YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

左シリンダー燃焼不良 6

2022年01月22日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録


テストラン約6km。


エンジン冷間時から始動しても1,200回転で、チョーク無しでも普通にかかる。


エンジンが暖まるとアイドリング回転数は2,000回転位で、タコメーターがほんの少し上下する。


戻ってからエンジンが暖まっているうちに、アイドルアジャストスクリューで1,200回転あたりにセットし直す。

どうもアイドリング時に不安定な感じ。

アクセルを開けると吹けは悪くはない。やや重たい(もたつく?)感じも無いではない。でも高回転まできれいに回る。



プラグチェック。

前よりはマシな様には見えるが、やはりまだ左がかなり煤けている。


あまりプラグの焼け具合にばっかりこだわることもないらしい。


この症状が出てからは短距離しか走ってないから、長距離走ってみたらどうなのかということもあるし。


不安は残るが、このままで少し長距離走ってみるか。


左シリンダーの燃焼不良 5

2022年01月20日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
作業するつもりはなかったが、どうにも気になり、エンジン始動テストだけやってみた。

エンジンのかかりがやや悪い時がある。
冷え込んでるので、調子が悪いのか、冷えてたらこんなもんなのか、どっちかわからなくなってきた。

アイドリングをしばらく続けていると、回転数が徐々に落ちてくる。でもエンストするほどではない。そこからアクセルを開けると、やはり一瞬タイムラグの後回転が上がる。タイムラグがなくスムーズに上がっていくこともある。

中回転(3,000〜4,500回転)では、空ぶかししかしていないが、ちゃんと吹けていると思われる。

しかし、プラグを外してみてみると、相変わらず左が煤けている。前よりはマシかもしれない。

燃料系、というか、やっぱり不調の原因はキャブかな?もっと徹底的にチェック・洗浄すべきだったか。

点火系はほぼ完全にチェックできているはず。コイル、プラグコード、プラグキャップ、プラグ、点火時期、どれも正常。まさか、導入後間もないデジタルイグニッションユニットが原因とは考えたくない(~_~;)

調べてみたところでは、パイロットジェットが詰まり気味なのかもしれないと思い、モノタロウで他の部品と一緒にパイロットジェット(スロージェット?)を1個だけ発注。

しかし交換となると、またキャブを外さないといけない。めんどくさいと思ってしまう。

この状態のまましばらく走ってみようかとも思う。



左シリンダーの燃焼不良 4

2022年01月16日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
約6kmテストラン。



信号待ちでは、アクセルを吹かしておかないとエンストしそうになる。
ある程度回転を上げて走っている時は好調。

テストラン後すぐプラグを外してチェックしてみる。


左右ともきれいに焼けている。

やはり不調の原因はキャブか?
パイロットジェットの詰まり?


またもやキャブを外し、各流路をキャブクリーナーで洗浄、その後エアーを通す。


パイロットジェットは光にかざして穴を見たところ、一応通ってはいるが、ちょっと細い気がする。
キャブクリーナーを使用、エアーで飛ばしてから確認。


右のエアパイロットスクリューのワッシャは、スペアの部品取り用キャブから外していたものを使用。

キャブを組み付け、エンジン始動。

症状は変わらず、2,000回転から3,500回転位の間で引っかかりがあり、その後アイドリングに戻ると徐々に回転が落ち、場合によってはエンストする。
プラグは、また左だけ真っ黒に煤けた。


プラグがスパークしているか確認も兼ねて、再度点火タイミングを調整。
火花はきれいに飛んでいる。点火タイミングも間違いないはず。
一応、再度マグネットローターディスクの位置を合わせなおす。

エンジン始動テスト。2,000回転から3,500回転あたりの引っかかりはなくなったみたい。アイドリングをしばらく続けてからアクセルを開けると、回転が上がるまでワンテンポ遅れるという症状が発生。
何が要因かわからないものの、少しは良くなったか?

しばらくこのまま様子をみてみることにする。

左シリンダーの燃焼不良 3

2022年01月15日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
先日購入した、パイロットスクリューのワッシャーを取り付ける。


取り付ける時に一個落として紛失してしまった。
右はこのままで問題ないので、左だけ取り付け。

ほんの少しの間アイドリングして、プラグの焼けを見る。


左はやっぱりこんな感じで、あっという間に煤ける。


右は異常なさそう。

アイドリング自体はまあまあ安定している様に思うのだが、左が燃焼不良であることは間違いない。

アクセルを開けていくと、2,000回転から3,500回転辺りまで、引っ掛かりがある。それ以上回すと吹けがよく、そこからアイドリングに戻ると、徐々に回転が落ち、場合によってはそのままエンストする様になった。

このままの状態で明日少しテストランしてみることにする。

左シリンダーの燃焼不良 2

2022年01月14日 | YAMAHA XS250(SOHC) トラブル対応・修理記録
アイドリングしながら左キャブのエアパイロットスクリューを締め込んでいくと、回転が上がる。

左のプラグは煤けていたから、混合気は元々かなり濃いはずなのに、さらにエアパイロットスクリューを締め込んでもカブって止まらずに回転が上がるのだろう?

わけがわからない。

右シリンダーは、エアパイロットスクリューを締め込んでいくと回転が落ちてくるから正常な状態だ。

ひとつずつチェックしていくしかないか。


新品に交換してから1年も経っていないのでたぶん関係ないと思うが、イグニッションコイルを左右入れ替えてみることにする。

一応抵抗値をチェック。

付け替えた後で測った。左に付いていた方。一次コイルは2.75Ω。正常。

二次コイルは17.19kΩ。純正コイルの基準値は7.9kΩ±20%となっているので大幅に異なるが、こんなもんでいいのか、これが影響しているのかは不明。


右側に付けていた方は、一次コイル2.54Ω。


二次コイル12.07kΩ。もう一方とはかなりちがう様に思うが、もう一方の方はプラグコードを付けた状態で測定したので何ともいえない。

左プラグコードの導通も一応チェックしたが異常なし。

これでテストランしてみて、何も変わらなければ純正コイルに戻すことも考えて、抵抗値をチェックしておく。

コイル1
2.76Ω/7.97kΩ
(写真撮るのを忘れた)


コイル2
2.75Ω/7.97kΩ

完璧な値。

夜遅くに住宅街でエンジンを動かすことは憚られるため、テストは持ち越し。

これでダメならあとは、燃料系かも。キャブを徹底的にチェックするか。

それでもダメなら、圧縮不良が原因か?
フルオーバーホールしてから、それほど距離は走っていないのだが。
バルブのすり合わせぐらいはやっておいた方がいいんだろうか?そうなるとシリンダーヘッドを外すことになるし、面倒だ。