USツアーがいよいよ開始の宣言をしたのは、6月になってからである。初戦と思われがちであるが、2020年度のUSツアーは、12月で前半を消化しており、途中下車でストップした行程である。タイガーなどの社会貢献の試合も行われ20億円の寄付で一挙にツアー開始への意向が固まった。
まだ、アメリカはコロナウイルスの影響が終息しておらず、社会の批判を甘んじて受ける覚悟で臨んで勇ましい。
この成功が、世界のゴルフに与える影響は大きく、期待されないわけがない。
日本も多くを学び、ただ終息を待つだけでは、解決策には程遠い。勇気と決断が欠如すると、2020のオリンピックが危ういと考えるのは、記者だけではないだろう。
ただ、世界で罹患者が700万を超え、死者も40万を超えた。ゆえに、世界の知性が団結をして、いち早くワクチンの誕生を模索してもらいたい。
ゴルフには、観客も2クラブ離れて、観戦になるのだという。これもまた、思案中の問題である。
さあー、ゴングにエールを送ろう。 古賀剛大