

 

チャリングクロスは頭端駅、すなわち終点の駅です。 この電車に乗りますが、アッシュフォードに行くのは先頭の3両だったか? 後ろは途中で分割します。  駅の改札は一番後ろにあるので、先頭から3両ということは先頭を見つけないといけない。 だから、先頭まで走るように行って先頭からの台数を数えなければなりません。

これは日本の京都の山陰線でも同じで、園部以西にゆくには先頭から2両目までに乗らないといけないので、列車が入る前には一体どこに並んだら良いのか分からないのです。 閑話休題。

 

この電車と同じ形の電車に乗ります。 10両編成ぐらいあったので、先頭を見つけるのが遠かった。 発射時間は迫るし。

本当にドアだらけの電車なんです。 このドアの取手が外に付いていて中からは開けられない。 外開きなので危険だからでしょう、中からは開けられない。 窓を開けて手を出してドアを開けたと思うんだけれど。

長い編成なので、それこそドアがたくさんあって、乗り降りのために開いている。 そして、ドアを閉めるバタンバタンという音が鳴り出すと出発だ。 1時間半ほどで、アッシュフォードに着いたのですが、途中からは車内はがら空き。 そして、寒い。 7月なのに寒い。 そこで、新聞紙などを体に巻いて寒さを凌いだという車内でした。

 

アッシュフォード駅です。 大きな駅なので、こちらは多分裏口で反対側が表でしょう。

バス停を探します。

 

いた人にテンターデンに行くかと聞くと、ここで良いという。これで一安心。 バスを待つ。

 

バスです。 途中から乗ってきた客がずっと運転士と話をしていたのを覚えています。 日本のように堅苦しく無い。

 

こんな田舎道を走って

 

かなり田舎だけれど、雰囲気がある家だ。 幽霊が出そうな気もするけれど、

 

1時間ほどかかってテンターデンに到着。 綺麗な町だ。

 

こんな街を模型で作ってみたいと思ったのですが、駅にはどうゆけば良いのかさっぱり分からない。

 

レンガの建物がある坂道を下り

 

教会の横を通り

 

見つけたのが牧場のような柵がある建物。 これがケントサセックス鉄道のテンターデン駅です。

さて、これからいよいよサンデーランチです、とはならない。 サンデーランチが発車する駅は違う駅です。

 

つづく

 

 

 

 

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