2020、オリンピック会場のいくへ????
一件、落着となるのか???
オリンピック会場には、36ホールが必至で、まず。スケールの点が最初に持ち合ったのであろう。東京オリンピックといっても、会場は、埼玉であり、地方の力を借りなければ、成立しない。
霞ケ関C.Cは、緊急理事会を開催し、女性入会を認証する決議をした。霞ケ関にとっては、JOCの圧力で女性入会認証の決議がなされたというスキームは、好ましくないと考えているので、どうしても、自発的に女性入会を認証する理事会と位置付けたいようだ。
マスターズのオーガスタナショナルが4年前、女性入会を認めたのは、ウーマンパワーに押されて、結社を壊された時点に始まった。当時の国務長官でもあったコンドレッサ女史が入会したことで、話題になったのは、周知の事実である。もちろん、人種差別を意識するパンアメリカンは、黒人を入会させた経緯から、ゴルフは、万人に平等論が建前になって、36年間、取材で現地を訪れる記者は、カラードにたいする意識が変化した事実を肌に感じたのを覚えている。実際に、日本人も歓迎されていたのか、どうか、迷っているときだったから、アメリカの変化には、根底を流れる血脈は、自由の旗印にあると、記者は考えるようになった。
それに、加えて、セントアンドリュース、R&A に女性会員を認証する決議を出して、もはや、ゴルフの世紀は、男のセルターとしてのゴルフ場は、存続が難しくなったといえる。そもそも、ヨローパにおけるクラブは、女性から逃げる男の隠れみのみたいなもので、一種の秘密結社の体を成して、長年、継続してきた組織である。しかし、オリンピックなど、女性の地位も男性の地位も同格で、クラブといえども男女区別なく、正会員になれるのが、趨勢となった現在である。
このガタガタ、ドタバタ劇は、霞ケ関が、オリンピックをやりたいと手を挙げたのでは、ないとすれば、誰が、一体、この問題を霞ケ関にもっていったのか、である。頭が少し、足りない、世間知らずが、勝手に、霞ケ関がいいよ、と手打ちをやったのか、世間を騒がして、いまだにしこりを残して、最終決定になっていないこのゴルフ会場問題は、一件落着のようにも、見えるが、果たしてうまく収まるのか。
霞ケ関の問題は、男女の問題ばかりではなく、夏は、35度を超える。今までの公式試合で、初日、4名、2日目、4名、救急車のお
世話になった経緯もあるから、この対策も必要だ。また、宿がないので、選手たちをヘリで運ぶのか、? それにともなう人材は、少なくとも1000人は要ると思うが、どこにボランチアを求めるか。などなど、イベントに必須の条項を3年内で収めていく必要がある。オリンピックで、倒れた、生命を落としたなどと、万が一にも事件が起きた時は、誰が責任をとるのだろう。怖い、話である。
まずは、これからの議論をテーブルに載せて、有識者たちの意見を十分に、森会長は、読み取ってほしい。メデイアに対する情報をまちがいなく、早急に伝達してほしいものだ。
オリンピック取材登録メデイア、ゴルフタイムスは、イベントを成功させるには、何が必要かを検証したい。
オリンピック、特別特任記者 唐津仁(執筆同人)