YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

シリンダー圧縮圧力測定(E.G.S.Limited効果確認)

2022年05月14日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
62,918.1km

15km程走り、エンジンを充分に暖め。

戻ってすぐプラグを外し、コンプレッションテスターをセットして、スロットル全開状態でセルを回し、さらにキック。




左右とも8kg/cm3を切る位。前回測定時より低い😓

数値的には、シリンダーとピストンリングの密閉力アップに関しては、E.G.S.の効果はなかったことになるな。

しかし、体感的には、E.G.S.施工後は明らかな違いを感じているので、フローティング効果によってピストンがスムーズに動くという効果はあったということにしておく。

それにしても圧縮圧力の低さは気になる。
原因はバルブか?ピストン&シリンダーか?
バルブなら、シリンダーヘッドを外すだけで確認できるが、そこまでやるなら、きっとシリンダーを外してピストン周りまでちゃんとしたくなるから、かなり大そうだ。

気になるが、現状調子はいいようだし、しばらくこのままでいくか。

清掃後15kmだけ走ったプラグ。まあとりあえずこの位でよしとする。

安物のマイクロスコープをプラグホールから突っ込んで、ピストンヘッドを撮影してみる。

ピンボケでもかなりキレイな状態を保っているのがわかる。


カーボンが付いているが、増えてはいない。むしろ少し減っているかもしれない。
でも右ピストンとはずいぶん違う。

なにより、左右ともシリンダー壁の状態が気になる。

1,100km程しか走っていないにしては、汚れているように見えるエンジンオイル。
このオイルの洗浄性が高いせいか、それともエンジン内の燃焼状態が変化したせいか?

円陣家至高のチェーンルブ(C.P.O.)をクラッチワイヤーにも使用してみた。いい感じ。

リアタイヤはだいぶ減ってきた。残り溝3.7mmというところかな。



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