DAY 3 -DAY 4 へ
U.S. Open 2015 Chambers Bay
Thursday Jun 18 - Sunday Jun 21, 2015 • Purse: $9,000,000 • FedExCup Points: 600
なんという過酷な戦いだろう! 競技ゴルフの真髄とは、こういうことなのか。
おお、神よ、ジェイソンを護り給え!!!オリンポスの神々よ、ジェイソンの勇気を讃えよ!!
メニエール病で、9番ホールで倒れたJ.DAY選手、三日目も休まず、不屈の精神で顔をゆがめながら、トップの一角を占めた。驚くべきその毅然とした態度に
記者は、涙をためながら、「頑張れよ!!ジェイソン」とホールアウトまで、応援をしていた。実は、記者もその経験がある。不安定で、地球が回るのだ。とても、気持ちが悪く、立っていられる状態ではない。吐き気もある。頭の中の、コントロールをつかさどるサンパン器官に故障が生じ、まことに、厄介な病である。
米粒頬のメリスロンという錠剤が救いの薬だ。瞬間には、治らない。ジェイソンは、よくこらえた。顔は、すでに生気を失っているが、気持ちは、全米オープンに死ぬつもりで、闘っているのだろう。よくぞ、三日目に出場し、トップまで上ったなーーーというのが本音だ。USGAのマークデヴィスは、3アンダーが優勝戦線と踏んでいるのだろう。、+2で、5アンダーが2015の王座につくと記者は、勝手に思っている。
Camera;PGAtour/USGA
ジョーダンスピース、年間グランドスラムへ驀進か!!!メジャーを視野に入れたマネジメントの成功
マスターズに続いて、全米オープンも制するか!!!
今4人が、4アンダーパーである。南アのB.グレースは、パットの名手であるがゆえに、初勝利へ向かう筆頭と言っておきたい。J.スピースとジョンソンは、
2番手だと思う。ジョンソンが、優勝するなら、三日目で3ストローク離す、チャンスは大いにあったからだ。J.Dayは、メニエールが気になる。集中力の持続が難しいからだ。酷な病だ。心情は、デイにかたせたくなっているのだが。読者は、どうですか。リードは、小さなポカをいくつかやって、6ストローク、おとして、1オーヴァーパーだ。巻き返しは、不可能ではないが、4人とも、そろって、急降下するとは、常識的に無理だ。4人のうち、一人に栄冠がか輝く。
DAY 4は、熱い。瞬きさえできないほど、興奮するゲームだ。ここまで、仕上げたUSGA の思惑は、見事、大成功と言えるのではないか。グリーンに雀の帷子ポアナが、息を吹き返した表面に、ボールは、行く手を阻まれる。どこまでも深いフェスキューは、戦士たちの剣を、あっさり、はねのける。
camera;USGA/PGA Tour
David Cannon の18番ホール